バンコクで発生した道路陥没で 2016年の,1週間で復旧した博多駅前の道路陥没を思い出した。
バンコク中心部で9月24日,道路が大きく陥没する事故が発生しました。
陥没穴は深さ約50m(15m?),面積約900㎡(30m×30m?)。
現地当局などの説明によると,陥没は最近の豪雨と水道管の漏水などが原因とみられ,水が土砂を運び込み,建設中だった地下鉄の駅に落下して崩落を引き起こした可能性があるとのことです。
この事故の写真を見て,2016年に発生した博多駅前の道路陥没事故を思い出しました。
この事故が 世界的に報じられたのは 復旧工事が,わずか1週間という信じられない短期間で完了したことでした。
たとえば ‘BBC’ の15 November 2016付けでは 次のように報じています。
(拙訳・転載します。)
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“Japan mends giant sinkhole in a Fukuoka road within a week”
「日本,福岡の道路の巨大陥没穴を1週間以内に修復」
巨大な陥没穴によって崩壊した日本の交通量の多い道路が,わずか1週間後の火曜日に開通した。
建設作業員は,5車線の道路にまたがり(spanned),幅30m(98ft),深さ15mに及ぶ陥没穴を埋めるため,迅速に作業を進めた。
この陥没穴は11月8日(火),福岡市南西部のビジネス街で初めて発生した。
この陥没穴による負傷者はいなかったが,地元メディアは電気,ガス,水道の供給が中断されたと報じている。
道路はラッシュ・アワーに間に合うように,火曜日の午前5時(月曜グリニッジ標準時午後8時)に開通した。
高島宗一郎市長は声明を発表し,「多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪,作業員の尽力に感謝の意を表し,事故原因の調査を継続すると述べた。
市当局は,付近で地下工事が行われていたことが原因である可能性があると述べている。
(転載了)
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驚くべきスピードで 復旧しました。
通常考えると 早くても 1ヶ月は要する工事だと思われます。
さて バンコクは どのくらいで復旧できるでしょうか?
因みに,今年1月28日に発生した 埼玉県八潮市道路陥没事故の完全復旧は 工事内容の大きさ,複雑さがあるのでしょうが 5年~7年 とされています。
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