“OTF Knife” とは何か?
“OTF Knife” は “Out the Front Knife” の略です。
折り畳みタイプと違ってハンドル内に収納された刃がハンドルの延長方向に出るもので,米国ではタイプによっては州法で禁止されているようです。
これがどのようなナイフなのか,英文Wikipedia の “Sliding knife” に詳しく書かれています。
下記,拙訳・転載します。
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‘OTF knife’ は,‘out-the-front knife’,‘sliding knife’,‘telescoping knife’ あるいは ‘angel blade’ とも呼ばれ,ハンドルの片側の端にある穴から刃を出し入れするポケットナイフである。このデザインは,標準的な「折りたたみナイフ(folding knives)」,または「固定刃(fixed blade)シース・ナイフ (sheath knives)」(機械的な操作がない) であるほとんどのユーティリティ・ナイフとは対照的である。
"OTF" は,刃がハンドルと平行にスライドして展開する(deploy)ナイフの機械的な操作の基本部分のみを指す。
「スイッチブレード(switchblades)」と「グラビティ・ナイフ(gravity knives)」は,さまざまな “OTF” メカニズムを提供する。
"Gentlemen's" OTF knives
上の図は,非常に小さな 4本の「OTF ナイフ」である。Fig. A は,シンプルな「ロッキング・ジョー(rocking jaw)」タイプのボタンを示し,Fig. B は「ロール・ロック(roll-lock)」デザインである。どちらの図も,重力で開くナイフを示している(depict)。「ロール・キャップ(roll cap)」または狭い開口(jaw)の先端は,閉じたときに穴のカバーとして機能し,開いた刃の中子(blade tang)全体に削り込まれた溝に収まって,開いた状態でロックする。Fig. C と Fig. D は「スライダー(sliders)」または「スライド・ナイフ(sliding knives)」として知られている。ナイフの刃はハンドルの長さに沿ってボタンで押す必要があり,指の圧力は摩擦に打ち勝つ必要がある。Fig. C と Fig. D の ロック・ボタンは 自動解除ではない。Fig. C は ‘Christy Cutter’ (商標) で,Fig. D はアンティーク・デザインである。スライド・メカニズムのシンプルさにより,一部のナイフ製造業者はポケットに入れても非常に快適な,極めて薄い紳士用モデルを製造することができた。
“Automatic OTF knives”
自動 “OTF” ナイフの刃は,“manual slider” または “gravity knife” と同じように内部のトラックまたはチャネル内を移動するが,ナイフ内に内蔵された自動メイン・スプリング・ドライブとボタン・メカニズムでは,スイッチブレードのハンドルは,同様のサイズの “manual slider” または “gravity knife” よりも太く,または長くする必要がある。 ‘Slider’ という用語は,通常,‘automatic knives’ には適用されない。
“Out the Front” 自動ナイフには,DA-OTF (double-action) と SA-OTF (single-action) の 2 種類がある。「ダブル・アクション OTF ナイフ」は,多機能ボタンとスプリング・デザインで展開および格納される。「シングル・アクション OTF ナイフ」は自動的に展開されるが,閉じるには手動でコックまたは格納する必要がある。
“Gravity OTF knives”
“gravity OTF knife” も “slider” とはみなされない。これは,刃が指の圧力ではなく,重力または慣性(inertia)によって外側に出るためである。最も有名な “gravity knife” は ‘Fallschirmjaeger-Messer’,つまり第二次世界大戦のドイツ空挺部隊(paratrooper)用ナイフである。“gravity knife” という用語は,主に ‘Fallschirmjaeger-Messer’ を典型的な(archetypical)例として指すべきである。
“Spring-assisted gravity knives”
一部の民間用 “gravity OTF knives” には,刃を蹴り出すための小さな補助スプリングが付いている。この部分的なスプリング駆動では,刃を完全にロックするまで押し出さないため,このタイプのナイフを “switchblade” として分類するには不十分である。
“Sheath-deployed telescoping knives” / 鞘から繰り出す伸縮式ナイフ
伸縮式スライディング・ナイフ(telescoping sliding knife)のもう 1つのタイプは,‘Kershaw Ripcord’ である。これは,部分的にハンドル内に引き込まれるシース・ナイフ(sheath knife)で,残りの刃先を覆う小さな鞘キャップが付いている。このデザインでは,引き込まれた刃をつかむ特殊なベルト・ハンガー/ホルスターを使用しているため,ホルスターから取り出すと刃が完全に開く。これは,ユニークでコンパクトな固定刃の代替品である。1990年代には,同様のシース作動式スライディング・ナイフ(sheath-activated sliding knife)が,エンボス加工されたレッド・スター・ハンドルが付いて米国で販売され,中華人民共和国の警察用ナイフであると言われていた。ただし,この主張の証拠は示されていない。
“Roll-lock sliding knives”
“roll-lock knife” は,刃がスケールの長さに沿って走るトラックに乗って,戻り止めに傾いて開いたり閉じたりをロックするタイプの “sliding knife” である。例としては,‘Benchmark Rollox’,またはそのライセンス派生品である “CRKT Rollock” がある。‘Rollox’ のような “Sliding knives” は,“inertia knife” または “gravity knife” とは見なされない。
“Spring-assisted out-the-front knives”
シュレード(Schrade)と スミス&ウェッソン(Smith & Wesson)は最近,刃に取り付けられたハンドルを前方にスライドさせて「ねじりバネ」を作動させることで開く “OTF knives” を発売した。米国では,このナイフはバネ式に分類されているため,「連邦飛び出しナイフ法」(the Federal Switchblade Act)や飛び出しナイフ(switchblades)に関するほとんどの州法では禁止されていない。
(転載了)
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