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2025年3月 7日 (金)

2月28日,トランプ – ゼレンスキー会談の詳細

TVで何度も放映された,2月28日のトランプ,ゼレンスキー会談のようす,その詳細が 英文 Wikipedia に掲載されていたので 読んでみました。
下記,拙訳・転載します。
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2025 Trump–Zelensky meeting

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2025年2月28日,ロシア・ウクライナ戦争のさなか,ドナルド・トランプ米国大統領とウォロディミル・ゼレンスキー ウクライナ大統領は,ワシントンD.C.のホワイト・ハウスの大統領執務室で,非常に物議を醸す(contentious)二国間会談(bilateral meeting)をテレビで生中継した。会談は,トランプとJ・D・ヴァンス米国副大統領が会談中にゼレンスキー大統領を批判し,時には彼の声をかき消す(drowning out)ほどで,明確な解決策もなく,期待されていたウクライナ・米国鉱物資源協定の調印もないまま,突然(abruptly)終了した。この事件は,現職大統領がカメラの前で訪問中の国家元首をこのように口頭で攻撃した米国史上初の事例となった。

会談に至るまで,トランプ政権とゼレンスキー政権の間には緊張関係があった。トランプは,ウクライナがロシアに譲歩して(make concessions)戦争を速やかに終わらせることを望んでいた。対照的に,合意を順守する(abide)というロシアの約束を信用していないゼレンスキーは,将来のロシアの侵略に対する安全の保証を求めた。

この会談は,激しい(fiery),対立的で(confrontational)敵対的な(antagonistic)雰囲気が特徴のものとなって,メディアや国際社会からすぐに批判を浴びた。米国の同盟国はほぼ全て,その他の世界各国の要人も,この対立の後すぐにゼレンスキーへの支持を表明し,その多くがトランプの対立的なアプローチを非難する(rebuke)かのような声明を発表した。
対照的に,ロシア当局は会談の結果を称賛し,ゼレンスキーを批判し,ロシアのメディアは衝撃を表明した。米国では,党派によって反応が分かれた - トランプの政党である共和党員は,例外はほとんどなく,彼の行動を概ね称賛した(commended)が,民主党員は広く非難した(condemned)。会談の3日後,トランプ政権はウクライナへのすべての軍事援助を停止した。

Background
(省略)

Meeting / 会合

参加者は,鉱物に関する枠組み合意(framework agreement)の締結という状況(context)で,ウクライナへのさらなる支援について話し合う予定だった。ウクライナ代表団(delegation)は,ウクライナの資源移転(transfer of its resources)だけでなく,ウクライナの安全保障を保証する相互に利益のあるパートナーシップを選択した。合意は,ウクライナ再建のための共同投資基金(joint investment fund)を設立し,米国が希土類鉱物の採掘で利益を得ることになっていた。ウクライナは,同国の資源と鉱物からの将来の収入の半分を基金に投資することを計画していた。リンジー・グラハム上院議員らは,プーチンとゼレンスキーの和平交渉をしながら,ウクライナの安全保障を支援するというトランプ大統領の関心を維持するため,この合意を仲介した(mediated)。

会談に先立ち,トランプの側近ら(entourage)は ロシアの侵攻以来,公の場ではスーツを着用していなかったゼレンスキーに対し,会談にはフォーマル・スーツを着用するよう求めた。ゼレンスキーはこれを拒否し,トランプを不快にさせたと報じられている。

会談は,ホワイト・ハウスの大統領執務室であるオーバル・オフィスで午前11時(UTC−5)に予定されていた。会談は,国際的に生中継されるイベントで,ジャーナリストの前で行われた。午前11時20分頃,ゼレンスキーは,彼と彼の顧問が滞在していたヘイ・アダムス・ホテルからホワイト・ハウスに到着した。トランプは,西棟の入り口で彼と会った。

