世界の中国/習近平観,日本は?
‘Pew Research Center’,July 15,2025付け
“Views of China and Xi Jinping”
「世界各国の中国観と習近平観」
の見出し 調査報告を 下記,拙訳・転載します。
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Views of China are more unfavorable than favorable in the 25 countries surveyed. In most countries, people also lack confidence in Chinese President Xi Jinping to do the right thing regarding world affairs.
調査対象となった25ヶ国において,中国に対する見方は好意的なものよりも否定的なものが多い。また,ほとんどの国では,習近平国家主席が世界情勢に関して正しい対応をとるという信頼も得られていない。
しかしながら,昨年と比べて,25ヶ国のうち15ヶ国で中国に対する肯定的な見方が増加し,16ヶ国では習近平国家主席への信頼が高まっている。中国と習に対する見方は,調査対象となった9ヶ国の中所得国の方が16ヶ国の高所得国よりも肯定的な傾向にある。
Favorability of China / 中国に対する好感度
25ヶ国を対象とした調査では,成人の36%が中国に対して好意的な見方を示しており,54%が好意的な見方を示していない。
・アジア太平洋地域において,中国に対する見方は最も否定的な傾向にある。日本では,中国に対して好意的な見方を持つ人はわずか13%で,オーストラリア,インド,韓国でも約4分の1以下である。しかし,インドネシアは例外で,約3分の2の人が中国に対して好意的な見方を示している。
・ヨーロッパでも,意見のバランスは否定的である。調査対象となったほとんどのヨーロッパ諸国では,成人の約10人に4人以下しか 中国に対して肯定的な見方を持っていない。ギリシャだけが,過半数が好意的な見方を持っている国である。
・トルコとイスラエルでは,約3分の1の人が中国に対して好意的な見方を持っている。
・調査対象となったサハラ以南のアフリカ3ヶ国(ケニア,ナイジェリア,南アフリカ)では,過半数が中国に対して好意的な見方を持っている。
・また,調査対象となったラテン・アメリカ3ヶ国(アルゼンチン,ブラジル,メキシコ)では,いずれも中国に対して肯定的な見方を持つ人が否定的な見方を持つ人を上回っている。
サハラ以南のアフリカとラテン・アメリカにおけるより肯定的な見方は,より広範なパターンを反映している:つまり,一人当たりの国内総生産が低い国では,人々は中国に対してより肯定的な見方を持つ傾向がある。
Views of China over time / 時代を超えた中国観
調査対象となった25ヶ国のうち15ヶ国において,2024年以降,中国に対する見方はより好意的になっている。これには,カナダやフランス(+13ポイント),イタリアや南アフリカ(+10ポイント)といった国での2桁の増加が含まれる。
しかし,韓国では,中国に対して好意的な見方を持つ成人の割合が,2024年の25%から2025年には19%に減少した。韓国は,調査対象国の中で唯一,昨年からこの割合が大幅に減少した国である。
Views by age / 年齢による中国観
ほとんどの国では,若者のほうが年配者よりも中国に対して好意的な意見を持っている。
最も大きな差が見られるのはポーランド,英国,カナダで,35歳未満の成人は50歳以上の成人に比べて中国に対して肯定的な見方をする傾向が27~28ポイント高い。
Views by ideology / イデオロギー別の見解
ほとんどの国では,イデオロギーと中国に対する見解は密接に関連していない。
しかし,イスラエル,メキシコ,韓国,そして米国では,イデオロギー的に左派(米国では「リベラル」)に属する人々は,イデオロギー的に右派(米国では「保守」)に属する人々よりも中国に対して肯定的な見方をしている。例えば,韓国では左派の28%が中国に対して肯定的な見方をしているのに対し,右派では12%である。
しかし,ハンガリーではその逆である。右派の約3分の2が中国に対して好意的な見方をしているのに対し,中道では43%,左派では37%である。
Confidence in Xi / 習への信頼度
調査対象者のうち,習が世界情勢に関して正しい行動をとると信頼している人は比較的少数だった。25ヶ国における中央値では,成人の25%が習に 「かなり」または「非常に」信頼を寄せているのに対し,66%は「あまり信頼していない」または「全く信頼していない」と回答した。
・習への信頼度が最も高いのはケニアとナイジェリアで,成人の約3分の2が習に信頼を寄せている。南アフリカでは,意見はより複雑である。
・欧州,ラテン・アメリカ,北米では,習に対する評価は肯定的なものよりも否定的なものが多い。トルコとイスラエルでも同様である。
・調査対象となったアジア太平洋地域5ヶ国のうち4ヶ国では,国民のほとんどが習への信頼を失っている。例えば,日本では信頼している人はわずか 8%である。しかし,インドネシアでは,信頼している人が信頼していない人よりも多い(53% 対 41%)。
全体的に見ると,高所得国では中所得国よりも習への信頼度が低い。
Views of Xi over time / 習に対する見方の推移
調査対象となったほとんどの国では,習が世界情勢に関して正しい行動をとるという信頼が過半数を占めていないものの,調査対象となった25ヶ国のうち16ヶ国では,昨年と比べて習への信頼が高まっている。
これには,カナダとトルコでの10ポイントの増加が含まれる。
習に対するこうした態度の変化は,別のパターンを反映している。習への信頼度について 「わからない」と答えた人の割合が,一部の国で減少している。また,南アフリカでは、2024年以降,わからない,あるいは回答を拒否した人の割合が大幅に減少したため,習に対する肯定的な評価(+10)と否定的な評価(+12)の両方が増加した。
(転載了)
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この各国民の見方は それぞれの国において,中国あるいは習近平に関して得られる情報の内容,量,質,公平さなどが大きく影響すると思われます。
すなわち 各国民が得られる メディアの報道に左右されるところが大きいでしょう。
それにしても 日本の中国嫌いトップは堅いものです。
東アジアにおける 中国の,国際法などを無視した傍若無人ぶりの報道などからすれば当然に思えます。
それにしても 13%もの日本人が 中国を好意的に見ており,習を信頼している日本人が 8%もいるのが 俄かには信じられません。
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