« 去り行く(?) 夏に別れをー 最後の(?) 小玉西瓜? | トップページ | コードレス掃除機,12年で 5台目を購入。 »

2025年9月11日 (木)

トランプに連邦高裁も123億円(8330万ドル)賠償命令,女性作家への名誉毀損

Reuters’,September 9, 2025付け
Trump fails to overturn E. Jean Carroll's $83 million verdict
「トランプ,E・ジーン・キャロルの8300万ドルの判決を覆すことに失敗」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。

*********************
Summary

Court rejects Trump's presidential immunity argument
   裁判所,トランプの大統領免責の主張を却下

Carroll's separate $5 million verdict upheld in June
   キャロルの500万ドルの別件判決が6月に支持

Trump denied writer's rape accusation
   トランプ,作家によるレイプ告発を否定

Trump to defeat 'Liberal Lawfare,' his lawyers say
   トランプは「リベラル・ローファー(Liberal Lawfare)」を打ち破るだろうと弁護士が主張
  (*Liberal Lawfare:自由主義の観点から法を戦略的に利用すること)

ニューヨーク,98日(ロイター) - 連邦控訴裁判所(federal appeals court)は8日,ドナルド・トランプ米大統領が2019年に作家E・ジーン・キャロルのレイプ被害を否定したことで,同大統領に8,330万ドルの損害賠償を命じた陪審評決を破棄しなかった(refused to throw out)。

トランプは大統領免責特権(presidential immunity)に値するとして20241月の判決を覆すべきだと主張していたが,マンハッタンの第2巡回区控訴裁判所(the 2nd U.S. Circuit Court of Appeals)は,これを却下した。

また,トランプがキャロルへの攻撃を執拗に続け(persistence in attacking),エル(Elle)誌の元コラムニストである彼女への攻撃が裁判が近づくにつれて「より過激かつ頻繁に(more extreme and frequent)」なっていることを批判した。

「本件の記録は,トランプ氏の行為の『非難の度合い(degree of reprehensibility)』が極めて高く,おそらく前例のないほどであったという地方裁判所(district court)の判断を裏付けている。」と,3人の判事からなる全員一致の評決部(the unanimous three-judge panel)は,署名のない判決文の中で述べた。

2023年5月,別の陪審員団は,トランプがキャロルに対して性的虐待(sexual abuse)と名誉毀損(defamation)の責任を負っているものの,強姦の責任は負っていないと判断し,500万ドルの賠償金を支払う判決を下した。控訴裁判所は6月にこの判決を支持した。

これらの判決(verdicts)は,トランプが2021年にホワイト・ハウスを去った後に直面した数々の(slew of)法的苦境(legal woes)の一部である。

共和党員であるトランプはすべての不正行為(wrongdoing)を否定し,選挙運動中は,法廷闘争は最終的に勝利した2024年の大統領選を妨害する(undermine)ための民主党主導の陰謀(Democratic-led plot)の一部であると主張した。

トランプは,20245月に性スキャンダル隠蔽のために記録を偽造した(falsifying)罪で有罪判決(criminal conviction)を受けたことや,ニューヨーク州司法長官(Attorney General)レティシア・ジェームズが自身の家族経営事業をめぐって起こした民事訴訟における詐欺容疑(fraud finding)など,他の法廷での敗訴(courtroom losses)についても控訴している。

刑事事件では実刑判決(prison time)を受けず,民事訴訟ではニューヨーク州控訴裁判所に約5億ドルの罰金を棄却するよう説得したものの,控訴は継続中である。

トランプの弁護士は月曜日(98日)の声明で,「トランプ大統領は “Make America Great Again” という使命に集中しているため,「リベラル・ローファー」に対して勝利を続けるだろう。」と述べた。

キャロルの弁護士ロバータ・カプランは声明で,「控訴審の手続き(appellate process)が終結し,正義が最終的に実現されることを期待している」と述べた。

001_20250910063901

'NOT MY TYPE' /「俺のタイプじゃない」

81歳のキャロルは,1996年頃,バーグドルフ・グッドマン百貨店の試着室でトランプに暴行されたと訴えていた。

79歳のトランプは20196月,キャロルの訴えを初めて否定し,記者に対し,キャロルは「俺のタイプじゃない(not my type)」と述べ,彼女は 回顧録 “What Do We Need Men For?” を売るためにこの話を捏造したと述べた。

トランプは202210月の ‘Truth Social’ への投稿でも同様の発言を繰り返し,500万ドルの判決につながった。

8,330万ドルの賠償金は,精神的損害(damages for emotional)と評判の毀損(reputational harm)に対する1,830万ドルと,懲罰的損害賠償(punitive damages6500万ドルで構成されていた。

控訴裁判所は月曜日の判決で,この事件の「異常かつ甚だしい事実に鑑み(in light of the extraordinary and egregious facts)」,8,330万ドルの賠償金は妥当であると判断した。
「本件行為は,多額の懲罰的損害賠償の支払いを正当化するものである。」と裁判所は判決文で述べた。「悪意(malice)と欺瞞(deceit)を伴い,深刻な精神的損害を引き起こし,少なくとも5年間継続した。」

トランプは,20247月に連邦最高裁判所(the U.S. Supreme Court)が 彼に刑事免責(substantial criminal immunity)を認めた判決により,キャロルの民事訴訟における責任を免れた(shielded)と主張していた。
また,トランプは2019年に大統領の立場で(in his capacity as president)キャロルについて発言しており,免責を認めなければ行政府(the Executive Branch)の独立性が損なわれる可能性があると述べた。

トランプはまた,両裁判を担当したルイス・カプラン連邦地方判事(U.S. District Judge)が,キャロルについて発言した際に「私は自分自身と家族,そして率直に言って大統領職を守りたかっただけだ。」という自身の証言を却下した(striking)のは誤りだと述べた。

控訴裁判所は,この答弁は「キャロルの告発が虚偽かつ不適切であることを示唆している」と述べ,判事が異なる判断を下したため,却下は適切だったと述べた。

キャロルは6月,トランプとの法廷闘争を綴った別の回顧録 ‘Not My Type: One Woman vs. a President’ を出版した。

(転載了)
*****************
今後の展開,最終決着は?
傷だらけのトランプです。

| |

« 去り行く(?) 夏に別れをー 最後の(?) 小玉西瓜? | トップページ | コードレス掃除機,12年で 5台目を購入。 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 去り行く(?) 夏に別れをー 最後の(?) 小玉西瓜? | トップページ | コードレス掃除機,12年で 5台目を購入。 »