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2025年5月18日 (日)

この夏の映画 10作品,2025

男性誌 GQ の英国電子版 ‘GQ-UKMay 7.2025付け
The Summer movie 2025 power ranking
2025年夏映画パワーランキング」
のタイトル記事を 拙訳・転載します。

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The coming blockbuster season looks to be the strongest in years, from long-awaited sequels like 28 Years Later to Tom Cruise's Mission: Impossible swansong.
待望の続編 “28 Years Later28年後...)” からトム・クルーズ主演 “Mission: Impossible — The Final Reckoning(ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング)” のラストシーンまで,来たる大ヒット映画シーズンはここ数年で最も盛り上がりそうだ。

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この夏,映画が正式に復活した。これほど充実した 大ヒット作品(blockbuster)が揃ったのはいつのことだろうか? 2023年には『バーベンハイマー(Barbenheimer)』(「バービー」と「オッペンハイマー」の2作品)があったが,同日の2作品だった。2025年は,マルチプレックスの覇権をめぐる夏の争いが何ヶ月も続く兆しが見えている。
まず,“Avengers: Endgame(アベンジャーズ/エンドゲーム)” 以来,最も期待されているコミック映画が2本,“Superman(スーパーマン)” と “The Fantastic Four: First Steps(ファンタスティック4:ファースト・ステップ)” である。“M3GAN 2.0”,“Weapons”,“28 Years Later28年後...)” など,ジャンルを超えたスリルが満載である。そして、ジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)監督の “F1F1/エフワン)”。ブラッド・ピット主演のレーシング・スリラーで,“Top Gun: Maverick(トップガン マーヴェリック)” の躍動感あふれるアクション(kinetic brilliance)を再現しようとしている。
これらをはじめとする数々の注目作を見ると,この夏はエアコンの効いた映画館(cinema auditoriums)で日差しを避けながら過ごす時間が長くなりそうだ。日焼けはできないし,ビーチでバター・ポップコーンを食べて体を温めきれないかもしれないが,少なくとも映画は素晴らしいものになるだろう。そこで,私たちが選ぶベスト10をご紹介しよう。

  1. Materialists(マテリアリスツ)
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Past Lives(パスト ライブス/再会)” の脚本・監督を務めたセリーヌ・ソン(Celine Song)は,8月に2作目の映画(sophomore movie)デビューを飾る(アメリカでは6月公開予定)。本作は、ペドロ・パスカル(Pedro Pascal),クリス・エヴァンス(Chris Evans),ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)という豪華俳優陣(A-list talent)による三角関係を軸にした,ニューヨークを舞台にしたロマンティック・コメディ(rom-com)。一見すると,『アベンジャーズ』以前(the pre-Avengers)の中予算スタジオ映画を彷彿とさせる作品になりそうだ。豪華俳優陣が集結し,90分間スクリーンで繰り広げられる,まさに圧巻の作品だ。これほど魅力的な作品はないだろう。『マテリアリスツ』が興行収入で大成功を収める(blow away)とは期待できないが,夏の締めくくりにこれ以上の賞賛に値する(nicer awards-courting)食後酒(digestif)は考えられない。

  1. Jurassic World Rebirth(ジュラシック・ワールド/復活の大地)
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オリジナルの “Jurassic Park(ジュラシック・パーク)” 以来,どれも本当に良い作品ではないのに,『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が7作目で,2025年に「ジュラシック・パーク」映画を期待するのは無駄な努力(fool's errand)だろうか?おそらくそうだろう!しかし、『復活の大地』が誰もが愛する恐竜シリーズ(dino franchise)を絶滅(extinction)から救うだろうと考える(reckon)だけの理由はある。頼れるゴジラ監督のギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)と,『ジュラシック・パーク』の脚本家デヴィッド・コープ(David Koepp)が率いる、最高の(killer)クリエイティブ・チームが集結。さらに,スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson),マハーシャラ・アリ(Mahershala Ali),ジョナサン・ベイリー(Jonathan Bailey)といった最高の(primo)キャスト陣も揃い,クリス・プラット(Chris Pratt)らの脇を固めるシリーズにも期待が集まる。もし大ヒット作(banger)になったとしても,驚かないように。

    8.How to Train Your Dragon(ヒックとドラゴン)

