テキサス洪水被害拡大に対する トランプ政権による連邦職員削減の影響は?
‘THE HILL’,July 17, 2025付け
“Texas Democrat: Possible role of NWS staffing cuts in flooding deaths should be investigated”
「テキサス民主党議員:洪水による死者数の増加にNWS職員削減が影響した可能性を調査すべき」
の見出し記事を下記,拙訳・転載します。
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ホアキン・カストロ(Joaquin Castro)下院議員(民主党、テキサス州選出)は日曜日(7月6日),テキサス州で最近発生した洪水による死者数について,国立気象局(NWS:National Weather Service)の人員削減が何らかの影響を与えた可能性を調査すべきだと述べた。
「グアダルーペ川(Guadalupe River)の洪水予報と警報に携わるテキサス州国立気象局(Texas National Weather Service offices)の2つの事務所で,主要な職員が欠員となっている。」と,CNNの “State of the Union” の司会者のダナ・バッシュはカストロ議員の出演中に述べた。
「NWS組合の理事はCNNに対し,トランプ政権による早期退職増加(buyouts)により,オースティン/サンアントニオ事務所から警報調整担当の気象学者が1人不足していると語った。」と彼女は付け加えた。「洪水地域の住民が十分な準備をしておらず,ましてや避難もできなかったという事実に,これらの人員削減やその他の削減が影響したという兆候はありますか?」
「ほとんどの場合,このような悲劇は起こらないが,突発的な洪水が発生すると,分析を行い,最適な方法で予測を行う人員が不足するリスクがある。」と彼は述べた。
「そして,それは悲劇につながる可能性がある。だから,ここで断定的にそうだったと断言したくはないが,調査されるべきだとは思う。」と彼は付け加えた。
トランプ政権は今年初め,国立海洋大気庁(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)の職員数百人を解雇した。その中にはNWS職員も含まれていた。その後,内部文書によると,NOAAは他の職員を「深刻な人員不足(critically understaffed)」にあったNOAAの事務所に再配置する(reassign)措置を取った。
過去数カ月間,トランプ政権は連邦政府の複数の部門を標的とし,スタッフを削減し(slashing),省庁や機関の組織を劇的に変更してワシントンを動揺させた(rattled)。
NWSはコメントを求められた際,「洪水による悲惨な死に心を痛めている。」と述べた。
NWSは声明で,「7月3日,テキサス州オースティン/サンアントニオにあるNWS事務所は,午前中に緊急管理(emergency management)のための予報ブリーフィングを実施し,午後早くに洪水注意報(Flood Watch)を発令した。7月3日夜と7月4日早朝に洪水警報(Flash Flood Warnings)が発令され,警報基準に達するまでに3時間以上の予備的なリード・タイムが与えられた。」と述べた。
(転載了)
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この調査において定量的な分析は かなり難しそうですが,影響が皆無だとは 誰も言えないでしょう。
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