ミリタリー・ウォッチ選
時計に凝ることはなく 機能的(視認性,精確さ)で,無駄な装飾がなく,廉価なものを良しとしています。
- となれば 日常生活での堅牢さはオーバー・スペックとしても ミリタリー・ウォッチが理想的かも知れません。
米国のライフ・スタイル誌 ‘GEAR PATROL’ の電子版,May 2, 2024付け
“The 21 Most Important Military Watches of All Time”
「史上最も重要なミリタリー・ウォッチ21選」
のタイトル記事を下記,拙訳・転載します。
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“Blancpain Fifty Fathoms” から “Rolex MilSub” まで,歴史に残る最も象徴的で耐久性に優れたミリタリー・ウォッチをご紹介する。
ああ,ミリタリー・ウォッチという稀有な世界(rarefied world)。多くの場合,契約に基づいて開発されたこれらの時計(timepieces)は,特に過酷な(adverse)物理的条件に耐えられるよう設計されていた。まさに「かつて」 という意味である(And we do mean were): 現代の特殊部隊員(special operator)は,ミル・スペック(mil-spec)の “Rolex Submariner”よりも,既製品の(off-the-shelf) “G-Shock” を着用する方がはるかに多い。
昔ながらの(Old-school)ミリタリー・ウォッチは,その控えめなデザインにもかかわらず(あるいはむしろ控えめだからこそ),民生用時計(civilian watch)コレクターにとって尽きることのない魅力の源となっている。ミリタリー・ウォッチには,余分な(extraneous)デザイン要素はほとんどない。そこに備わっているのは,任務を遂行するために絶対に必要なものだけである。
以下は,世界で最も有名なミリタリー・ウォッチの一部である。このリストは決して完全なものではないが,できるだけ多くの軍隊や国の時計を掲載するよう最善を尽くした。ほとんどのモデルはもはや生産されていないが,中古市場(preowned market)ではまだ見つけることができる。中には ずっと低い値段(pennies on the dollar)で手に入るものもあれば,天文学的な価格(astronomical prices)のものもある。
1.WWI Trench Watch
19世紀後半にはドイツ海軍に少数の専用腕時計が支給されたが,男性用の腕時計が広く普及したのは第一次世界大戦に入ってからだった。兵士たちは懐中時計に針金製のラグをはんだ付けし,革製のストラップを取り付けることで両手を自由に使えるようになった。
第一次世界大戦後,兵士たちが “trench watches(塹壕時計)” を携えて帰還すると,この流行(fad)は定着し(took hold),それまでは明らかに女性的なものだと考えられていた腕時計を男性が着用することが,ついに流行となった。
2.Weems Second-Setting Watch
“Second-Setting watch” は,もともと米国のフィリップ・ヴァン・ホーン・ウィームス(Philip Van Horn Weems)少佐によって設計されたもので,天測航法(celestial navigation)用にウィームスが特許を取得した発明だった。パイロットに正確な時刻を示す無線信号と時計を同期させる(synch)ため,ウィームスは第二リューズ(secondary crown)で操作する可動式ベゼル(movable bezel)を開発した。
これにより,ユーザーは時計の時刻と無線信号の誤差を監視でき,航法上のミスを最小限に抑えることができた。このコンセプトは後にチャールズ・リンドバーグによって ‘Hour Angle watch’へと発展した。
3.6B/159 Navigator Watch
これらの時計は第二次世界大戦中に ‘Omega’,‘Longines’ そして ‘JLC’ によってイギリス空軍の航法士向けに製造された。‘Mk 7A (6B/159)’ の名称が与えられ,白い文字盤(white dial),黒いアラビア数字,センター・セコンド,非発光のブルー・スチール針,そしてクロームまたはステンレス・スチール製のケースという仕様に従って製造された。
戦時中も使用され,長年にわたり文字盤の交換が行われた個体も数多くあったが,これらの時計の多くは現在でも良好な状態で(in decent condition)市場に残っている。(由緒ある手巻きオメガ12.68Nムーブメントなど,優れたムーブメントを搭載していたことも,その証と言えるだろう。) 現代の “Longines Heritage Military” は,オリジナルのデザインを彷彿とさせる。
