トランプ,“Make America's Showers Great Again”
トランプによる大統領令は多岐に及んでおり,日本人からは その適否,正誤,善悪が分からないものもあるようです。
‘BBC’電子版,April 10, 2025 付けで
“Trump signs order to 'make America's showers great again'”
「トランプ 『アメリカのシャワーを再び偉大にする』命令に署名」
との 内容が想像できない見出しの記事がありました。
下記,拙訳・転載します。
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ドナルド・トランプは,水量制限の規制を緩和することで 「アメリカのシャワーを再び素晴らしいものにする」と ホワイト・ハウスが発表した。
大統領は,バラク・オバマが導入した,複数ノズルを備えたシャワーの1分当たりの放出量を2.5ガロン(約9.5リットル)以下に制限する変更を,エネルギー長官に撤回する(rescind)よう命じた。
ホワイト・ハウスは,この変更は 「アメリカ国民の生活を悪化させた過激な環境政策(radical green agenda)」に 有効と述べ,トランプはシャワーで髪を濡らすのに 「途方もなく(ridiculous)」長い時間がかかっていると批判していた。
消費者団体や環境保護団体は以前から,この規則変更は無駄で不必要だと主張している。
2024年にファクトシート を公開した ‘Appliance Standards Awareness Project(家電製品基準啓発プロジェクト)’によると,米国で30年以上前に制定された効率基準は 「水の無駄を減らし,消費者の水道料金と光熱費を節約し,環境保護に貢献する。」 ことを目的としている。
1992年の エネルギー法では,米国のシャワーヘッドは 1分間に 2.5ガロン(9.5リットル)を超える水を出すことが禁止されている。
オバマは省エネプログラム(Energy Conservation Program)の一環として,複数のノズルを備えたシャワー・ヘッドについては,各ノズルではなくシャワー全体に制限を適用するという再定義を導入した。
トランプは,最初の任期を終えた2020年に,各ノズルから1分当たり 最大2.5ガロンの水を出すことを許可した。
しかし,ジョー・バイデンが後任として大統領に就任すると,この変更は停止された。
現政権は,この取り組みを 「水圧との戦い(war on water pressure)」 と呼び,「国民は自分の水道料金を自分で支払っており,連邦政府のおせっかい(meddling)を受けることなく シャワーヘッドを自由に選べるべきだ」 と述べている。
トランプは今,1992年の法律で定められた 「シャワーヘッド」 の 「明確な意味(straightforward meaning)」に戻したいと考えている。
ホワイト・ハウスのファクトシートによると,「この命令は,基本的な家庭用品を官僚主義の悪夢(bureaucratic nightmare)に変えた過剰な規制からアメリカ国民を解放する。シャワーヘッドは もはや弱々しく,役に立たない存在ではなくなるだろう。」
命令によると,この変更はエネルギー長官が定義を撤回する通知を公表してから30日後に発効する。
水曜日(4月9日)に大統領執務室でこの命令に署名した際,トランプは 「美しい」 髪を濡らすために 15分間も水の下に立たなければならないのは 「ばかげている(ridiculous)」 と述べた - これは2020年に彼が行った発言を彷彿とさせるものだ。
当時,彼はシャワーヘッドから水が出ないことにも不満を漏らし,「髪は完璧でなければならない」 と述べていた。
(転載了)
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大統領が 命令書にサインするような内容ではなさそうですが ・・・。
BBCは 嘲笑を込めて この記事を公表したのでしょう。
トランプは 環境保護に関連する規則は全て撤廃するつもりでしょう。
しかし 1分当たり 9.5ℓ は どのような値でしょうか?
TOTOの節水シャワーは 6.5ℓ / 分 とあるので ほどほどの値のようで,それほど余裕のある値ではなさそうです。
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