テスラの 「オプティマス・ロボット」 はリモート・コントロール?
先日,TVニュースで テスラが開発したロボット「オプティマス(Optimus)」が紹介され,そのロボットとしての完成度に驚き,数年後に 450万円で市販されるとのことで,いよいよ SF映画の世界が現実になったと思ったのですが-
‘NEW YORK POST’,Oct.15,2024付けで
“Tesla’s walking, talking Optimus robots were partly controlled by humans: report”
「テスラの,歩き,話すオプティマス・ロボットは部分的に人間によって制御されていた:レポート」
のタイトル記事で やや失望しました。
下記,拙訳・転載します。
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先週ハリウッドで行われたイーロン・マスク(Elon Musk)の人目を引いた(splashy)「サイバーキャブ(Cybercab)」イベントで注目を集めた,歩き回り,話すオプティマス・ロボットは,一部は人間による遠隔操作で操作されていたと報道されている。
顔のない身長約6 ftのロボットは,フルーティーなカクテルを出し,テクノ・ミュージックに合わせて踊り,ゲストと雑談を交わした(chit-chatted)。
オプティマス・ロボットは人工知能(artificial intelligence)を使って歩くことができたが,その動作の多くはテスラの従業員によって遠隔操作されていたと,情報筋が ‘Bloomberg’ に語った。
木曜日のイベントの後,ゲストはソーシャル・メディアで、ロボットのいわゆる自律機能(autonomous capabilities)について推測した(speculate)。
マスク氏はイベント中,ロボットの背後にある技術の限界については語らず,オプティマス・ロボットはゲストからの質問に対して率直に答えた(forthcoming)ようだ。
X に投稿されたある動画では,イベントでバーテンダー・ロボットがゲストにこう話している:「今日は人間の手を借りている。まだ完全に自律的ではない。」
テスラはコメント要請には応じなかった。
マスク氏は木曜日,オプティマスは芝刈り,犬の散歩,子供の世話,あるいはただの友達になれる「史上最大の製品(the biggest product ever of any kind)」になると主張した。
億万長者のマスク氏は,ロボットの価格は車よりも安く,2万ドルから3万ドルになると述べた。
マスク氏は今年初め,テスラは来年末までにこのヒューマノイドロボットを販売できるかもしれないと述べた。
「サイバーキャブ」のイベントは,テスラの従業員以外の人々がオプティマスと触れ合う初めての機会であり,イベントにあまり感銘を受けなかった多くの投資家やテスラの熱狂的ファンにとってハイライトとなった。
しかし,リモート・コントロールの発表により,オプティマスがすぐにリリースされるという期待は打ち砕かれた。
専門家は以前,このロボットが本格的に(in full swing)リリースされるまでにはおそらく10年ほどかかるだろうとポスト紙に語っていた。
「ロボットは,不整地(uneven terrain)でも安定して歩くこと,1回の充電で1日中持続すること,人やペットの周りを安全に移動するなど,見た目以上に厄介な問題を抱えている。」と ‘QueryPal’ のCEO,デヴ・ナグ氏はポスト紙に語った。
「マスク氏は野心的なタイムラインで知られているが,ほとんどの専門家はオプティマスが家庭での使用が可能になる前に,まず工場や倉庫でその実力を証明すると考えている。」と同氏は述べた。
マスク氏がハイテク・マニア(tech junkies)の期待を高めたのは今回が初めてではない。2021年のテスラのイベントで同氏は「テスラ・ボット(Tesla bot)」を発表し,その後ロボット・スーツを着た男性がステージに上がりダンスを披露した。翌年,同氏はスタンドで支える必要のあるプロトタイプを発表した。
オプティマス・ロボットは,もともと先週のイベントには含まれていなかった。
事情に詳しい人物が「ブルームバーグ」に語ったところによると,マスク氏は従業員に対し,ロボットを「サイバーキャブ」イベントに含めたい旨を 3週間前に通知していたという。時間的な制約により,従業員がソフトウェアを増強する(ramp up)余裕はほとんどなく,リモート操作が必要になったと関係者は語った。
このイベントでは,新型サイバーキャブ・タクシーと20人乗りの「ロボバン(robovan)」も披露された。投資家,ウォール街のアナリスト,テスラ・ファンなどのゲストが,自動運転のサイバーキャブ(Cybercabs)に乗車した。
大いに期待されていた自動運転タクシー(autonomous taxis)は,結局ファンとウォール街を失望させた。技術関係者は,このイベントには技術的な詳細が足りないと不満を漏らした。
同社の株価はイベントの翌日,2カ月以上ぶりの大幅な下落を記録した。
計画に詳しい人物がブルームバーグに語ったところによると,テスラの億万長者CEOはステージ上で自動運転関連の話題をさらに取り上げる予定だったという。
情報筋によると,彼のプレゼンテーションには,テスラのトラックの背後にある人工知能,将来の配車サービス,ソフトウェアの価格設定などの詳細が含まれるはずだった。
関係者はブルームバーグに対し,彼は資料を飛ばしたか,イベントのスケジュールから削除したと語った。
オプティマスが部分的に遠隔操作されていたという暴露は,アナリストの一部をさらに失望させるかもしれない。なぜなら,ほとんどのアナリストはロボットを嬉しいサプライズと呼び,イベントのハイライトと呼んでいたからだ。
「昨夜テスラが発表したものは驚くべきもの(jaw-dropping)だった」とウェドブッシュのアナリスト,ダン・アイブス氏はイベントの翌日にポスト紙に語った。「昨夜は歴史的な出来事だったと思う。」
(転載了)
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SFの世界は まだまだのようです。
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