トランプ政権の企みは 留まらない。
‘Reuters’,Jan.12,2026付け
“Fed's Powell says Trump administration has threatened him with a criminal indictment”
「パウエルFRB議長はトランプ政権が刑事告発で脅迫していると述べる」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
(*FRB:Federal Reserve Board,米国連邦準備制度理事会)
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***001
Summary
・パウエル,政権がFRBの政策に影響を与えるために法的脅迫を利用していると非難
・召喚状(subpoenas)は金利をめぐるトランプとパウエルの対立の激化を示唆
・ホワイト・ハウス,FRBの25億ドル規模の建物改修は費用がかかりすぎると批判
ワシントン,1月11日(ロイター) - トランプ政権は,連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長が昨年夏,連邦準備制度の建設計画について行った議会証言(Congressional testimony)を理由に,同議長を起訴する(indict)と警告した。パウエル議長は,この訴訟(action)を中央銀行と金融政策(monetary policy)への影響力を高めるための「口実(pretext)」だと非難した。
ドナルド・トランプ大統領によるFRBへの統制強化を長年(long-simmering)試みてきた動きは,直ちに波紋を呼んでいる(fallout)。FRBの総裁候補者を審査する上院銀行委員会(Senate Banking Committee)の委員である共和党のトム・ティリス上院議員は,Xへの声明で,起訴(indictment)の警告は司法省の「独立性と信頼性」に疑問を投げかけると述べた。ティリス議員は,「この法的問題が完全に解決されるまでは(until this legal matter is fully resolved)」,大統領による次期議長の指名を含め,大統領によるFRBへのいかなる指名にも反対すると述べた。
Powell revealed the subpoenas and threats in a Sunday night statement.
パウエル議長は日曜(1月11日)夜の声明で,召喚状と脅迫について明らかにした。
「金曜日,司法省は連邦準備制度理事会(FRB)に対し,大陪審召喚状(grand jury subpoenas)を送付し,昨年6月に上院銀行委員会で行った私の証言に関連して刑事訴追(criminal indictment)の脅迫を行った。」とパウエル議長は述べた。「私は法の支配と民主主義における説明責任(accountability)を深く尊重している。誰も,ましてやFRB議長でさえ,法の上に(above the law)立つことはできない。」
「しかし,この前例のない訴追は,金利引き下げ,そしてより広義にはFRBへの発言権拡大を求める政権の脅迫と継続的な圧力という,より広い文脈で捉えられるべきだ。」とパウエル議長は述べた。
「今回の新たな脅迫は,昨年6月の私の証言や連邦準備銀行の建物の改修に関するものではない。議会の監督役割に関するものでもない … それらは口実に過ぎない。刑事訴追の脅迫は,連邦準備銀行が大統領の意向に従うのではなく,国民にとって何が有益かを最善に判断して金利を設定していることの結果である。」
トランプは日曜日,NBCニュースに対し,司法省の行動については全く知らないと述べた。「私は何も知らないが,彼は連邦準備銀行の運営にはあまり長けておらず,建物の建設にもあまり長けていない。」とトランプは述べた。
司法省報道官はこの件についてコメントを控えたが,「司法長官(The Attorney General)は連邦検事らに対し,納税者のお金の不正使用(abuse)を最優先で捜査するよう指示した。」と付け加えた。
POWELL INQUIRY A 'LOW POINT' IN TRUMP PRESIDENCY
パウエル議長調査は トランプ大統領の「最悪の状態」
トランプは1月の大統領就任以来,FRB(連邦準備制度理事会)に対し大幅な利下げを要求し,FRBの政策が経済成長を阻害していると非難し,パウエル議長の解任を法的に保障されているにもかかわらず,検討している。さらに,最高裁判所で係争中のリサ・クック(Lisa Cook)FRB理事の解任も検討している。
中央銀行の独立性,少なくともインフレ抑制のための金利設定における独立性は,堅固な経済政策の中核を成す信条とされており,金融政策担当者(monetary policymakers)を短期的な政治的配慮から切り離し,物価を比較的安定させるための長期的な取り組みに集中させる。
ペンシルベニア大学のFRB歴史家,ピーター・コンティ=ブラウンは,パウエル議長に関する調査は「トランプ大統領の任期における最悪の状態であり,アメリカの中央銀行制度の歴史における最悪の状態だ。」と述べた。 「議会はFRBを大統領の日々の変動を反映するように設計してない。FRBが トランプ大統領の,FRBを倒そうとする試みを拒否したため,彼はFRB議長に対してアメリカ刑法の全権(full weight)を行使している。」
(転載了)
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どこまでも 自分の思うように動かしたいトランプです。自身の意に従わない人間は 要りません。
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