BBCが トランプの言いたい放題を ・・・ 。
‘BBC’,Feb.19,2025付け
“Fact-checking Trump claims about war in Ukraine”
「ウクライナ戦争に関するトランプの主張をファクト・チェック」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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記者団に対し,トランプはウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領の人気についても主張し,戒厳令(martial law)のためウクライナは予定通り選挙を実施していないと述べた。その後,水曜日(2月19日)の ‘Truth Social’ への激しい(fiery)投稿で,こうした発言を強めた(doubled down)。
トランプの非難(accusations)は,一部は戦争に関するロシアの一般的な論点を反映している(mirror)ように思われるが,そのわずか数時間前には,米国当局がリヤドでロシア代表団(delegation)と会談し,ほぼ3年にわたって激化している(raged)紛争(conflict)を終わらせるための協議を開始した。
ゼレンスキー氏はその後,トランプがロシアによって作られた「偽情報の空間に生きている(living in a disinformation space)」と非難した。
‘BBC Verify’ はトランプ氏の主張を事実確認した。
Claim: Zelensky is a 'dictator without elections'
主張:ゼレンスキーは「選挙のない独裁者」
トランプは当初,以前は政治基盤のないコメディアンだったゼレンスキー氏が政権を握った2019年以来,ウクライナでは大統領選挙が行われていないという事実に注目した。
トランプ氏は ‘Truth Social’ の投稿でこの主張を繰り返し,ウクライナの指導者を「選挙のない独裁者」と非難した。
ゼレンスキーの最初の5年間の任期は2024年5月に終了する予定だった。しかし,ウクライナは2022年2月のロシアの侵攻以来戒厳令下にあり,選挙は停止されている。
ウクライナの戒厳令は2015年に起草された - ロシアがクリミア半島を併合した直後で,ゼレンスキーと彼の人民奉仕者党(Servant of the People party)が政権を握る何年も前のことだ。
欧州安全保障協力機構(OSCE:Organization for Security and Co-operation in Europe )の独立監視団は,2019年の選挙は「競争的で,基本的な自由が概ね尊重された」と述べた。
ゼレンスキーは第2回決選投票で 73%の票を獲得した。
ゼレンスキー氏は紛争が終結したら新たな選挙を行うと誓っており,立候補の意思をまだ表明していない。多くの都市に対するロシアの攻撃が続いており、何百万人もの市民が国外に避難したり,ロシアの占領下で暮らしたりしているため,紛争が終結する前にウクライナで選挙を行うことは事実上不可能だと一部の専門家は指摘している。
トランプ氏がこの問題に介入(intervention)したのは,クレムリンがゼレンスキー氏の任期終了に伴う正当性に疑問を呈してからわずか数時間後のことだった。モスクワは過去数ヶ月にわたり,この主張を繰り返してきた。1月28日,ロシアのウラジミール・プーチン大統領はロシア・メディアとのインタビューでゼレンスキーを 「非合法(illegitimate)」と呼んだ。
選挙状況についてトランプは,ロシアがゼレンスキーを弱体化させるために頻繁に利用してきた疑惑を認識しているようで,記者会見で 「これはロシアのせいではなく,私や他国から来たものだ。」と述べた。
一方,ゼレンスキーは以前,紛争の真っ只中に「選挙の問題を持ち出すのは完全に無責任だ。」と発言していた。
Claim: 'I hate to say it, but he's down at 4% approval rating'
主張:「言いたくないが,彼の支持率は4%に落ちている」
トランプ大統領はまた,ゼレンスキーの支持率は 4%に落ちたと主張した。
大統領がどの情報源を引用していたかは不明で,証拠を示していない。我々はホワイト・ハウスにこの点を明らかにするよう求めている。
