世界には 意外なものが禁止されている,日本では?(その1)
‘cheapism.com’,Sept.23,2024付け
“23 Bizarre Things That Have Been Banned Around the World”
「世界中で禁止されている奇妙なもの23選」
のタイトル記事を拙訳・転載します。
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Wait, That’s Illegal ?
ちょっと待って、それは違法 ?
旅行中に,訪問先の国で厳しく禁止されていることをやってバカ者(idiot)のように思われることは珍しくない。しかし,国によっては,一見普通のことでさえ禁止しているため,その国の法的規制について徹底的に調べない限り,何が違法なのかを知る方法がない。どんなに善意の(well-meaning)旅行者でも,ルールを知らずに苦境に陥る(end up in hot water)ことがある。
世界中で違法となっている奇妙な(bizarre)もの 23 選を紹介する。
- Chewing Gum in Singapore/シンガポールのチューインガム
吐き出そう! 1992年以来,チューインガムは -医療用でない限り - シンガポールで禁止されている。シンガポールは,潔癖症(neat freak)の国として知られ,風変わりな(quirky)法律にも慣れ親しんでいる都市国家である。この禁止は,街を清潔に保ち,ゴミをなくす(litter-free)ために設けられた。シンガポールが世界貿易の中心地として成長するにつれ,人々はゴミを捨て,電車のドアの間にガムを挟むようになった。
このガム禁止のルールは,軽い罰(slap on the wrist)ではない - ガムを輸入して捕まった場合,最高 10,000 シンガポール・ドル (7,677.41 米ドル) の罰金と懲役刑が科せられる。
- Blue Jeans in North Korea/北朝鮮のブルー・ジーンズ
ジーンズは世界中で定番の服かもしれないが,北朝鮮では西洋文化や米国帝国主義と結びついた「反逆の象徴(symbol of rebellion)」とみなされ,厳禁(strictly off-limits)となっている。ジーンズは長い間,抵抗とカウンターカルチャーの「ユニフォーム」であったため,全体主義政権(totalitarian regime)は支配を維持するために 1990年代からこの奇妙な禁止令を施行してきた。誰もがドレスコードに従っていることを確認するために,街を巡回し,ルールに則った服装をしているかどうかをチェックする「ファッション警察」部隊が存在する。ジーンズをはいているのが見つかったら,罰金,公の辱め,さらには投獄を覚悟しなければならない。
- Kinder Surprise Eggs in the U.S./ 米国のキンダー・サプライズ・エッグ
米国にはさまざまなものが密輸されている(smuggle)が,キンダー・サプライズ・エッグがその中にあるとは思わないだろう。しかし,実際はそうなのである。この人気のヨーロッパのキャンディーは,食品の中に非食用(non-edible)のものを入れることを禁じた 1938年の法律により,米国では禁止されている。チョコレート・エッグにはサプライズ・トイが付いてくるが,米国ではこれが窒息の危険があると考えられている。米国版にはキンダー・ジョイがあり,こちらではトイとキャンディーが別々に入っている。
- Scrabble in Romania/ルーマニアのスクラブル(単語ゲーム)
スクラブルは米国や世界中で愛されている娯楽だが,ルーマニアでは一時期 違法行為だった。南東ヨーロッパの国の元大統領で独裁者のニコラエ・チャウシェスク(Nicolae Ceausescu)は,この言葉遊びを「知的すぎる(overly intellectual)」「破壊的な悪(subversive evil)」とみなして禁止した。チャウシェスクの失脚後すぐに禁止は解除され、現在ルーマニアには独自のスクラブル連盟がある。
- Valentine’s Day in Saudi Arabia/サウジ・アラビアのバレンタイン・デイ
2月14日には,世界中で店のショーウィンドウがハート型のもので埋め尽くされ,人々が花を買うのを目にするだろうが,サウジ・アラビアでは2月13日と変わらない普通の日だ。2008年,このイスラム教国はバレンタイン・デーを,伝統的な慣習や礼儀に反するキリスト教の祝日と呼び,禁止した。政府は「宗教警察」を配備し,ラブラブな(lovey-dovey)贈り物を交換する者を取り締まるほどだった。しかし,2019年,愛(あるいは資本主義)が勝利し,禁止は解除された。
- Baby Walkers in Canada/カナダの歩行器