4.A-11
‘Elgin’, ‘Waltham’ そして ‘Bulova’ で製造されたこの30~32mmの時計は,米軍の要求する規格に基づき,複数の異なるバージョンが製造された(ただし,“6B” の名称で他の連合国軍にも支給されたバージョンもあった)。
シンプルな時刻表示のみの時計で,黒い文字盤(稀に白い文字盤も存在する),白いアラビア数字と針,そして60分目盛りが特徴的である。“A-11” は非常に多く生産されたため,「戦争に勝利した時計(the watch that won the War.)」と呼ばれることもある。“microbrand Mk II” は,現代的にアップデートされた “Cruxible” を $649で提供している。
5.The Dirty Dozen
この,映画に登場するこの名称(moniker)は,12のスイス・ブランドが英国国防省(the British MoD)との契約に基づき製造し,1945年に納入された一連の時計を指している。
各社のモデルは若干異なるが,35~38mmのステンレス・スチール製またはメッキ加工のベースメタル製ケース,ラジウム夜光塗料を施したブラック・ダイヤル,クロノメーター級の機械式ムーブメント,ねじ込み式ケース・バック(IWCモデルを除く),そしてミリタリー・マークが特徴である。合計で約15万本が製造されたため,今でも数千ドルで “Dirty Dozen(ダーティ・ダズン)” の時計を手に入れる(nab)ことができる。
6.B-Uhren
パイロット・ウォッチのデザインの中でもおそらく最も象徴的な「観測用時計(observation watch)」である “Beobachtungs-Uhren(観測用時計)” は,1930年代後半,当時開戦準備を進めていたドイツ軍の爆撃機乗組員のための計器として開発された。ドイツ空軍省(Luftfahrtministerium)が仕様を提示し,5社(IWC,A. Lange & Söhne,Wempe, Lacher & Company/Durowe (Laco),Walter Storz (Stowa))がこれに応え,同一仕様の時計を製造した。
A型とB型の2種類が仕様指定され,文字盤のレイアウトは若干異なるが,いずれも手巻きムーブメントを搭載し,直径55mmの特大ケースはフライト・ジャケットの上からでも装着可能(あるいは,パイロットや航法士の脚に装着してハンズフリーで使用できるようにするためとも考えられている)だった。
7.Seikosha “Kamikaze” Watch(精工舎 「神風」 時計)
精工舎は,かの有名なセイコー傘下の会社で,もともと時計や腕時計などの機器を製造していた。その一つに 「神風時計(Kamikaze watch)」と呼ばれるものがある。精工舎は1930年代から1940年代にかけて,日本軍向けに数多くの腕時計を製造したが,「神風」時計は,神風特攻隊員たち(Kamikaze pilots)が最後の命がけの飛行(last fateful flights)をする際に支給されたと伝えられていることで有名である。そのため,現存する時計が非常に少ない。
これらの時計が実際にそのような用途で使用されたかどうかは確認が困難だが,同時代のドイツの “B-Uhren” に似た特大のケースが興味深い特徴である。
8.Blancpain Fifty Fathoms
1952年にゼロから(from the ground up)設計された “Fifty Fathoms” は,第二次世界大戦中,特殊作戦執行部(SOE:the Special Operations Executive)に所属していたフランス秘密諜報員,ボブ・マルビエ大佐(MBE)の構想から生まれた。フランス海軍のクロード・リフォー中尉と共に,新たな秘密潜水部隊の編成を任されたマルビエは,理想のダイバーズ・ウォッチをスケッチし,そのデザインを複数の企業に提案した。
ブランパン(Blancpain)の協力を得て,“Fifty Fathoms” は時計業界で最も有名なミリタリー・ダイバーズ・ウォッチの一つとなった。ブランパンは現在,非常に豪華な現代版を製造しており,2023年にはスウォッチ(Swatch)とのコラボレーション・モデル($400)も発売された。
9.Monopusher Chronographs
スタート,ストップ,リセットの各機能を1つのボタンで操作できる「モノプッシャー・クロノグラフ」は,1940年代後半から1950年代にかけて,英国国防省との契約に基づき,‘Lemania’,‘Breitling’,‘Rodania’ によって初めて製造されした。
