メキシコ練習船の事故,やっと 「登檣礼」 中だったことが報道された。
4月17日,ニューヨークのブルックリン・ブリッジに衝突して 2名の死者がでた,メキシコの練習帆船の事故に関し,当初の報道では 2名の死者と20名以上の負傷者が発生した要因である「『登檣礼』実施中」に触れていませんでしたが,やっと “manning the yards”(登檣礼)の単語が出てきました。
‘NEW YORK POST’,May 19,2025付け
“Doomed Mexican ship’s crew was on masts for touching ‘manning the yards’ salute when boat hit Brooklyn Bridge”
「メキシコの練習船がブルックリン・ブリッジに衝突した際,士官候補生たちは 伝統的な儀礼『登檣礼』でマストに登っていた」
の見出し記事を下記,拙訳・転載します。
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ブルックリン橋に衝突したメキシコの大型帆船に乗っていた不運な船員たちは,当時,ホスト港に敬意を表す “manning the yards”(登檣礼)(船のヤードに並ぶ)」と呼ばれる感動的な(touching)伝統行事に参加していた。
メキシコ海軍の練習船クアウテモック(Cuauhtemoc)号の乗組員数十人が,土曜日(4月17日)の午後8時20分頃,高さ147 ft(約43m)のマストの索具(rigging)に沿って腕を広げて立ち並んだ。これは,帆船が港に出入りする際によく行う敬意のしるしだと,NTSB(The National Transportation Safety Board:国家運輸安全委員会)当局者が月曜日に発表した。
その後、船は歴史的な橋桁(span)に激突し,船員たちは崩れたマストにぶら下がったり,つかまったりした状態になり,また船上に落下した者もいた。
この悲劇で若い船員2人が死亡,20人以上が負傷した。負傷者の中には,現在も重体となっている2人が含まれている。
先週,サウス・ストリート・シーポートへの入港を祝うためワシントン・ポスト紙が乗船した際,クアウテモック号の乗組員たちは海事の伝統である「登檣礼」を披露した。
船員たちは,敬礼のため,不安定な様子で(precariously)ビームや索具の上に立っていた。
しかし,その後,索具から降りるのは容易なことではなく,士官候補生たちは日曜日の衝突事故の前に不意を突かれたのかもしれない。
「まだ船上にいた乗組員の一人と話をしたところ,あそこまで登るのに約5分かかるとのことだった。」と,エリック・アダムス市長は月曜日に ‘Fox 5’ の番組 ‘Good Day New York’ に出演した際に述べた。
「だから,それがどれだけの高さだったかの本当の指標になる。」と彼は述べた。
NTSBの当局者は月曜日,船が港湾タグボートの助けを借りてロウアー・マンハッタンのピア17から出航した(cast off)後,悲劇は急速に展開したと述べた。
「午後8時24分,ブルックリン橋付近にいる他のタグボートに援助を要請する(航海データ・レコーダーによる)無線放送が鳴らされた。」と,調査官のマイケル・ヤングはブリーフィングで述べた。
「その後,さらに2回の援助要請があり,8時24分と45秒に,練習船のマストがブルックリン橋の下部に衝突した。8時27分,練習船は停止した。」
ニューヨーク市警とニューヨーク市消防局(FDNY:Fire Department City of New York)のボートが午後8時半までに現場に到着したと述べた。
NTSBは,この悲劇に関する予備報告書を30日以内に提出したいとしているが,衝突事故の詳細な調査には最大2年かかる可能性があると警告した。
(転載了)
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報道機関 および 記者が “manning the yards”(登檣礼)を実行中であること,あるいは この儀礼(言葉)自体を知らなかった,なんてことがあるのでしょうか?
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