トランプ大統領への米国民の支持率 および その推移
‘The Economist’,‘Tracking the presidency’(大統領の動向追跡)
Last updated on January 12th 2026
“358 days into Donald Trump's term”
「ドナルド・トランプ大統領の任期358日」
下記,拙訳・転載します。
*********************
大統領の純支持率(支持率―不支持率)は マイナス17%,
先週からの下落0.0ポイント。
支持39%,不支持56%,不明4%。
ドナルド・トランプの支持率は,彼の波乱万丈な1年(rollercoaster year)を反映している。1月に大統領に復帰した時の支持率はネット(支持―不支持)2% だった。しかし,その後は不安定な滑り出しを見せ,12月初旬にはマイナス18%まで下落した。その後数週間は上昇したものの,ようやく上昇し始めた矢先,クリスマス直前にマイナス17%まで急落し,現在もその水準にある。
トランプの不人気(unpopularity)の原因の一つは,大統領の経済政策にある。昨年の選挙運動中,トランプ氏は前任のジョー・バイデンの下で経済が 「ひどい状況になった(went to hell)」と述べ,米国を再び住みやすい場所(affordable)にすると約束した。有権者は彼の言葉を信じ,大統領に復帰した際には雇用と経済に関する支持率は12% だった。しかし,今年は失業率が上昇し,物価は依然として高止まりしている。そして,国民はトランプ氏の関税と医療費支出政策が負担になると懸念している。
トランプ氏は経済悲観論の高まり(wave of economic pessimism)に乗って再選を果たし,2期目では有権者に対し「所得は急増し(skyrocket),インフレは完全に消滅し(vanish completely),雇用は急速に回復し,中流階級はかつてないほど繁栄する。」と訴えた。しかし,これまでのところ,有権者は失望している。
就任直後(shortly after his inauguration),トランプの経済政策とインフレ対策に対する評価はネットでプラスだった。しかし,貿易戦争の宣言とそれに対する投資家の反応を受けて,評価は大きくマイナスに転落した。‘YouGov’のデータによると,米国民は再選の鍵となるもう一つの課題である移民問題への対応にも不満を抱いているようだ。
エコノミスト誌は,‘YouGov’のデータを用いて,トランプ氏の支持率を州ごとに予測した。予想通り,トランプ氏の支持率は民主党支持が多い州で最も低く,共和党支持が多い州で最も高くなっている。
トランプ氏の支持者は依然として,大統領としての彼のパフォーマンスを圧倒的に支持している。しかし,この予測は,ほんの数ヶ月前に彼に投票した州でさえ,トランプ氏への不満が広がっていることも示している。来年の中間選挙で激戦を強いられる共和党にとって,この数字は不安材料(anxious reading)となるだろう。
彼の前の共和党政治家と同様に,白人と男性の有権者はトランプ氏の仕事ぶりを最も高く評価する傾向にある。一方,若い有権者と少数民族は最も強く支持してない。最も高学歴の層,つまり大学卒業者や大学院卒者は,トランプ氏を支持する可能性が最も低い。通常は共和党が圧倒的に優勢な年金受給年齢層(pension age)の有権者も,驚くほど大統領に対して冷淡だ(lukewarm)。
一部の政治問題は,不均衡に(disproportionately)政党支持者を心配させる。移民問題はトランプ氏の共和党支持者にとって重要な問題であり,税金や政府支出も同様だ。民主党支持者は医療制度と気候変動をより懸念している。上のグラフは,米国成人および各党員にとって最も重要な問題を示している。
カール・マルクス(Karl Marx)は,「人は自らの歴史を作るが,望むように作ることはできない。」と言った。これはトランプ氏にも,そして他の誰にも当てはまる。トランプ政権の最初の任期中,世論は医療への懸念に支配されるようになり,特に新型コロナウイルス感染症の発生以降は顕著だった。
パンデミックの経済的影響と,2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻により,インフレはバイデン政権における決定的な課題となった。上のグラフは,‘YouGov’の週次調査データに基づき,2017年以降,米国の成人にとって最も重要な問題を示している。
(転載了)
***********************
ノーベル平和賞や国家施設の名前に自らの名を刻み,偉大な大統領として歴史に名を残したいようです。
Contrary to his hope, however, he will undoubtedly go down in US and world history as a negative,evil or poor president.
| 固定リンク | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- 米-イラン 和平合意 詳細の詰めは? 注視が必要。(2026.06.16)
- Trump Says ‘I Love the Inflation’(2026.06.14)
- トランプのNBCとのインタビュー書き起こし(2026.06.12)








コメント
ノーベル平和賞を受賞した オバマさんへの対抗心が かなり影響しているとも言われていますね。
投稿: 管理者 | 2026年3月 8日 (日) 18時13分
世界中で戦争を起こしているトランプがノーベル平和賞にこだわる理由はなんでしょう
ノーベルが生きていたらどう思うのでしょう
ノーベル賞にふさわしくないからノーベル賞をほしがっているのかな
morikana625@morikana625
投稿: morikana625@morikana625 | 2026年3月 8日 (日) 10時47分