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2024年12月 1日 (日)

トランプおよび米国への,大統領選後の米国民の感情は-

Pew Research Center’,Nov.22, 2024付け
Public Narrowly Approves of Trump’s Plans; Most Are Skeptical He Will Unify the Country
「国民はトランプの計画をわずかに支持;大半は彼が国を統一するかどうか懐疑的」
のタイトル調査結果報告を下記,拙訳・転載します。
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米国人は 2020年や 2016年の選挙後よりも 今日の方がトランプに対して「温かい(warmer)」感情を表明している

001_2024112317210111月5日の大統領選挙でドナルド・トランプが勝利したことを受けて,米国民は次期大統領の将来に向けた計画や政策を僅差で支持している。米国成人の約半数(53%)がトランプの計画を支持し,46%が不支持となっている。

002h_20241123172001 大統領選挙のときと同様,トランプは経済政策の対応に幅広い信頼を引き寄せている(draws)。米国人のほぼ10人に6人(59%)は,次期大統領が経済政策について適切な決定を下すと非常に,またはある程度信頼していると答えている。
また,法執行(law enforcement)と刑事司法(criminal justice)(54%),移民(53%),外交政策(53%)についてもトランプに信頼を寄せていると答えた人が多数派である一方,中絶政策(abortion policy)の対応に信頼を寄せている人は 45%と少ない。

分裂的な(divisive)大統領選を経て,41% が トランプが国を団結させると確信している。59% はトランプがそれをできるとは ほとんど,あるいはまったく信頼していない。そして,米国人は,選挙でカマラ・ハリスを支持した人々に働きかけるこれまでのトランプの努力を低く評価している。
米国人の約半数 (52%) は,トランプがハリスの支持者に働きかけて国を団結させることが極めて,あるいは非常に重要であると答えている。さらに 30% は,それが ある程度重要だと答えている。それは あまり重要ではない,あるいはまったく重要ではないと答えたのはわずか 17% だった。

003h_20241123172001 トランプが副大統領の支持者に働きかけて国をまとめようとした仕事が「素晴らしい」または「良い」と答えた米国人はわずか 31%で,その2倍以上(66%)が「まあまあ」または「悪い」と答えた。

ピュー研究所が2024年11月12日から17日まで9,609人の成人を対象に実施した最新の全国調査では,トランプの個人的なイメージは2020年または2016年の選挙直後よりも好意的になっていることがわかった。
(注:ほとんどのインタビューは,保健福祉長官(secretary of Health and Human Services)へのロバート・F・ケネディ・ジュニアや司法長官(attorney general)へのマット・ゲーツ(Matt Gaetz)の最初の指名など,トランプが閣僚候補を発表する前に完了した。)

004h_20241123172001 トランプに対する感情を0から100までの「感情温度計(feeling thermometer)」で示すよう求められたとき,43%がトランプを「非常に温かい」または「温かい」(0から100までのスケールで51から100の間)と評価した。トランプを「冷たい」(50未満)と評価した人はやや多く(48%)で,そのうち 40%はトランプを「非常に冷たい」(0から24の間)と評価した。
それでも,今日 トランプを温かいと評価する米国人の割合(43%)は,2020年の選挙後(34%)や2016年の選挙後(36%)よりも高くなっている。

トランプを冷静で(even-tempered)模範的な人物(good role model)と評する人は 10人に4人未満。トランプの個人的な性格(traits)や特徴を評価する際,55% の過半数が「精神的に明晰(mentally sharp)」という言葉がトランプを非常にまたはかなりよく表していると答え,ほぼ同数 (51%) がトランプは約束を守ると答えている。
大統領選挙を 一般の米国人のニーズに配慮している (45%) または公正(honest)である (42%) と評する人は半数未満。
そして大統領選挙のときと同様,トランプは冷静さ(37%)と良い模範(34%)の評価が比較的低い。

How Americans feel about the country after the election
選挙後,米国人は米国をどのように感じているか

国内の現状に満足している米国人の割合は,10月以降,23%から29%に増加した。過去数年間同様,大多数(70%)が依然として国内の状況に不満を抱いている。
共和党員と民主党員は,トランプの勝利以来,国に対する見方が入れ替わった(traded places):

共和党員および共和党寄りの無党派層の 35% が国内情勢について肯定的な見解を示しており,先月のわずか 10% から増加している。
民主党員および民主党寄りの層の約 4分の1 (24%) が肯定的な見解を示しており,10月の 38% から減少している。

005h_20241123172101 民主党員の間では,恐怖(fear)と怒り(anger)が支配的な感情となっている。民主党員のほぼ 4分の3(73%)が国の現状について「恐怖」を感じている一方,54%は「怒り」を感じている。民主党員のうち「希望」を感じているのはわずか 29%で,「誇り」を感じているのはさらに少ない(14%)。

共和党員は希望に満ち,恐怖心は少ない。共和党員の大半(76%)は,国の現状に希望を抱いていると答え,半数近く(46%)は誇りに思っていると答えている。共和党員の間では,恐怖心や怒りは民主党員ほど広がっていない。

Other findings: Presidential transition, emotional reactions to Trump’s win, the state of partisan relations
その他の調査結果: 大統領の交代,トランプの勝利に対する感情的な反応,党派関係の状態

2020年とは対照的に,スムーズな大統領の交代が予想されている。米国人のかなりの大多数 (70%) は,トランプ政権への移行がスムーズに進むと 非常にまたはある程度確信していると述べている。共和党員 (79%) は民主党員 (64%) よりも移行がうまくいくと答える傾向がある。トランプが選挙結果に異議を唱えていた 4年前の同様の時点では,移行がスムーズに進むと予想していたのはわずか 26% だった。

トランプの選挙後の行動は,4年前よりもはるかに好意的に受け止められている。2020年の選挙直後,トランプの選挙後の行動を「素晴らしい」または「良い」 と評価した米国人はわずか 4分の1程度(28%)だった。今日では,トランプの行動を好意的に評価する人はほぼ2倍(53%)に上る。ハリスの選挙後の行動を「素晴らしい」 または 「良い」と評価する人も同程度(56%)いる。

トランプの勝利に対する反応。
共和党員は,安堵(トランプの勝利に安堵したと回答した人は 46%) と興奮(43%)が入り混じった反応を示している。民主党員の過半数(56%)は選挙結果に失望を表明し,31%は怒りを表明している。トランプの勝利に対する反応は,ほとんどの場合,2016年の選挙勝利時と似ている。

006h_20241123172101 党派関係が改善すると予想しているのはわずか 14%。大半の米国人は,今後1年間で ワシントンの共和党と民主党の関係が悪化する(45%)か,ほぼ同じまま(41%)になると予想している。過去10年間の選挙後の調査では,党派関係の改善を予測したのは5人に1人程度(2020年は21%)に過ぎない。

(転載了)
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分断の溝は深いようです。

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