FBI,ボルトン元大統領補佐官の自宅と事務所を強制捜査,その意図は?
‘NEW YORK POST’,Aug.22, 2025付け
“Kash Patel’s FBI raids John Bolton’s home, office in probe over sending classified documents to family”
「カシュ・パテルのFBIがジョン・ボルトンの自宅と事務所を強制捜索,家族に機密文書を送った疑い」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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FBI捜査官は金曜(8月22日)朝,トランプ大統領の元国家安全保障問題担当大統領補佐官(national security adviser)ジョン・ボルトンのメリーランド州の自宅とワシントンD.C.のオフィスを家宅捜索した。これは,ボルトンがホワイト・ハウス勤務中に私用メール・サーバーから「極めて機密性の高い(highly sensitive)」機密文書(classified documents)を家族に送信していたという疑惑(allegations)をめぐる注目の捜査(high-profile probe)の一環である。
トランプ政権当局者がワシントン・ポスト紙に語ったところによると,連邦捜査官(Federal investigators)はカシュ・パテルFBI長官(FBI Director Kash Patel)の指示で,午前7時にメリーランド州ベセスダ(Bethesda, Md.)にあるボルトン氏の自宅を訪れた。捜査官らはその後,ワシントンD.C.のダウンタウンにあるボルトンのオフィスを訪れたが,金曜午前遅くに裁判官が令状(warrant)に署名するまで立ち入ることはなかった。
「誰も法の上に立つことはできない… @FBI捜査官,任務遂行中(NO ONE is above the law… @FBI agents on mission)」と,パテルFBI長官は家宅捜索開始直後,X宛ての謎めいた投稿(cryptic post)で述べた。
ボルトンは逮捕されておらず,現在いかなる罪状も問われていないと,政権当局者は付け加えた。
トランプ大統領は金曜日の朝,ボルトンについて記者団に対し,「彼は賢い人物(smart guy)ではないが,非常に非愛国的な人物(unpatriotic guy)である可能性がある」と述べた。「我々は真相を解明することになるだろう。」
米国高官によると,ボルトンが2019年9月にトランプに解任される前に,私用メールを使って妻と娘に国家安全保障に関する機密文書(classified national security documents)を送信していた疑惑について、捜査当局は休止状態にあった捜査を再開した。
「ボルトンは国家安全保障問題担当大統領補佐官時代に,文字通り機密情報を盗み出し,家族を連絡係(cutout)として利用していた。」とこの人物は非難した。
この捜査は2020年に開始され,バイデン政権下で凍結された後も継続された。
金曜日の捜索はパテルの命令(behest)によるもので,パテルは2月にFBI長官に就任した後,この件を改めて調査を開始したと,米国高官は述べた。
大統領はホワイト・ハウスで記者団に対し,この捜査について事前に知らなかったと述べた。
「何も知らない」とトランプは主張した。「今朝 初めて知ったばかりだ。(中略)パム(ボンディ)司法長官と関係者にこう伝えた:『私は知りたくないが,皆さんはやらなければならないことをやらなければならない。(you have to do what you have to do.)私は知りたくない』」
「私はそれについて知ることもできた。私が捜査を始めることもできた― 実際、私は最高法執行官(the chief law enforcement officer)だ― だが,この方がましだと感じている。」と大統領は付け加えた。
大統領がFBIの捜査について事前に知らされていなかったことは珍しくない。司法省は伝統的に,特に国内政治に関係する可能性のある事項については,ホワイト・ハウスから独立して活動してきた。例えば,ジョー・バイデン前大統領は,国立公文書館(the National Archives)が求めている国家安全保障文書の回収のため,2022年8月にFBIがトランプ大統領のマール・アー・ラーゴ邸宅(Mar-a-Lago estate)を捜査したことについて,事前に知らされていなかったと述べている。
