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2024年11月28日 (木)

“DEI” とは?

近年,企業経営において “DEI” という言葉が注目されているようです。
DEI” とは何か? そもそも何の略か,英文Wikipedia を見ました。
下記,拙訳・転載します。
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Diversity, equity, and inclusion
「多様性,公平性,包括性」

多様性(diversity),公平性(equity),包括性(inclusion) (DEI) は,すべての人々,特に歴史的に過小評価されてきた(underrepresented)グループや,アイデンティティや障害(disability)に基づく差別(discrimination)の対象となってきたグループの公正な扱いと完全な参加を促進することを目的とする組織フレームワーク(organizational frameworks)である。

これら 3つの概念 (多様性,公平性,包括性) は,組織が DEI フレームワークを通じて制度化しようとしている「密接に結びついた 3つの価値(three closely linked values)」を表している。この概念はこの用語より前から存在しており,その他のバリエーションには、多様性,公平性,包括性,帰属意識(belonging) “DEIB”,包括性と多様性 “I&D”,正義、公平性(justice),多様性,包括性 (“JEDI” または “EDIJ”),多様性,公平性,包括性,アクセシビリティ(accessibility )(“IDEA”,“DEIA”,または “DEAI”) などがある。

多様性(diversity)とは,アイデンティティやアイデンティティ政治(identity politics)など,組織の労働力の中に多様性が存在することを指す。これには,性別,民族(ethnicity),性的指向(sexual orientation),障害,年齢,文化,階級(class),宗教,意見が含まれる。

公平(equity)とは,公正な報酬(fair compensation)や実質的な平等(substantive equality)など,公平性(fairness)と正義(justice)の概念を指す。より具体的には,公平性には通常,社会的格差(societal disparities)に焦点を当て,リソースと「歴史的に不利な立場にあったグループに意思決定権を与える」ことや,「個人の固有の状況を考慮し,それに応じて待遇を調整して,最終結果(end result)が平等になるようにする」ことも含まれる。

最後に,包括性(inclusion)とは,「すべての従業員が自分の意見が聞き入れられると感じられる」体験と帰属意識(sense of belonging)および一体感(integration)を生み出す組織文化の創出を指す。

DEI” は,多様性訓練(diversity training)などの特定のトレーニングの取り組みを説明するために最もよく使用される。 “DEI” は企業トレーニングの一形態として最もよく知られているが,学界(academia),学校,病院など,多くの種類の組織でも推進(implementation)されている。

2020年代に入り,“DEI” の取り組みとポリシーは批判を招いており,多様性訓練(diversity training)などのツールの特定の有効性や,言論の自由や学問の自由への影響に向けられた批判もあれば,より広く政治的または哲学的な理由で批判を集めている。 さらに,“DEI” という用語は,米国の少数派グループに対する民族的中傷(ethnic slur)として 勢いを増している(gain traction)。
(以下略)
(転載了)
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