ダボスにて,トランプ 「欧州は米国なしでは ドイツ語を話していただろう」 と公然と嘲笑
‘NDTV’,Jan.22,2026付け
‘“Without Us, You'd Be Speaking German”: Trump Tells Europe In Davos’
「『我々がいなければ,あなた方はドイツ語を話しているだろう』:トランプ,ダボスで欧州に訴える」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
*************************
Trump used the World War II reference to justify his ongoing interest in occupying Greenland.
トランプは,グリーンランド占領への継続的な関心を正当化するために,第二次世界大戦に言及した。
ドナルド・トランプは水曜日の世界経済フォーラムで,もし第二次世界大戦で米国がヨーロッパ大陸を救援していなかったら,今日,ヨーロッパではドイツ語と日本語が話されていただろうと述べた。
この米国大統領は 歴史的な事例を用いて,グリーンランド占領への継続的な関心を正当化した。
「第二次世界大戦で,我々は大きな勝利を収めた。我々がいなければ,今頃 皆さんは ドイツ語を話し,おそらく少しだけ日本語を話していただろう。」 とトランプはスイスのダボスで述べた。
ドイツ語はスイスの4つの公用語の中で最も広く話されている。
トランプの発言は,第二次世界大戦(1939~1945年)の展開(panned out)に根ざしていた。米国,英国,ソ連などの連合国は,主にドイツ,イタリア,日本といった枢軸国(the Axis powers)と戦った。米国は1941年,日本が真珠湾を攻撃し,戦況がヨーロッパに有利に転じた後,参戦した。
ダボス会議でトランプは,グリーンランドを軍事力で奪取する可能性を排除した(ruled out)が,この北極圏の島を安全に守れるのは米国だけだと主張した。
「事実,米国以外にグリーンランドを守れる立場にある国やグループは存在しない。」とトランプは述べた。
「我々は大国(great power)であり,人々が理解しているよりもはるかに大きな力を持っている。2週間前のベネズエラ侵攻で,人々らはそれを思い知ったと思う。」と 彼は述べ,米国によるベネズエラ侵攻とニコラス・マドゥロ大統領の拘束に言及した。
トランプはその後,北極圏開発計画を妨害していると非難していた欧州8ヶ国に対する関税賦課の脅しを撤回すると発表した。また,NATO事務総長マーク・ルッテ(Mark Rutte)との協議において,グリーンランドと北極圏に関する「合意の枠組みを策定した(formed the framework of a deal)」と主張した。提案された10%の関税は2月1日に発効する予定だった。
しかし,これはトランプがグリーンランドに対して軟弱な態度を取る(go soft)ことを意味するものではない。ト彼は,グリーンランドがデンマークの領土であるという主張を否定し,「買収(acquisition)」は数十年にわたる米国の欧州への軍事支援を踏まえれば妥当な(in light of)交換だと述べた。
トランプは,第二次世界大戦中に確保したグリーンランドを「返還(give back)」したのは米国の誤りだったと述べた。グリーンランドは一度も米国領土になったことはない。
トランプは自己弁護として,デンマークが第二次世界大戦でドイツに急速に屈服したことを例に挙げ,コペンハーゲンが 「わずか6時間の戦闘」で陥落し,グリーンランドが無防備な状態になったと主張した。
トランプは,デンマークのためにグリーンランドを守り,敵対勢力が西半球に足場を築くのを防ぐため,米国は 「多大な費用と犠牲を払って」グリーンランドに基地を設置せざるを得なかったと述べた。
デンマークとグリーンランドは,領土の譲渡に関するいかなる提案も一貫して拒否している。
(転載了)
*********************
トランプは 他から嫌われることを何とも思わない,むしろ,敢えて 嫌われるように努めているようにさえ思えます。
去年(2025年)11月にEU 9ヶ国に対して行った調査(下図)では 平均 48%が トランプを敵と見做していましたが,現時点では もっと増えているでしょう。
| 固定リンク | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- ウィンブルドンの “All-White Dress Code”(2026.07.20)
- 中国/習の好感度の向上は 米国/トランプの反動?(2026.07.22)
- 信頼性において 習/中国が トランプ/米国を抜いた(?)(2026.07.19)



コメント