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2025年6月28日 (土)

Air India,B787墜落原因の調査はー。

6月12日午後138分(現地時間),インド西部アーメダバードを出発し ロンドンに向かうAir Indiaのボーイング「787-8型ドリームライナー」が離陸した直後に墜落し,乗客乗員と地上にいた人々ら,少なくとも 270人が死亡しました。

既に コックピット・ボイス・レコーダー(CVR)とフライト・データ・レコーダー(FDR)が回収され原因調査が行われているようですが,事故原因の公式発表はまだ行われていません。

FUTURA’(futura-sciences.comJune 24, 2025付け
Crash of Air India’s B787: a key clue may finally explain what happened
「エア・インディアのB787墜落事故:何が起きたのかを解明する鍵となる手がかりがついに見つかるかもしれない」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。

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インドで離陸直後にボーイング787が墜落した原因は何だったのだろうか? ‘Futura’ はいくつかの可能性を否定し(ruled out),墜落の原因となり得る重要な要因を指摘している。

2025年612日午後138分(現地時間),エア・インディアのボーイング787ドリームライナーAI171便は,乗客242名を乗せてインドのアーメダバード(Ahmedabad)からロンドンのガトウィック(Gatwick)空港に向けて離陸した。離陸直後,機体は住宅街に墜落した。ソーシャル・メディアには,この惨事を捉えた衝撃的な動画が複数投稿されている。

B787は地上約122メートルから墜落し,滑走路から約1km離れた建物に衝突した。パイロットは管制官に推力喪失を知らせる間もなく墜落した。衝突により搭載していた50 tonの燃料が発火し,動画に映っている壮大な(spectacular)爆発が発生した。インド当局によると,この墜落で地上にいた数名が死亡し,乗客の生存者は1名のみだった。調査が続く中,悲劇の原因に関する様々な仮説が浮上している。

Futuraはすでにいくつかの可能性がある説明を示唆しており,パイロットのメーデー・メッセージ:「メーデー,推力なし,揚力なし(Mayday, no thrust, not taking lift)。」に焦点を当てている。これは両エンジンが同時に故障した可能性を示唆しており,可能性は低いものの,あり得ないわけではない。推力喪失の原因は,機械的な故障,燃料の汚染(contaminated fuel),あるいは鳥の吸い込み(bird ingestion)などが考えられる。しかし,パイロットは離陸に約3,500メートルの滑走路を使用していたため,滑走路の長さ不足は考慮されていない。

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Was It Too Late? / 手遅れだったのか?

風は弱かったものの気温は 37℃と高く,長い滑走路が必要となった気象条件が影響した。高温は揚力に影響を与えることはあるが,エンジンの推力低下を説明するものではない。もう一つの大きな要因は着陸装置である。

離陸時の映像には,着陸装置が格納されていなかったことが記録されている。このような角度では,出したままの着陸装置によって生じる抗力が機体の飛行能力を阻害していた可能性がある。Futuraがインタビューしたボーイング787のパイロットによると,着陸装置は離陸後すぐに格納されるべきだったとのことである。

重要な疑問は,なぜ格納されなかったのかということである。見落とし(oversight)だったのだろうか,それともフラップと着陸装置の設定ミスだったのだろうか?フラップであればすぐに修正できるが,着陸装置は格納に数秒かかるため,素早い修正は不可能である。そして,あの高度では,その数秒が決定的な役割を果たした。フラップについては,映像では状況がはっきりと確認できないが,これは離陸時の正常な状態である。

A Reliable Aircraft / 信頼性の高い航空機

B737 Maxの墜落事故はボーイング社の信頼性に対する懸念を引き起こしたが,2011年から運航しているボーイング787ドリームライナーは,その信頼性の高さで知られている。今回の墜落事故は,この機種としては初めてのものである。この機体は,エール・フランスを含む80の航空会社が保有しており,エール・フランスは 約10機を運航している。

エア・インディアのB787VT-ANB)は,機齢11年で,20142月から運航されていた。墜落のわずか数時間前,国内線を問題なく飛行していた。現時点では,事故の原因が設計ミス,整備ミス,あるいは人為的ミスのいずれによるものかを判断するには,調査が唯一の方法である(the investigation is the only way)。

(転載了)
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当初,「副操縦士が 車輪を格納する操作を誤って(その代わり)フラップを上げた。」という可能性が指摘されていました。

気温は原因としての可能性は薄いようですが,日本では 20157月,調布飛行場を離陸した軽飛行機が,上昇できないまま民家に墜落,3名死亡するという事故があり,その推定原因の一つとして高気温がありました。高気温による 「空気密度小揚力小」で,かつ,ペイロード一杯の積載質量だったような記憶もあります。調べるとー 機種:パイパー PA-46 で,定員(51)名に対して (41)名,目的地 伊豆大島で,燃料は 2.5 往復分(おそらく Full Capacity)を積んでいたとのことでした。

気象庁のデータを見ると(調布市のデータがなかったので隣の府中市で),この日の最高気温は 36.6℃で,結構な暑さでした。(但し,離陸は 11時頃。)

さて,Air Indiaの墜落事故原因調査には数ヶ月かかりそうだとの報道もあるようで,その結論は?

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