イギリス空軍のパイロット,そしてイギリス海軍の水兵や潜水艦乗組員に支給されたこれらの時計は,直径38.5mmのステンレス・スチール製ケース,17石のレマニア製(Lemania)キャリバー15 CHTムーブメント,そしてラジウム・ダイアルを備えている。もう一つの「モノプッシャー」である “Lemania 6BB” は,直径40mmのアシンメトリー・ケースと手巻き式 ‘Lemania 2220’ ムーブメントを搭載していた。
10.MIL-W-46384 and GG-W-113
“MIL-W-46374” と “GG-W-113” は,1960年代初頭から(主に)米国軍人向けに開発された2つの時計で,ベトナム戦争中に兵士たちに支給されたことで広く知られている。
これらのモデルは,発売以来数十年にわたり無数のバリエーションが作られてきた。eBayで少し検索するだけで,スチール製またはプラスチック製のケース,7石または17石の機械式ムーブメント,さらにはクォーツ式のモデルまで見つかるほどである。
幸いなことに,この記事の執筆時点では,比較的在庫が多いため,‘Benrus’,‘Hamilton’,‘Marathon’ といったメーカーからヴィンテージの “MIL-W-46374” または “GG-W-113” を$200以下で手に入れることができる。現代版がお好みなら、最近復活した‘Benrus’ブランドが $500程度で販売しています。
11.Omega Seamaster 300
1957年に開発されたにもかかわらず,英国国防省が “Seamaster 300M” を採用し始めたのは1967年になってからで,一時期 “Rolex Submariner” に取って代わり,主力ダイバーズ・ウォッチとなった。300mの防水性能,ツイスト・ラグ,キャリバー552自動巻きムーブメント,固定バネ棒,そして1分ごとにハッシュ・マークが刻まれたベゼルを備えた “300M” は,“Milsub” と並ぶ(on par with)象徴的なミリタリー・ダイバーズである。
エリート特殊舟艇部隊(Special Boat Squadron)のメンバーが使用した,本物のミリタリー・マーキング付きのモデルが売りに出されると,ほぼ確実に5桁の値が付く。‘Omega’ は現代的なシーマスター・ダイバーズ・ウォッチを幅広く製造しているが,60年代スタイルの “Big Triangle” ダイバーズ・ウォッチの新作は,コレクターにとって依然として希少な逸品(white whale)である。
12.Smiths W10
英国の著名な時計メーカー,‘Smiths’ 社によって開発された “W10” は,1960年代後半から1970年代初頭にかけて製造された。英国で製造され,自社製の(in-house)英国製ムーブメントを搭載しているという点で,ミリタリー・ウォッチとしては他に類を見ない存在である。
“W10” は直径約35mmで,一体型の耐磁性ダスト・カバーを備えた手巻きムーブメント,トリチウム・イルミネーションを施したブラックの文字盤と針,固定バネ棒,そして英国王室所有(Crown property)の証である「ブロード・アロー(broad arrow)」が特徴である。陸軍と空軍向けにそれぞれ製造され,裏蓋には “6B” の刻印がある。
13.Benrus Type I and II
1970年代に米国の時計メーカー,‘Benrus’ 社が製造した “Type I” と “Type II” は,米軍向けに約1,200 ft(約360m)の防水性能を備えたダイバーズ・ウォッチの仕様書に基づいて開発された。製造されたのは2種類で,“Type I” は各時間に夜光塗料のマーカーを備え,“Type II” は24時間表示と夜光塗料の三角形のインデックスを備えている。
興味深いことに(Interestingly),“Type II” には夜光塗料を塗布しない特別バージョンも製造された。これは,時計に使用されているトリチウムが高感度機器(sensitive instruments)を作動させる可能性がある環境(原子力潜水艦など)で働く隊員のために作られたものである。‘Benrus’ 社は現在,両方の時計の復刻版(reissues)を販売している。
14.“Bund” Flyback Chronographs
1960年代から1970年代にかけて,‘Heuer’,‘Leonidas’,‘Zenith’ といったブランドによって製造されたこれらのクロノグラフは,ドイツ(“Bundeswehr”(the German military:ドイツ連邦軍)の頭文字 “bund” に由来)とイタリア軍のパイロット向けに設計された。様々なブランドによって様々なモデルが製造されたが,いずれもデュアルレジスター・クロノグラフで,‘Valjoux flyback’ ムーブメントと回転式タイミング・ベゼルを搭載していた。
