トランプ，将軍らに「内なる敵」を鎮圧することが重要と説く

トランプが，世界各地に駐留する将軍や提督を緊急招集した臨時会議で演説し，全米の都市を取り締まるため軍事力を行使するよう呼びかけました。

‘abc News’，Oct.1,2025 付け
“Trump directs generals to defend US from 'war from within'”
「トランプ大統領は将軍たちに 『内戦』 から米国を守るよう指示した」
の見出し記事を 下記，拙訳・転載します。

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The president lamented about the lack of applause from the crowd.
大統領は聴衆からの拍手が少なかったことを嘆いた。

ドナルド・トランプ大統領は火曜日（9月30日），軍の最高司令官ら（top generals）に対し，「危険な」民主党支持の都市に部隊を派遣するという物議を醸す（controversial）計画について説明し，「我々は内部からの侵略を受けている（We're under invasion from within.）。」と主張した。

トランプは，軍の任務は国外の脅威から米国を守るだけでなく，彼が繰り返し言及した米国の都市における国内の敵からも守ることだと明言した。
「これは内部からの（from within）戦争だ」と，大統領は世界各地からバージニア州クアンティコに集まった高官ら（high-ranking military generals）を前に述べた。「我々は内部からの侵略を受けている。」

トランプは，米国の都市における米軍の活用拡大に向けた取り組みについて語った。特に，ニューヨーク，シカゴ，サンフランシスコといった民主党が統治する（Democratic-run）都市は 「ひどい状況（bad shape）」にあると述べ，「一つずつ改善していく（straighten）」と警告した（threatened）。

「ピート（ヘグセス）には，これらの危険な都市のいくつかを州兵（military National Guard）の訓練場（training grounds）として活用すべきだと伝えた」とトランプ大統領は述べた。

週末，トランプは，国内テロリストの脅威があるとして，オレゴン州ポートランドに連邦軍（federal troops）の派遣を命じたと発表した。ポートランドの民主党市長キース・ウィルソンとオレゴン州の民主党知事ティナ・コテックは，いずれも派遣要請はしていないと強調し（stressed），この行動に反対した。

トランプは火曜日にコテックと電話した際に，ポートランドが「燃えている（burning down）」と主張したことに言及した。
「私は 『知事，あなたはコントロールできてない。確認して折り返し連絡する。』 と言った。そして（彼女に）電話をかけ直し，『ここは悪夢だ』 と言った。」 とトランプは述べた。

ヘグゼスが軍におけるいわゆる「目覚めた（woke）」文化の終焉を訴えた後に行われたトランプの演説中，大統領の言葉は将軍たちから概ね沈黙と控えめな反応で（with silence and subdued reaction）迎えられた。彼らは，大統領のしばしば極めて党派的な（highly-partisan）主張に反応していないようだった。

トランプがシカゴやポートランドといった米国の都市への部隊派遣について語った際，軍高官たちの反応はさらに限定的だった。

友好的な聴衆を前に大げさな（blockbuster）スピーチをすることに慣れているトランプにとって，これは異例の歓迎だった。

大統領は話し始めてすぐに会場の雰囲気に気づき，驚いた様子だった。

「こんなに静かな会場に入ったのは初めてだ。」 とトランプは言い，その後ジョークを飛ばした。

「とにかく楽しんでくれ。拍手したいなら拍手すればいい。やりたいことをやりたいなら，何でもできる。私の言うことが気に入らないなら，会場から出て行ってもいい。もちろん，地位と将来がどうなるか分からないが，ただ気楽な気分になれる。OK，私たちは皆同じチームだから。」 とトランプは付け加えた。

トランプが自分の署名が好きだといったジョークも飛び出して，聴衆からは笑い声が漏れた（chuckles）。

演説が終わると，聴衆の中には立ち上がった人もおり，軽く拍手する人もいた。
（転載了）
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米国が，内乱のある，東南アジアの国と同列になったようです。