歩行器は流行遅れになりつつあり,多くの研究でそのメリットはリスク(運動能力の遅れ,怪我のリスク増加,さらには発達障害など)に比べて疑わしいと示唆されているが,それでも世界中でまだ入手可能だ。ただし,カナダだけは例外である。カナダでは2004年以降 歩行器は違法となっているため,幼児は自分で歩けるようになるまでハイハイ(crawling)を続けるしかない。カナダでは歩行器は安全ではないとみなされており,所持または販売しているのが見つかった場合,最高10万カナダドルの罰金が科せられる可能性がある。
- Ponytail and Mullets on Men in Iran/イラン,男性のポニーテールとマレットヘア
ポニーテールやマレットヘアの男性は,世界ではおしゃれ(hip)で芸術的とみなされるかもしれないが,イランでは「悪魔崇拝者(devil worshipers)」とみなされ,罰金を科せられる。2010年,イランは男性のポニーテール,マレット,ジェルを塗った長い髪を公式に禁止し,イスラム文化に反する西洋風のヘアスタイルと位置付けた。この禁止は,伝統的価値観を守るためのより大規模な「道徳的安全保障(moral security)」イニシアチブの一環であった。全国の美容院には,男性に許容されるヘア・カットの承認リストが配布された。
- Yellow Clothing in Malaysia/マレーシアの黄色の衣類
2015年,マレーシアの当時の首相ナジブ・ラザク(Najib Razak)は,大規模な汚職スキャンダルの中,選挙改革と透明性を求めていたベルシ運動(Bersih movement)からの圧力の高まりに直面した。この運動は黄色を公式色として選び,大規模な抗議活動の間,クアラルンプールの街は黄色いシャツを着た抗議者で溢れていた。
政府は彼らを阻止できず,黄色を着ることは公共の秩序を脅かすとして,印刷出版法(the Printing Presses and Publications Act)を発動して黄色を禁止した(当然のことながら)。
- Goldfish in a Bowl in Rome, Italy/イタリア,ローマの金魚鉢
これは実際に意味のある禁止事項である。ローマでは金魚をペットとして飼うことができるが,丸いガラスのボウルではなく水槽(aquarium)で飼う必要がある。永遠の都ローマでは,金魚を小さなボウルで飼うことは残酷であり,動物から酸素を奪う(depriving)ことになるとして禁止されている。
- Flip-Flops in Cinque Terre, Italy/イタリア,チンクェ・テッレのビーチサンダル
イタリアは、きしむ(squeaky)夏用の靴を履いて歩く観光客にうんざりし,ビーチサンダルを禁止した。しかし,それはファッション・センスに疑問があるからではなく,安全上の理由だ。人気の高い海辺の丘陵地帯チンクェ・テッレでは,ビーチサンダルを履いた観光客がハイキング・コースで救助を必要とすることが頻繁にあった。2019年には,ビーチサンダルの着用に最高2,600ドルの罰金を課す法律が可決された。
- Lacy Underwear in Russia/ロシアのレースの下着
ロシアは国民の下着の選択に発言権を持っているようだ。2014年にロシア,カザフスタン,ベラルーシは,健康上の理由から下着に少なくとも6%の綿を含むことを義務付ける規制を施行し始めた。主に合成繊維であるレースは この規制の対象にはならなかった。
当然ながら,これはうまくいかなかった。政府が下着の選択に介入することは不適切として 国民に抗議活動が起こった。
- Obesity in Japan/日本における肥満
相撲が人気のスポーツである日本で,スリムな体型を維持することが法律で義務付けられている。2008年に政府は肥満率(obesity rates)と生活習慣病(lifestyle-related diseases)の増加の取り組みの一環としてメタボ法(the Metabo Law)を導入した。この法律では,40歳から74歳の国民のウエスト・サイズを男性で 33.5 in(85cm),女性で 35.4 in(90cm)に制限している。この制限を超えても,警察がメジャーを持って追いかけてくるわけではないが,カウンセリングや生活習慣改善プログラムに参加しなければならない場合がある。雇用主や地方自治体も従業員や住民がこれらの基準を満たすようにする責任を負っており,日本では減量はグループ・プロジェクトとなっている。
注目すべきは,日本の肥満率は世界の他の地域ほど高くないということで,米国では人口の 42% が肥満であるのに対し,日本での肥満は人口の 5% 未満とされている。
(転載―その1 了,その2に続く)
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日本では 「スリムな体型を維持することが法律で義務付けられている」 ことを知りました。
更に ダイエットに励みます。
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