公式の世論調査は限られており,戦時中に正確な調査を行うことは極めて困難である。何百万人ものウクライナ人が国外に逃れ,ロシアは国土の約5分の1を占領している。
しかし,電話による世論調査は一部可能だ。ウクライナに拠点を置くキーフ国際社会学研究所(Kyiv International Institute of Sociology)によると,今月実施された調査では,ウクライナ人の 57%が大統領を信頼していると答えた。
しかし,これは2023年末の 77%,2022年5月の 90%から低下しており,大統領の人気が低下していることを示唆している。
他の世論調査では,ゼレンスキー氏は最有力候補のワレリー・ザルジヌイ元陸軍司令官に遅れをとっており今後の選挙では 決選投票で両者が対決することになるだろうと示唆されている。
トランプの発言を受けて,ロシアの主要メディアの一部は,この主張に飛びつき,ウクライナの国会議員でゼレンスキー大統領の批判者でもあるオレクサンドル・ドゥビンスキーがテレグラムで実施した世論調査を引用し,トランプの評価を裏付けていると主張した。
ドゥビンスキー氏はウクライナで反逆罪(treason)で起訴され,「ロシア諜報機関の命令で活動していた」と非難されているが,本人はこれを否定している。
Claim: 'You should have never started it'
主張:「あなたたちは決して始めるべきではなかった」
ウクライナ当局は,リヤドでの火曜日の会談に参加しなかったことに不満を表明した。しかし トランプはこれらの懸念を否定し,ウクライナには戦争を終わらせるのに3年あったと記者団に語り,紛争を始めたのはキーウのせいだと非難した。
「あなたたちは決して始めるべきではなかった。」と彼は述べた。クレムリンは以前,ウクライナがロシアとの戦争を始めたと非難していた。
「2014年に戦争を始めたのは彼らだ。我々の目標はこの戦争を止めることだ。そして我々は2022年にこの戦争を始めなかった。」とロシアのウラジミール・プーチン大統領は2024年2月,米国のトークショー司会者タッカー・カールソンに語った。
ウクライナは戦争を始めなかった。ロシアは2014年にクリミアを併合し,2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始した。
この併合は,ウクライナの親ロシア派大統領が民衆のデモによって追放された(ousted)後に行われた。
・トランプ,ウクライナはもっと早く合意できたはずだと発言
・ローゼンバーグ:プーチンとトランプが1週間で世界を揺るがした経緯
・サウジアラビアでの米ロ会談の席にいたのは誰か?
ロシアはまた,ウクライナ東部の地域を占領した代理軍(proxy forces)を支援し,キーウの新政権がロシア語話者に対する差別と大量虐殺を行ったと非難した。国際司法裁判所はモスクワの主張を却下した。
2014年以降の紛争を終わらせることを目的とした合意が失敗した後,ロシアは2021年後半にウクライナとの国境に大規模な軍の増強を開始した。
プーチンは2022年2月24日に侵攻を開始し,作戦の目的はウォロディミル・ゼレンスキー親欧米政権(the pro-Western government)を「非武装化および非ナチ化(demilitarise and denazify)」し,同国がNATOに加盟するのを阻止することだと述べた。
ウクライナの前回の議会選挙では,極右候補の支持率は 2%だった。また,ゼレンスキーはユダヤ人であり,彼の政党は中道派(centrist)とみなされていることにも注目すべきだ。
NATO当局者は2021年にウクライナが将来西側同盟に加盟する候補国であると述べたが,それは正式な手続きの一部ではなかった。
(転載了)
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トランプの「戦争を始めたのはウクライナ,戦争を止めるべきはウクライナ」との認識で,ウクライナを抜きにして 米国が停戦に口を出す状況で合意されるいかなる停戦案にも ウクライナが合意できるはずがありません。
BBC は トランプが ノーベル平和賞を狙っていることには 荒唐無稽すぎるのか 触れていません。
ウクライナの独立を奪い(ロシア傀儡大統領擁立の動き),ロシアの侵略を許す和平案を推すトランプがノーベル平和賞では ノーベルさんが泣く。
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