今回の捜査(probe)は,トランプの最初の任期中にボルトン前大統領補佐官が2020年に出版した著書「それが起きた部屋(The Room Where It Happened)」で国家機密を漏洩したとされる事件をめぐり,ボルトン前大統領補佐官を捜査していた別の刑事捜査(separate criminal inquiry)から派生した(spawned out)ものである。
司法省高官によると,バイデン政権時代にも司法省に勤務していた当局者は,トランプ政権の当局者に対し,「4年間この事件を起訴しようとしてきたが,(バイデン政権の司法省が)それを阻止した」と伝えたとされている。
捜査官らは,捜査の中断は,ボルトン前国家安全保障問題担当大統領補佐官がトランプに公然と政治的反対を表明したことが原因ではないかと見ている。
ボルトンはトランプに解雇されて以来,元上司と対立しており(odds with),CNNに定期的に出演して大統領の国家安全保障と外交政策の狙いを批判してきた。
79歳のトランプは,「それが起こった部屋」に国家機密が含まれており,ボルトンが雇用条件として締結した秘密保持契約に違反したとして出版差し止め(quash)を求めたが,却下された。
金曜日の捜索令状(未公開)には,ボルトンの行動パターンを示すため,この本をめぐる論争への言及が含まれている。しかし,この高官は,今回の捜査を,元ホワイト・ハウス高官の回顧録をめぐる捜査からの「完全な決別(clean break)」と表現した。
「(検察側は)(令状の中で)この本について言及しているのは,ボルトンが既に実質的に法律違反を犯していることを有利にするためだ」とこの高官は述べた。「しかし,我々は彼をそのことで起訴しているわけではない…(それは)この本とは全く100%無関係だ。」
「関係者は皆,『本当にこの本をめぐる訴訟を再び起こすのか?』と首をひねっている」と,高官は金曜日一日中メディアで取り沙汰された憶測に反応して続けた。「本の捜査は終わった。誰がそんなことを気にするのか?(Who gives a f—?,*af:around the F-word)」
トランプは1月20日の就任後,ボルトンの機密情報取扱権限とシークレットサービスの担当職員資格を解除した。
この措置はボルトンの安全に対する懸念を引き起こした。イランは、2020年1月の無人機攻撃でソレイマニ将軍を殺害したボルトンの関与への報復として,彼を暗殺対象に指定した。
76歳のボルトンは,外交官としてのキャリアを通じて,イランの政権交代を声高に訴えてきた。
ボルトンのXアカウントは,FBI捜査官が自宅にいた午前7時32分,ロシアのウクライナ戦争に対するトランプのアプローチを批判するメッセージを投稿した。これが予定投稿だったかどうかは不明だ。
「ロシアの目的は変わっていない: ウクライナを新たなロシア帝国に引きずり込むことだ。モスクワはウクライナに対し,既に支配している領土と,これまで征服できなかったドネツク州の残りの部分を割譲するよう要求してきた。ゼレンスキーは決してそうしないだろう。」とボルトンは書いた。
「一方,トランプはノーベル平和賞を望んでいるため,会談は継続されるだろうが,交渉が進展するとは思えない。」
ボルトンへの家宅捜索は,パテルが,ジェームズ・コミー前FBI長官が2016年の選挙直前に「議会を欺きながら」機密文書の漏洩を承認していたと暴露した翌日に行われた。
パテルは,連邦政府の汚職を根絶し,特にクレムリンとトランプの2016年大統領選の共謀(collusion)に関するFBIの捜査に関連した隠蔽工作を暴くことを誓っている(pledged)。
(転載了)
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もし この件にトランプが関与してないなら,FBI長官の トランプへの忖度,ご機嫌取り?
連邦政府機関(関係者)に トランプに気に入られようとする空気が流れているようです,首になりたくない?
ジョン・ロバート・ボルトン(John Robert Bolton,1948年11月20日 ~ ),法律家、外交官。アメリカ合衆国国際連合大使,第27代 国家安全保障問題担当大統領補佐官を歴任。
イェール大学卒業・イェール大学イェール・ロー・スクール修了,法務博士(JD)。
感覚的に動き,本を読まず,知識は全てTVから,常識は小学生程度と言われるトランプと合うところはないでしょう。
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