興味深いことに,‘Sinn’ は初期からこれらの時計の多くを修理する契約を結んでおり,‘Sinn’ のサービス・ダイヤルを搭載した ‘Bund watches’ の交換品は今でも中古市場で見つけることができる。さらに,“Bund chronos” には当初,象徴的な2ピース・レザー・ストラップが装着されていたが,現在ではこのストラップは一般的な愛称(generic moniker)として “Bund” の名で呼ばれている。
15.Asymmetric Chronographs
モノプッシャー・クロノグラフに続き,英国国防省は ‘Hamilton’, ‘CWC’, ‘Newmark’,‘Precista’ の4社が製造した左右非対称ケースのクロノグラフを採用した。
これらは1970年代から1980年代初頭にかけて支給され,‘Valjoux 7733’ ムーブメントを搭載したデュアル・ボタン・クロノグラフ,スチール・ケース,ブラック・トリチウム・ダイアル,そして支給された軍隊(英国海軍(RF),英国空軍(RAF),またはオーストラリア海軍(Royal Australian Navy))を示すミリタリー・マークを特徴としていた。‘CWC’はオリジナル版の美しい現代版復刻版を製造しており,クォーツ式またはオリジナルの手巻きムーブメントを搭載している。
16.Eterna Kon-Tiki Super
‘Eterna’ の “Kon-Tiki Super” は軍仕様に基づいて設計されたものではないが,その堅牢性(robustness),驚くほど視認性の高い(legible)文字盤(dial),そして超耐久性を誇る(ultra-rugged) ‘Eterna-Matic’ムーブメントは,イスラエル国防軍(IDF:Israel Defense Forces)の秘密海軍特殊部隊(clandestine naval special warfare unit)「シャイエテット13(Shayetet 13)」の隊員にとって完璧な手首のパートナーとなった。
この44mmの民間用モデルは軍用モデルと基本的に同じであるため,ケース・バックに刻印された支給番号とヘブライ語のtzadi(“Tzahal” あるいは I.D.F.)だけが,これらの時計が世界最高の特殊部隊員に支給されたことを示す唯一の証である。‘Eterna’ は “Kon-Tiki Super” の現代版を複数製造している。
17.Rolex MilSub
1954年の最初の “Submariner” 以来,数多くの “Rolex Submariners” が英国国防省(the British Ministry of Defense)に納入され,試験と配備が行われた。しかし,世界で最も有名なミリタリー・ウォッチ・モデルは,民間向けに改良されたリファレンス(the modified civilian reference)“5513”,“double-reference” の過渡期の(transitional)“5513/5517”,そして軍用専用 “reference 5517” だろう。
これらの特別な “MilSubs” には,文字盤にトリチウム夜光塗料(tritium lume)が使用されていることを示す丸で囲まれた “T” の文字,水中での正確な計時を可能にするフル・マーカーのダイブ・ベゼル,ソード針(sword hands),そして固定バネ棒が採用されていた。わずか1,200本しか製造されなかったため,オリジナル・モデルには6桁の値段が付くことを覚悟してください。
18.Tudor MN “Snowflake” Sub
1950年代初頭,‘Tudor’ は世界各国の海軍にサブマリーナー・ダイバーズ・ウォッチを供給し始めた。サブマリーナーには様々なバリエーションがあったが,最も有名なのは “7016/0”,いわゆる “Snowflake” サブマリーナーだろう。
フランス海軍(the French Marine Nationale)が水中で視認性の高い特別な針のデザインを要請し,その結果生まれた針とインデックスが量産されたことは広く知られている(後にこの時計は民生用にも採用され,‘9401’ として2つ目のリファレンスがデビューした)。軍用からの由来が確認できる “Snowflake Submariner” は,民生用モデルよりも大幅に高い価格で取引される。現代の ‘Tudor’ で最も近いモデルは,フランス海軍とのコラボレーションによって作られた “Pelagos FXD” と言えるだろう(arguably)。
19.Marathon Navigator
‘Marathon’ 社によると,同社の “Navigator” は1986年,ケリー空軍基地からのパイロットや空挺部隊員(paratroopers)向けの腕時計の要請に応えて開発されたとのことである。“Navigator” は政府仕様に基づいて製造されており(形状は ‘Benrus Type I and II’,そしてスチール製の “ADANAC” ナビゲーターによく似ているかもしれない),ファイバーシェル・ケース,クォーツ・ムーブメント,トリチウム発光管,アクリル風防を特徴としている。
