トランプのノーベル平和賞への野望に対する ノーベル委員会メンバー?
トランプ大統領の ノーベル平和賞授賞の思いは 冗談ではなく,本気のようです。
政治とポップカルチャーを主に取り扱うアメリカ合衆国のリベラル系ニュースサイト,‘THE DAILY BEAST’ が Aug. 25 2025付けで “There’s One Major Problem With Trump’s Nobel Peace Prize Dream”
「トランプ大統領のノーベル平和賞授賞の夢には大きな問題がある」の見出しで 報じています。
下記,拙訳・転載します。
***********************
ノルウェー・ノーベル委員会(the Norwegian Nobel Committee)の委員の大多数は,彼の野望(ambition)を挫く(torpedo)可能性がある。
ノーベル平和賞受賞というドナルド・トランプの切なる願い(desperate hopes)は,受賞者を決める委員会の過半数が大統領を公然と非難して(condemned)おり,大きく損なわれる(hindered)可能性がある。
ワシントン・ポスト紙によると,権威ある(prestigious)ノーベル賞の受賞者を選考するノルウェー・ノーベル委員会の委員5人のうち少なくとも3人が,トランプの報道機関への攻撃や,第二期目の任期中に米国の民主主義を「解体(dismantling)」しようとしているとの懸念を表明した(spoken out against)。
トランプ大統領は,100万ドルのノーベル平和賞受賞への意欲を隠さず(made no secret of),1月以降,アルメニアとアゼルバイジャン,イスラエルとイランの紛争など,複数の戦争を阻止してきたと主張している。金曜日,大統領執務室で記者団に対し,トランプは7つの戦争を「解決した(settled)」と自画自賛し(took credit for),「戦前(pre-wars)」の戦争を含めるとその数は10に増えると主張した。
トランプにとって大きな障害の一つは,ノルウェー・ノーベル委員会のメンバーが大統領の大ファンではないように見えることだ。委員会のヨルゲン・ワトネ・フリドネス(Jorgen Watne Frydnes)委員長は,2024年の授賞式において「民主主義国家においてさえも表現の自由が侵害されている(the erosion of freedom of expression even in democratic nations)」と非難する(decrying)中で,大統領を名指し(by name)した。
「ドナルド・トランプ大統領は選挙運動中に,メディアに対して100回以上の暴言(verbal attacks)を浴びせた。」と,フリドネス委員長は昨年12月,表現の自由を推進する団体「PENノルウェー」に語った。
もう一人の委員会メンバーである元ノルウェー教育大臣のクリスティン・クレメット(Kristin Clemet)は,トランプがホワイトハウスに復帰してから最初の100日間について,より痛烈な批判(scathing)を展開した。
「ドナルド・トランプが対策を講じると述べている問題の一部は現実のものであることは誰も否定できない。しかし,彼が選択する解決策の多く,そしてその進め方は,非常に憂慮すべきものだ(disturbing)。」と,クレメット委員長は5月にリベラル系シンク・タンク「チヴィタ(Civita)」に寄稿した。
「大統領就任からわずか100日余りで,トランプは米国民主主義の解体(dismantling)に着手しており,自由主義とルールに基づく世界秩序を破壊する(tear down)ためにあらゆる手段を講じている。」
3人目の委員であるノルウェーの元外務次官,グリ・ラーセン(Gry Larsen)も,長年にわたり大統領を公然と批判してきた(public critic)。
2020年の選挙前日,ラーセン氏は「人権を再び偉大に(Make Human Rights Great Again)」と書かれた赤い帽子をかぶった写真をFacebookに投稿し,トランプのMAGAグッズをパロディ化した。また,2017年にはXフォーラムに,トランプが米国の対外援助禁止措置(U.S. foreign aid ban)を拡大し,国際的な中絶支援機関を標的とすることで「何百万人もの命を危険にさらしている」と投稿した。
他の2人の委員がトランプに対して同様の強い反対意見を持っているかどうかは不明だが,そのうちの1人である学者のアスレ・トジェ(Asle Toje)は,バイデン政権下で頻発した法的問題に対し,トランプにいくらか同情を示したと,ワシントン・ポスト紙は報じている。
フリドネスは,ワシントン・ポスト紙のコメント要請に対し,トランプにノーベル平和賞を授与する意思があるかどうかについては慎重な姿勢を示した(coy)が,国家元首への授与は「おそらく最も物議を醸すことが多い。」と述べた。
「国家元首であれば,権力を持つからだ。権力を持ち,そして権力を行使してきた。紛争であれば,しばしば血を流すことになる。しかし,事後に行動を起こす権限も持ち合わせており,それが事態を複雑にしている。」とフリドネスは述べた。
ノルウェー・ノーベル研究所は,‘the Daily Beast’ からのコメント要請に直ちには応じなかった。
(転載了)
******************
発表時に 誰がノミネートされて 何故 選ばれなかったのかなどの説明はありませんが,今回は 特に 何故 トランプを ノーベル平和賞に不適切な人物と判断したのかを 詳説して 彼の反省のキッカケとしてもらいたいところですが,トランプが 一生を通じて 反省をしたことがあるなどとは とても思えません。何と言っても 'Trump Was Right About Everything!' です。
よって 理由は要りません,世界中の人々が それぞれ考えていることでしょう。
| 固定リンク | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- 大谷翔平,MLB 300本塁打 達成(2026.07.10)
- UEFA Statement:“FIFA crossed a Red Line”(2026.07.08)




コメント