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2025年5月13日 (火)

"my" が "mi: " ?

4月20日 BS11 で 「ヴェラ~信念の女警部(Vera)」の「 シーズン8『嘘の連鎖(Darkwater)』(前編)」を観ていて 「えっ!」と思う英語の発音がありました。

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It was Alice he knocked about with.
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And who's Alice?
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Me(My?) daughter.

My daughter.” と言うべきところを “Me([mi:]) daugrhter.” と言ったのです。
録画を 戻して 聴き直しましたが [mi:] と言っています。
私より 英語の聴き取り力が勝っている家人も同意しました。

my” を “me” と言う,あるいは [mi:] と発音する英国人がいるのか?

English Language Learners’ のサイトに
'Me' vs 'my' [pronunciation] in British English
と題する記事があったので 読んでみました。
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Q :イギリス人は時々 “my” の代わりに “me” を使うことに気づいた。例えば,リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)はよくそう使う。
  例:The wind was strong I have nearly lost me pants.
        風が強くて,パンツをほとんど失くしそうになった。

この言い換えにはどんな背景があるのだろうか?フォーマルな言葉遣いとして適切なのだろうか?本当にそう話す人がいるのだろうか?それとも,これは広く普及している言い方ではなく,方言なのだろうか?

A:これは “me” を “my” に置き換えたものではなく,方言でよく使われる “my”(イングランド北部および一部のオーストラリア訛り)の発音である。

Wikipedia によると,北部の他の地域では代名詞が逆の方向に規則化されており,“meself” が “myself” の代わりに使われている。

さらに,“me”(あなたが言及している)の母音は,通常の “me”([mi:])よりも短く([mi])。この “my” の発音は通常,“my” に強勢がない場合に用いられる。

中英語(Middle English,1100~1500年ごろの英語 ,大母音転換(the Great Vowel Shift )以前)では,“my” の 協調された発音は [mi:]で,強勢なし (unstressed/unemphatic)の発音は [mi]だった。

大母音転換とは,1400年から1700年にかけて行われた母音変化(vowel change)で,ほぼすべての長母音が二重母音に移行したが,短母音には影響しなかった。そのため,強調された “my” の発音は [] に変化したが,強調されていない形の “my” の短母音[mi]は,一部のアクセント(イギリス北部,アイルランド,オーストラリアの一部のアクセントなど)では影響を受けなかった。
********************
歴史はともかく “my” を  [mi:] と発音する人(地域)が存在するようです。

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