米国防総省,記者の報道内容に対する管理を強化
ピート・ヘグゼス国防長官が 「報道機関はもはや ペンタゴンの廊下を歩き回ることは許されない。バッジを着用し,規則に従うか,さもなくば家に帰るしかない。」との通達を出しました。
‘abc News’,Sept.20,2025付けで
“Hegseth unveils new restrictions on Pentagon press access”
「ヘグゼス,ペンタゴンの報道関係者の立ち入りに関する新たな制限を発表」
の見出して 報じています。
下記,拙訳・転載します。
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Rules could force reporters out of the building.
この規則により、記者は建物から強制的に退去させられる可能性がある。
ピート・ヘグゼス国防長官は金曜日(9月19日),ペンタゴン(国防総省)の記者の建物内への立ち入りに関する前例のない新たな制限を発表した。メディアの間では,この規制が独立報道の取り締まりや軍事作戦(military operations)に関する情報の流れの制限に利用されるのではないかとの懸念が広がっている。
記者に配布されたメモによると,建物内への立ち入りに関するこの包括的な新たな規則(sweeping new rules)は,「ペンタゴンの活動を妨害する可能性のある非専門的な行為(unprofessional conduct)」に加え,「管理対象」とみなされる機密情報または非機密情報を「不当に取得しようとする試み(attempts to improperly obtain)」を禁止している。
メモには,この条件に同意しない記者,または規則に違反していることが判明した記者は,建物への立ち入りができなくなると記されている。
報道機関に送付された文書には,「戦争省(DoW:Department of War)の情報は,たとえ非機密情報であっても,公開前に適切な権限を持つ職員の承認を得る必要がある」 とも記されている。
「ペンタゴンを運営しているのは 『報道機関』 ではなく,国民だ」 とヘグゼス氏はXへの投稿で述べた。「報道機関はもはや、厳重な警備下にある施設の廊下を自由に歩き回ることは許されていない。バッジを着用し、規則を守れ。さもなければ、家に帰れ。」
1940年代にバージニア州アーリントンに建設されたペンタゴンは,現在では世界最大級のオフィスビルの一つであり,数万人の軍人や民間人が働いている。団体ツアーでは頻繁にツアーが開催されている。記者たちは長年にわたり,常時着用が義務付けられているアクセス・バッジと,戦時中を含む軍事作戦のリアル・タイム報道を可能にする専用の作業スペースを与えられてきた。
新しい規則は来週から施行され,現在のバッジの有効期限に応じて記者たちに段階的に影響が及ぶ。記者たちがこの規則を拒否した場合,主要な全国報道機関(national news outlets)がペンタゴン内の非機密扱いのスペースへの24時間365日のアクセス(24-7 access)を失うのは,歴史上初めてのこととなるだろう。
記者は付き添い人(escort)とともに訪問の理由を述べる限り,建物の訪問は引き続き許可される。
「国防長官が報道機関に対して前例のないほどの(unprecedented)敵意(public hostility)を向けている時代に行われているため,こうした取り組み全体は極めて憂慮すべきものだ(troubling)。」と,CNNの元国防総省特派員で,現在は南カリフォルニア大学アネンバーグ・コミュニケーション・リーダーシップ・政策センターのシニア・フェローを務めるバーバラ・スターは述べた。
砂漠の嵐作戦(Operation Desert Storm)中に国防総省の取材を始めたスターは,ヘグセス長官室がどのような基準(what criteria)で誰かのパスポートを取り消すのか,その方針からは明確には示されていないと述べた。
「機密情報の保有が法的リスク(legal jeopardy)を伴うことは誰もが理解している。」とスターは述べた。「しかし,ジャーナリストが話をする当局者には,『これについては話せない。機密情報だ(I can't talk about that. It's classified.)。』 と伝える責任がある。」
ショーン・パーネル国防総省主任報道官は,「ペンタゴンに常駐する資格を持つメディア関係者(credentialed resident media)に提供されたメモに記載されているガイドラインは,国内の他のすべての軍事基地で既に採用されている基準を再確認するものである。これらは,機密情報を保護するだけでなく,国家安全保障とペンタゴンで働くすべての人々の安全を守るための,基本的かつ常識的なガイドラインである。」 と述べた。
ペンタゴン報道協会(the Pentagon Press Association)は,バッジによるアクセスに関する新たな指令を認識しており,検討中であると述べた。
既存の規則では,記者は建物を出る際に身体検査(searches)を受ける可能性があると定められている。これは,機密情報の悪用を防ぐため,ペンタゴンに入るすべての人に長年課されてきた規定(a longtime stipulation)である。
ヘグゼスは今年初め,たとえそのスペース自体が機密指定されていない場合でも,記者が付き添いなしで特定の廊下を歩くことを許可すべきではないと主張した。新たな要件では,記者は依然としてフード・コート外のほとんどのエリアへの立ち入りを禁止され,バッジを鮮やかな赤またはオレンジ色の通行証に交換する(swap out)必要がある。
新たな規則によると,ペンタゴン警察署長は 「戦争省(DoW)の職員または財産に安全上のリスクをもたらすと合理的に判断される人物のPFAC(警察資格確認証)の発行を拒否,取り消し,または更新を拒否しなければならない。」 とされている。
この基準には,反逆罪やテロ行為などが含まれる。しかし,新たな方針では,「ペンタゴンの運営を妨害する可能性のある非専門的な行為」 も含まれるとされている。
メモには,「さらに,CNSI(Classified National Security Information:機密国家安全保障情報)やCUI(Confidential Unclassified Information:機密非機密情報)を不正に取得しようとしたり,報告なくCNSIやCUIを物理的に所持しているのが発見されるなど,有罪判決以外の行為も安全保障上または安全上のリスクをもたらすとみなされる可能性がある」と記されている。
(転載了)
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戦争省を 記者が 勝手に歩き回るのが 我慢できないのでしょう。
トランプ政権によるメディアへの圧力は続きます。
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