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『ヒックとドラゴン』は興行収入では『ミニオンズ』やピクサーほどのフランチャイズではないが,オリジナルのアニメ映画は歴史的に映画館で好成績を収めてきたため,今度の実写リメイクを軽視する理由はほとんどない。
今年初めに公開された実写版 “Snow White(白雪姫)” の興行成績が期待外れ(underwhelming)だったことで,期待が薄れる(dampen)かもしれない。観客は実写リメイクに飽きてしまったのだろうか,それともディズニーのせいなのだろうか? しかし,家族向けのファンタジー大作(blockbuster)は,誰も望んでいない人気作品の実写版(IRL(in real life) version)よりも,実写化への移行をうまく乗り越えられるのではないだろうか。

  1. M3GAN 2.0
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歌って踊る AI人形が,ジェラルド・ジョンストン監督の 2023年ヒットホラー映画 “M3GAN” の続編として,アップグレードして帰ってきた。新たな悪役が登場する(on the horizon 2.0 は,『T-2(ターミネーター2)』の流れを汲み,‘M3GAN’ をヒーローに仕立て上げようとしているようだ。彼女が人気を博し,ゲイの男性がハロウィーンで着る定番のドラァグ・コスチュームとなったことを考えれば,当然のことだ。ユニバーサルが本作を素晴らしい作品と期待していることを示す主な兆候は? 第1作は1月に公開されたが,これは通常,受賞候補失敗作やC級スタジオの作品が制作される映画のデッドゾーンである。しかし,‘2.0’ は “28 Years” や “F1” の盛況の中,6月下旬という絶好のタイミングで公開される。大勝利(Huge slay)。

  1. Superman(スーパーマン)
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近年の “Thunderbolts(サンダーボルツ)” 通称(aka:also known as)“The New Avengers” の決定的な成功は,‘Marvel’ が世界的な興行収入で確固たる地位を築く上で大きな役割を果たした。2025年は,スーパーヒーロー映画が興行収入の覇権(supremacy)を取り戻した年として振り返ることになるのだろうか。
2つの大きな試金石となるのは,ジェームズ・ガン(James Gunn)監督による原点回帰の(back-to-basics reboot)「スーパーマン」作品(旧タイトル “Superman: Legacy”)である。本作では、デイヴィッド・コレンスウェット(David Corenswet)が再び主人公となり,衰退しつつある(waning DC映画のユニバースを再構築する。幸いなことに,ガン監督はコミック映画に関しては素晴らしい実績を誇り,“the Guardians of the Galaxy” 三部作と “The Suicide Squad(ザ・スーサイド・スクワッド “悪党、集結)』を監督しており,いずれもコミック映画の最高傑作に数えられている。『スーパーマン』はガン監督の最高傑作(crowning achievement)となるのだろうか,それとも彼の「弱点」(kryptonite(クリプトナイト))となるのだろうか? 現状では,前者の可能性が高まっている。

  1. Mission: Impossible — The Final Reckoning(ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング)
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トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』シリーズの最終作(swansong)となると目されている『ファイナル・レコニング』は,命知らずの(death-defying)スパイ・シリーズ第8作目となる。制作費は,これまでで最も高額な(eye-watering 4億ドルに上る。ハリウッドの帝王に関わるとなると,特に “Top Gun: Maverick” 後の世界では,惜しみない出費が求められる。こうした作品は,大抵の場合,それなりに成功する。
本作は “Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One(デッドレコニング PART ONE)” の後日談となる予定で,クルーズ演じるイーサン・ハントは「エンティティ(the Entity)」と呼ばれるAIプログラムを追跡し続け,その途中で(en route)複葉機(biplane)からぶら下がる場面も見られる。スタントはクレイジーで,62歳になったクルーズがなぜ死ななかったのかと不思議に思うだろう。さらに,スキンケアをやめるよう懇願したくなるだろう。巨額の製作費を回収できるかどうか不安もあるかもしれないが,そんなことはどうでもいい。これは,映画館で楽しい時間を過ごすための確実な方法と言えるだろう。

