廉価だが 履き易いチロリアン・シューズ
‘GQ-UK’,10 April 2025 付けで
“I found elite Paraboot dupes for £149”
「高級なパラブーツのダミーを149ポンドで見つけた」
のタイトル記事を下記,拙訳・転載します。
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Kleman's signature ‘Tyrolean’ derby offers all the benefits of its better-known counterpart for way fewer pennies
クレマンのシグネチャー「チロリアン」ダービーは,有名モデルと同じメリットをはるかに安く提供してくれる
(*derby:derby shoes 外羽根の靴)
数年前,GQ誌はパラブーツ(Paraboot)の「ミカエル(Michael)」ダービーの驚くべき人気ぶり(ascendance)を特集した。厚底レース・アップのこのシューズは,スニーカー(trainers)に慣れきった世代の男性たちに,再びハード・ボトム・シューズの魅力を解き放ちつつある。2025年の現在,「ミカエル」 は 「チロリアン」ダービー - その発祥地であるアルプス地方にちなんで名付けられた - 特徴的なモック・トゥ(moc-toe)のシルエットの中で最もよく知られているバージョンかもしれない。しかし,このスタイルをアレンジしたモデルは他にもたくさんある。そこで登場するのが,クレマン(Kleman)の「パドロール(Padror)」である。
私が初めて「パドロール」に出会ったのはパリでの休暇中だった。「パラブーツ」の同等品を600ポンドで買おうかとあれこれ迷っていた(contemplating)時だった。「クレマン」は40年代から存在していたが,このブランドが「パドロール」を発表したのは数十年後,フランス国鉄(Société Nationale des Chemins de Fer)の社員向けに作られたものだった。見た瞬間に購入を決めた(The second I saw it I was sold)。
定番の(standard-issue)スニーカーが以前ほど楽しくなくなってきたと感じているのは,あなただけではない。メンズウェアのエレガンス回帰は,ローファーやダービーといったハード・ボトム・シューズへの新たな注目度の高さを物語っている。そして 「パドロール」 は,スニーカー中毒から脱却するのに役立つかもしれない。優しく丸みを帯びたモック・トゥと分厚い(chunky)ラグ・ソール(lug sole)は,ジーンズやTシャツにも,ブレザーやワイド・チノにも相性抜群(syncs up)。まるでクラークス(Clarks)の伝説的シューズ,ワラビー(Wallabees)の大人(grown-man)バージョンといったところだろうか。
ハイ・ロー(high-low)の汎用性に惑わされないでください。「パドロール」はまさに(through and through)ワーク・シューズである。「クレマン」は長年かけて,滑り止め(anti-slip),耐摩耗性(abrasion-resistant),そして当然ながら耐久性に優れた,シグネチャーの ‘Edito’ グリップ・ラバー・ソールを完成させた。衝撃吸収性のあるインソールは線路敷設作業(laying railway tracks)に最適で,レオンまでランチに出かける(hoofing)際にも最適である。
パリにいる時,ヨーロッパ・サイズ41の「パドロール」を購入し,ぴったりフィットした。特にレース・アップの本格的な(real-deal)靴を履くのに抵抗がある方には,この履き心地の良さは言葉では言い表せない。正直に言うと,スニーカー(kicks)の履き心地なんてそんなに気にしたことはなかったのだが,28歳という歳になって,つま先が潰れてダンボールみたいなソールだと,実年齢とは思えないほど不機嫌になってしまうことを知った。
「パドロール」は箱から出した瞬間から履き心地が抜群だったので,履いていたローファーと履き替え,そのまま履いて店を出た。「なるほど!(a-ha!)」 というほどの驚きではないかもしれないが,実際に靴紐で調整できるというのは,かなり画期的な体験だった - 特に,‘Our Legacy’ の ‘Camion’ ブーツや ‘Gucci’ のホースビット・ローファーで足が滑ることに慣れている人にとっては。
ヘルス・ケア・アプリによると,その日は1万6000歩以上歩いたのに,私の足(dogs)はほとんど泣き言(whimpered)を言わなかった。普段なら,試着室でどれだけぴったりだと思っても,革靴を履くとアキレス腱の近くや足の側面に水ぶくれができてしまうものだ。ところが,私の場合は一度も足がズキズキ痛むことはなかった。あの恐ろしい履き慣らし(break-in)期間? ほとんどなかった。
パリの街を案内してくれた「パドロール」は,ヴェネツィアの階段,フィレンツェのボーボリ庭園の小石だらけの道,そしてニューヨークのありとあらゆる横断歩道を歩き回るのを助けてくれた。革は柔らかく滑らかで,何ヶ月も履いても型崩れせず,シワにもならなかった。何時間も立ちっぱなしになる時の頼れる存在(go-to)であるだけでなく,私が持っている中で本当に一番快適な靴である。
(転載了)
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日本では KLEMAN の PADROR | パドロール は ¥30,000程度,パラブーツのミカエルは その約3倍です。
パドロールは 写真で見る限り ソールの取り付けが セメンティッド製法なので ソールの貼り替えができないかも知れません。
現在,1度 ソールを貼り換えているミカエルを含んで 3足のチロリアン・シューズを持っているので プラスする必要も余裕もありません。
左からー
Paraboot Michael,Dolomite Cortina, 安藤製靴 OR1 Bordeaux。
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