「不良少年のカツアゲ」 を英語では “Delinquent Kid Extorting Somebody”
先月(4月)の話ですが,最近,TVニュースで知りました。
野党議員の言葉が 米国で話題になっているそうです。
産経新聞 4月16日付け
「米関税は 『不良のカツアゲ』 立民・小熊氏 『真面目な赤沢氏』 の交渉不安視,『河野氏』 推す」
という記事がありました。
内容は-
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岩屋毅外相は16日の衆院外務委員会で、トランプ米政権による相互関税措置をめぐる日米交渉について、立憲民主党の小熊慎司氏と議論した。小熊氏は米国の措置を「真っ当でない」と批判。交渉役として訪米した赤沢亮正経済再生担当相について「真面目な人が行って大丈夫か」と不安視し、「河野氏」を派遣すべきだったとの私見を述べた。「変人」ともいわれる河野太郎前デジタル相が念頭にあるとみられる。
米国は「真っ当でない相手」
質問の中で小熊氏は、安易に譲歩しないよう政府に求めた。米国の措置は世界貿易機関(WTO)協定や日本の自動車への追加関税を否定した日米貿易協定に反していると指摘。「無理難題だし、理論も滅茶苦茶だし、何の整合性もない。不良少年のカツアゲだ。『駆け引きだ』『ディールだ』と言って、日本が折れてしまったら慣例として過去例として良くないものを作る。カツアゲするやつにお金をあげちゃったら、またカツアゲに来る」と述べた。
税率の算出方法についても「数式だって滅茶苦茶だ。私も数学得意じゃなかったが、絶対、数学(のテスト)で出ていたら0点を取る数式だ」と笑いを誘った。そのうえで官僚出身の赤沢氏について「真面目で能力があるが、真面目な人が行って大丈夫かな、というのもある」と述べた。一方で「固有名詞を出すと問題があるが、河野氏が行った方が良かったのかなと思ったりする。真っ当な相手ではないから、真っ当なことは聞かない。真っ当でない相手に譲歩しては絶対に駄目だ。そういう戦いだ」と強調した。
岩屋氏は「わが方が何か一方的に譲歩をするという姿勢で交渉に臨むということはない。日米の間でよい結論を導くことができれば、他にも波及していくと思う。まずは冷静かつ毅然と米国側に伝えるべきことは伝えながら交渉が始まっていくと確信をしている」と述べた。
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この中の「不良のカツアゲ」の部分が ‘Times of India’ を経由して 米国に伝わったようでー
‘Newsweek’,Apr 18, 2025付けに
“Trump Tariffs Like 'Delinquent Kid Extorting Somebody'—Japanese Lawmaker”
「トランプ関税は 『不良少年が誰かをゆすっているようなものだ』 ― 日本の国会議員」
の見出し記事が掲載されました。
下記,拙訳・転載します。
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立憲民主党の野党議員,小熊慎司は,米国とドナルド・トランプ大統領による関税導入を強く非難し(lashed out),与党(the ruling party)は米国の要求に抵抗すべきだと警告した。小熊氏はこれを「恐喝(extortion)」に例えた(likened)。
‘Newsweek’ は金曜日の朝,ホワイト・ハウスにメールでコメントを求めた。
Why It Matters / なぜ重要なのか
米国と日本は今週,トランプ大統領の就任以来の新たな政治情勢と,世界貿易の再構築を目指した積極的な関税導入計画を受けて,今後の貿易・安全保障関係を決定づけるための初会合を開催した。
日本は米国との交渉を開始した最初の国の一つだ。大統領と他の政権当局者は,数十カ国から合意を切望する電話が「鳴り止まない」状態にあると述べた。
トランプ大統領は今回の協議を「大きな進展」と称賛した一方,石破茂首相は,より迅速な合意を得るために「大きな譲歩(big concessions)」は考えていないため,協議は困難を極める可能性があると警告した。
ロイター通信によると,石破首相は水曜日の米国との首脳会談後,「もちろん,今後の交渉は容易ではないだろうが,トランプ大統領は日本との協議を最優先にしたいと表明している」と述べた。この首脳会談にはトランプ大統領も出席した。
What To Know / 知っておくべきこと
Oguma in a speech during a parliamentary committee hearing told Japanese Foreign Minister Takeshi Iwaya that the nation should resist Trump's demands, likening the U.S. approach as a "delinquent kid extorting someone," according to a Times of India translation.
小熊は国会委員会の公聴会で,岩屋毅外相に対し,日本はトランプ大統領の要求に抵抗すべきだと述べ,米国のやり方を「非行少年が誰かをゆする(delinquent kid extorting someone) ことに例えた(‘Times of India’ 紙の翻訳による)。
"If Japan listens to this and bends the other way in response to the impossible demands of bargaining and deals, it will set a bad example as a customary and historical precedent," Oguma said. "If you get mugged and put money in their hands, they will come back to mug us."
「もし日本がこれに耳を傾け,交渉や取引における無理難題に屈すれば,慣習的かつ歴史的な悪い前例となるだろう。」と小熊は述べた。「もし強盗に遭って彼らに金を渡せば,彼らはまた私たちを襲うだろう。」
(転載了)
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口に出すかどうかは 別にして 小熊氏に ほぼ同感です。
「河野さん」 というアイデアも なかなかです。
“delinquent”
1.〔義務を怠って〕怠慢な◆【名】delinquency
2.〔支払期限を過ぎて〕延滞の,滞納している
・He promised a prompt settlement of delinquent U.S. payments to the U.N. : 彼は滞納している米国の国連への支払分を即刻清算すると約束しました。
3.〔法律や規則を破って〕非行の,罪を犯した,過失を犯した
【名】
1.怠慢者
2.滞納者
3.法律侵犯者,非行少年少女,不良
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