  1. The Fantastic Four: First Steps(ファンタスティック4:ファースト・ステップ)
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ディズニーが20世紀フォックスの買収を完了し,その過程で “X-MEN” と “the Fantastic Four” の権利を取り戻してから6年,マーベルのファースト・ファミリーがついにMCUMarvel Cinematic Universe)の舞台で長編デビューを果たす。
スーパーヒーロー映画への熱狂は冷めつつある(waned)中,新作 “the Fantastic Four” は正しい方向への一歩を踏み出すだろうと考える理由はたくさんある:60年代のレトロ・フューチャー(retro-futuristic)で “Fallout(フォールアウト)” を彷彿とさせる(esque)世界観,グーギー(Googie)の想像力に溢れた衣装やセット,そして「文字通り何にでも出演している」ペドロ・パスカル,ヴァネッサ・カービー,ジョセフ・クイン,エボン・モス=バクラックを筆頭とする豪華キャストなど。総じて,“Spider-Man: No Way Home(スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム)” 以来,コミック映画に積極的に期待を寄せるのはこれが初めてであり,“Avengers: Doomsday(アベンジャーズ/ドゥームズデイ)” を控えたマーベルにとって,まさに必要な活力(the shot in the arm)となるかもしれない。

  1. Weapons
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これまでのところ完璧な(flawless)バイラル・マーケティング・キャンペーンと,恐怖感に満ちた不気味な(spooky)予告編を経て,“Barbarian(バーバリアン)” のザック・クレガー(Zach Cregger)監督による “Weapons” は,夏の映画シーズンのダークホースとして浮上した。ストーリーはシンプル。ペンシルベニア州の小さな町で,真夜中に17人の子供たちが同時に行方不明になり,地元の人々は恐ろしい謎に直面する(grapple with)ことになる。
​​クレガー監督の作品が映画界で大きな話題を呼んだことを物語るように,“Weapons” の脚本は製作開始前に激しい入札合戦に巻き込まれ,落札に至った。落札後まもなく,“Get Out” のホラー界の大物(horror mogul)ジョーダン・ピール(Jordan Peele)は,マネジメント・スタッフとの関係を断ったとされている。総じて,ホラー作品としてはこれ以上ないほど話題作と言えるだろう。

  1. 28 Years Later(28年後... )
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2007年に公開された “28 Weeks Later28週後...)” 以来,「28シリーズ」続編の噂は飛び交っていた。そしてついに “28 Weeks Later” が公開。怒りに駆られた(rage-infected)チンパンジー(chimps)の逃亡によ​​って,いまだ隔離状態(quarantined)にある英国が急速に崩壊してから30年近く後の出来事を描く作品である。
ストーリーの詳細は未だ明かされていないが,少なくとも一部は,理由は分ってないが,北イングランドに渡航するNATO部隊に関わるものになることは分かっている。さらに,ジャック・オコンネル(Jack O'Connell)がカルト的な人気を誇る人物として,そしてレイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)が終末後の世界の(post-apocalyptic)医師として出演する。最初の予告編はここ数年で最高の出来栄えの一つだったが,2番目の予告編は私たちの期待を10倍に高めた(anticipation tenfold)。三部作(trilogy)の壮大な計画があり,続編 “The Bone Temple” は1月の公開に向けて既に制作が進められている。

  1. F1(F1/エフワン)
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確かなことは言えないが,夏の映画シーズンの終わりには “F1” が表彰台(podium)のトップに立つと私たちは確信している。理由は2つある:まず,ジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)監督が “Top Gun: Maverick” の成功を再現しようとしており,老齢の反体制派の実力者が最後のダンスを踊る物語を描いているからである。次に,その主人公を演じるのは,世界中の映画ファンの多くにとって「興行収入」(box office)の代名詞であるブラッド・ピット(Brad Pitt)である。つまり,ジェット機の代わりにレーシング・カーが登場する『トップ・ガン』の続編といったところだろうか。そして,これは私たちが支持できる確実な(sure-fire)成功の秘訣の一つである。

(転載了)
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1年以上 映画館で洋画を観ていない私としては 迷うところです。
28 Years Later” あるいは “Mission: Impossible — The Final Reckoning” ?

英語の勉強―
2
作目の映画の意味で ‘sophomore movie’ と書いていました。

sophomore” は 60年前の高校時代に,大学の1年生,2年生,3年生,4年生 を ‘freshmansophomorejuniorsenior’ と覚えて以来,初めて見る使い方です。.

sophomore’ は辞書によると-

【名】
     〔高校・大学の〕 2年生
          ・He did very well in his sophomore year at college. : 彼は大学の2年目で非常に優秀な成績を収めた。
     〈米〉〔経験などが〕2年目の人

【形】
     〔高校・大学の〕 2年生の
     〈米俗〉未熟な

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