米国民は 大統領の大きな権限をどのように考えているのか
‘Pew Research Center’,Feb.14,2025付け
“Most Americans say it would be ‘too risky’ to give presidents, including Trump, more power”
「米国人の大半は,トランプを含む大統領にさらなる権限を与えるのは『リスクが大きすぎる』と述べている」
の見出し調査報告を 下記,拙訳・転載します。
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ドナルド・トランプ大統領は就任後数週間で,大統領の権限を主張し(assert),拡大しようと迅速に動いた。任期初期に記録的な数の大統領令を発令し,それに伴う措置を講じたが,その多くは法的に争われている(face legal challenges)。しかし,ピュー研究所の新たな調査によると,米国人は大統領の権限の範囲拡大に懐疑的である(skeptical)。トランプに限った話ではなく,大統領全般に言えることだ。
・米国の成人の 65%は,トランプに国の多くの問題に直接対処する権限を与えるのは「リスクが大きすぎる」と答えている。「トランプが議会や裁判所をそれほど気にする必要がなければ,国の多くの問題はより効果的に対処できる」という意見をとったのはわずか 33%だった。
・米国大統領全般について尋ねられたとき,大統領権限の拡大に懸念を表明する米国人はさらに多く,78%に上った。
Would it be ‘too risky’ to expand Trump’s presidential powers?
トランプの大統領権限を拡大するのは「リスクが大きすぎる」だろうか?
民主党員および民主党寄りの支持者の圧倒的多数(90%)は,トランプ大統領の権限拡大の可能性(prospect)はリスクが大きすぎると考えている。
対照的に,共和党員および共和党寄りの無党派層の過半数(59%)は,トランプが議会や裁判所についてそれほど気にする必要がなければ,国の多くの問題にもっと効果的に対処できると述べている。
共和党に「強く」共感する共和党員は,特に,トランプに権限を与えることで国の諸問題にもっと効果的に対処できると答える傾向があり,78%がそう答えている。これに対し,共和党にそれほど強く共感しない共和党員(46%)と共和党寄りの無党派層(47%)では,どちらも約半数のみである。
注:この調査は,トランプ政権が連邦職員数の削減を狙った最近の大統領令の一部を実施する前の1月27日から2月2日までに実施された。
Would it be ‘too risky’ to expand the powers of the presidency in general?
大統領の権限を全般的に拡大するのは「リスクが大きすぎる」だろうか?
一般的に,共和党員と民主党員の大多数は,米国大統領にさらなる権限を与えることに懐疑的である。しかし,どちらの政党が大統領職を掌握するかによって,彼らの意見は変化する傾向がある。
共和党員は昨年よりも大統領権限の拡大を否定的に捉える可能性が低くなっている。民主党のジョー・バイデン大統領の時代には,共和党員の4分の3以上が大統領権限の拡大はリスクが大きすぎると答えていた。
現在,66%が米国大統領にさらなる権限を与えるのはリスクが大きすぎると答えている。これは,トランプの最初の任期の大半でそう答えた割合とほぼ同じである。
民主党員の意見は逆の方向に動いている。現在,89%が大統領にさらなる権限を与えるのはリスクが大きすぎると回答している。これはトランプの最初の任期中の民主党員の意見と同程度だが,昨年(バイデン大統領時代)からは17パーセンテージ・ポイント上昇している。
(転載了)
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大統領の暴走には 議会と裁判所の抑止力が頼りです。
基本は 憲法となるでしょう。
トランプは 商売人のやり方で交渉を行うので 商売に疎い政治家にとっては 難しいところです。
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