これらの腕時計は超軽量で高精度,そして耐久性に優れており,過去30年間,アメリカ軍をはじめとする軍関係者に愛用されてきた。現在,‘Marathon’ 社はサファイア・クリスタルとスチール製リューズを備えた新バージョンを販売している。
20.G-10 Field Watch
“G-10”は,1980年代から2000年代初頭にかけて主に ‘Cabot Watch Company’ によって製造されたフィールド・ウォッチである。バッテリー・ハッチ付きの36mmスチール・ケース,トリチウム夜光塗料(tritium lume)を塗布したマット・ブラックの文字盤(matte-black dial),NATOストラップ用の固定バネ棒,アクリル風防を特徴とし,英国国防省向けに大量に生産されたことで知られている。
スリムなケース形状(“Fatboys” の愛称で知られる分厚い初期モデルを除く)を備えた,すっきりとした(neat)頑丈な小型時計で,状態の良いものはeBayで 数百ドルで簡単に見つかる。‘CWC:Cabot Watch Company’は現代版も製造している。
21.Marathon TSAR/GSAR
米国およびカナダ政府の要件とISO規格に準拠して製造された ‘the Search and Rescue line’ の時計は,アフガニスタンやイラクで活動する兵士,そして特に戦闘ダイバーの手首に着用されてきた。まさに現代の‘military combat dive watch’の真髄と言えるだろう。
‘SAR’ラインは,その無駄を省いた(no-nonsense)タフガイの美学と豊富な機能で長年高い評価を得ている。‘Marathon’では,クォーツ式と自動巻き式,スチール・ブレスレットとラバー・ストラップ,そして様々な文字盤(various dials)のモデルが現在も販売されている。‘Marathon’ は2024年にジープとのコラボレーション・モデルも発売した。
What Makes a Military Watch? / ミリタリーウォッチとは?
ミリタリー・ウォッチを任務に適したもの(mission-ready)にするために必要な特性とは何だろうか?必ずしも明確な特性のリストがあるわけではないが,以下の特性は参考になるかもしれない(good jumping-off point):
Toughness / 堅牢性
ケースは,衝撃,腐食,そして過酷な環境条件に非常に強い素材から機械加工される必要がある。ステンレス・スチールが一般的に使用される以前(あるいは戦時中の不足時)には,ニッケル・メッキの卑金属(base metals)やスターリング・シルバーが使用されていたが,今日ではスチールに加え,プラスチック,チタン,カーボン・ファイバーがますます一般的になっている。
Luminosity / 発光性
文字盤に何らかの蓄光塗料(luminous compound)(またはバックライト)がなければ,暗い場所では時刻を読み取ることは事実上不可能である。そのため,ミリタリー・ウォッチには何らかの照明システムが必須である。(興味深いことに,軍隊で着用される時計は,敵が遠くから蓄光文字盤を発見するのを防ぐために,しばしば覆われなければならない理由の一つは,まさにこの点にある。)
Reliability / 信頼性
ミリタリー・ウォッチは,機械式ムーブメントを搭載しているか クォーツ式ムーブメントを搭載しているかにかかわらず,常に信頼性が高くなければならない。ムーブメントは,寒冷,暑熱,高高度でも作動する必要があり,電池式の場合は,非常に長寿命で効率的な電池を搭載している必要がある。
Serviceability / メンテナンス性
ミリタリー・ウォッチのメンテナンス、必要に応じて部品の交換やアップグレードは,時計職人にとって比較的容易である必要がある。部品は,過酷な条件下での使用中に破損する可能性があり,実際に破損する。例えば,修理が難しいムーブメントを搭載している場合,時計をすぐに再始動させることができない。
Ease of Use / 使いやすさ
時計は,視認性と操作性に優れ,機能を妨げる不要な要素を排除する(devoid)必要がある。例えば,文字盤が雑然としていると時刻が読み取りにくくなり,特殊なダイビング・ベゼルがスムーズに回転しないと,水中での使用はほぼ不可能になる。
(転載了)
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左が「旧」,右が「新」。野菜室が上に,冷凍室が下に移動していました。

















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