時折りの欲しいもの:シンプルな万能ナイフ,‘Aerocrafted Sideslip Utility Knife’
‘GEAR PATROL’,Oct.5.2024付け
“This Is What You Get When Aerospace Engineers Design a Pocket Knife”
「これが 航空宇宙エンジニアがデザインしたポケット・ナイフ」
のタイトルで紹介されたナイフです。
下記,拙訳・転載します。
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Straightforward tasks call for simple tools. But simple can always be better.
単純な作業にはシンプルなツールが必要。しかし,シンプルなものは常に優れている。
単純な(straightforward)作業には単純なツールが必要である。箱を開けたり,梱包材を切ったり,汚れ(gunk)を削り取ったりといった作業(chores)には,単純な(simple)万能ナイフ(utility knife)で十分である(does the trick)。
しかし,単純な製品であっても,徹底的に考え直す必要がある(warrant)。これは,現在 ‘Aerocrafted’ というブランドで販売されている,‘Sideslip Utility Knife’ をデザインした航空宇宙エンジニア(aerospace engineers)のグループがまさに行ったことである。
‘Aerocrafted Sideslip Utility Knife’
当初は資金調達に成功した ‘Kickstarter’ で発売されたこのナイフは,できるだけコンパクトで軽量にするために,スケルトン化されたフレームと,刃を保持する溝(channel)にロックされる小さなスライドを組み合わせた,たった 2つのパーツで構成されている。
最終的には,選択したバージョンに応じてブロンズまたはウルテム(Ultem)で作られており,従来のスライド・スイッチ(頻繁に故障する)に代わるもので,時間の経過とともに自然な緑青(natural patina)が形成されることが期待される。
一方,フレームには「グレード 5 チタン」または「高強度 7075 アルミニウム合金」を選択でき,どちらも大型ホームセンター(big-box hardware store)で販売されているプラスチックに比べて大幅にアップグレードされている。
刃について言えば,エンジニアが気にしなかった(didn’t fuss with)唯一の部分は刃である。彼らは,わずか数セントで手に入る台形刃を中心に ‘Sideslip Utility Knife’ をデザインした。さらに,追加のツールなしで 数秒で刃を交換(swap out)できる。
最後に,内蔵のポケット・クリップとキー・リング・ホールにより,さまざまな持ち運びオプションが実現する。
Pricing and availability/価格と入手方法
‘Sideslip Utility Knife’ は現在,右利き用と左利き用(right- and left-handed)の形状(configurations)が販売されており,価格はアルミ・フレームが $58から,チタンとブロンズのバージョンが $98からとなっている。
このナイフは米国でソリッド材料から精密 CNC(Computerized Numerical Control)機械加工されている。‘Aerocrafted’ はカリフォルニア州サン・ルイス・オビスポ(San Luis Obispo)に拠点を置いている。
(転載了)
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