ゼレンスキーと握手した後,彼は皮肉を込めて(sarcastically),ゼレンスキーが「今日はすっかり着飾っている(all dressed up today)」と述べた。会談中,トランプ支持の記者で,マージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)下院議員のボーイフレンドであるブ(ライアン・グレン)は,ゼレンスキーに,なぜスーツを着ていないのか,それは失礼ではないのかと尋ねた。ゼレンスキーは,「戦争が終わったら(after the war is finished)」スーツを着ると述べた。トランプは,ゼレンスキーは「美しく着飾っている(dressed beautifully)」と思うし,「彼の服装は好きだ(liked his clothing)」と答えた。

Discussion / 討論

両首脳の会談は和やかに始まった。会談開始からおよそ40分後,ポーランド・ラジオの記者マレク・ヴァウクスキがトランプに「ポーランドの友人と話しているのですが,彼らはあなたがプーチン大統領とあまりにも連携(align)しすぎているのではないかと心配しています。彼らへのメッセージは何ですか?」と質問した。
トランプはこの質問に「そうだな,もし私が両者と連携しなければ,合意は成立しないだろう。[...] 私は誰とも連携(aligned)していない。私はアメリカ合衆国と連携している。そして世界の利益のために,私は世界と連携している」と答えた。ヴァンスはこの質問に自ら答えるために割り込んで(interjected),ゼレンスキーに「平和への道,繁栄への道は外交に取り組むことかもしれない。[...] アメリカを良い国にしているのは,アメリカが外交に取り組むことだ。それがトランプ大統領がやっていることだ。」と語った。

ゼレンスキーはこれに応え,プーチンが2014年に開始し,ロシアの大規模侵攻まで8年間続いたロシア・ウクライナ戦争の歴史について論じ,「誰もプーチン氏を止められなかった。」と付け加えた。ゼレンスキーは続けて,2019年にプーチン,マクロン,ドイツのアンゲラ・メルケル首相と停戦交渉(ceasefire)を行ったが,プーチンはその後,停戦や合意された捕虜交換を守らなかった(did not abide)と述べた。ゼレンスキーは最後に,ヴァンスに「JD,あなたがおっしゃっている外交とはどのようなものですか?(What kind of diplomacy, JD, you are speaking about?)」と尋ねた。

その時点で,会話は敵対的(hostile)になり,エスカレートし続けた。ヴァンスは,ウクライナの「破壊を終わらせる外交(diplomacy that's going to end the destruction of)」について話し合っていると答え,ゼレンスキーに「大統領執務室に来て,アメリカのメディアの前でこの問題を訴える(try to litigate)のは失礼だ(disrespectful)。[...] あなた方は人員不足のため,徴兵(conscripts)を前線に押し付けている。この紛争を終わらせようと努力している大統領に感謝すべきだ。」と語った。ゼレンスキーは,ヴァンスがウクライナを訪れたことがあるかと尋ね,「一度来てみなさい(Come once)。」と言った。ヴァンスは,ウクライナに関する「ニュースを見たことがある(watched and seen)」と答え,ゼレンスキーがウクライナを「プロパガンダ・ツアー」にしていると非難した。さらにヴァンスは,「アメリカ合衆国の大統領執務室に来て,自国の破壊を阻止しようとしている政権を攻撃する(attack)のは,敬意(respectful)を払うことだとお考えか?」と質問した。

ゼレンスキーはヴァンスに「第一に,戦争中は誰もが問題を抱えている,あなたもそうだ。しかし,あなたには素晴らしい海があり,今はそれを感じないが,将来は感じるだろう。神のご加護があれば,戦争は起こらないだろう。」と語った。トランプはゼレンスキーに「あなたはそれを知らない。我々が何を感じるだろうと言わないでくれ。」とさえぎり,トランプとゼレンスキーは同時に話し始め,ゼレンスキーは「あなたは影響力を感じるだろう(You will feel influence)。」と主張した(asserted)。トランプは「我々は非常に良い気分になり,非常に強くなるだろう。[...] あなたは今,有利な状況にない(You don't have the cards right now)。」と宣言した。

「我々と一緒にいれば,カードを持ち始める(With us, you start having cards)。」 ゼレンスキーは「私はカードで遊んでいるのではない ・・・ 非常に真剣だ ・・・ 私は戦争中の大統領なのだ。」と答えた。一方,トランプは「あなたは何百万人もの命を賭けている。第三次世界大戦を賭けているのだ。そして あなたがしていることは,多くの人が言うよりもずっと,あなたを支援してきた国,この国に対して非常に無礼だ(disrespectful)。」と反論した。

ゼレンスキーがトランプに「本当にありがとう(Thank you so much)。」と会話を始めたにもかかわらず,ヴァンスは,ゼレンスキーが感謝の意を表したことがあるのかと疑問を呈した。ヴァンスは,ゼレンスキーが「10月(2024年)にペンシルベニアに行き,野党の選挙活動を行った。」と虚偽の非難をした(falsely accused)。実際には,ゼレンスキーはウクライナ向けの弾薬を生産する労働者に感謝の意を表すために工場を訪問していた。

ゼレンスキーが答えてもいいかと尋ねると,トランプは「いや,あなたはたくさん話した。[...]もし,あなたが私たちの軍事装備を持っていなかったら,この戦争は2週間で終わっていただろう。」と答えた。ゼレンスキーは「3日と,プーチン大統領から聞いた」と答えた。トランプは「このようなビジネスをするのは非常に難しいだろう。」と答え,一方,ヴァンスは 再びゼレンスキーに「ありがとうと言う(say thank you)」よう求め,ゼレンスキーに「あなたは間違っている(You're wrong.)。」と付け加えた。

あるジャーナリストが,ロシアが停戦を破るという仮説(hypothetical)を提起した。トランプは「もし何かあったらどうする? 今,あなたの頭上に爆弾が落ちてきたらどうする? … 彼らがバイデンと協定を破ったのは,バイデンを尊敬していなかったからだ。彼らはオバマを尊敬していなかった。彼らは私を尊敬している。」と答えた。その後 トランプは,2016年の米国選挙へのロシアの干渉に関する彼に対するミュラー特別検察官の捜査に言及し,プーチン氏は彼と「大変な目に遭った(went through a hell of a lot)」,「彼らは彼とロシアを利用して偽りの魔女狩りをした(went through a phony witch hunt where they used him and Russia)。」とコメントした。

その後 トランプは,ジョー・バイデンとその息子ハンター,アダム・シフ,ヒラリー・クリントンを批判した。トランプはゼレンスキーに「合意するか,さもなくば 我々は撤退する…もし撤退するなら,君は戦うことになるだろう。いい結果にはならないと思う。」と語った。トランプは最終的に会談を中止し,「もう十分見たと思う。これは素晴らしいテレビ番組になるだろう。」と述べた。

Aftermath/その後

会談は明確な解決策がないまま終了した。トランプは会談後,ヴァンス,マルコ・ルビオ国務長官,スコット・ベセント財務長官,その他の上級顧問と協議し,最終的にゼレンスキーは「交渉できる状況ではない(not in a place to negotiate)」との結論に達したと報じられている。

ニューヨーク・タイムズ紙とCNNによると,その後,米国当局はゼレンスキーに退席を求めることを決定し,ウクライナ代表団はルーズベルト・ルームで待機し,ルビオとマイケル・ウォルツ国家安全保障担当大統領補佐官がメッセージを伝えるために派遣された。トランプは予定されていた共同記者会見と鉱物協定の調印をキャンセルした。

Fox Newsのインタビューで、ウォルツは後に,ウクライナ代表の一部は「ほとんど泣きそうだった(practically in tears)」が,ゼレンスキーはウクライナ人に退去を求められても「口論(argumentative)」を続けようと主張した。ウクライナ代表は緊張を緩和するためにトランプとゼレンスキーの別の会談を提案したが,米国側は拒否し,トランプは後で都合が悪いと述べた。ゼレンスキーの車列は13時42分にホワイト・ハウスの中庭を出発し,ヘイ・アダムス・ホテル(Hay–Adams Hotel)に戻った。

ゼレンスキーはトランプとの会談後,欧州首脳との首脳会談に出席するため英国を訪問した。ウクライナには 22億6000万ポンドの融資が提供され,これは凍結されたロシアの資産から返済される。

3月3日,トランプ政権はウクライナに対する米国の軍事援助を一時停止した。
(転載了)
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プーチンが 喜んでいます。

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