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2026年2月10日 (火)

Is there a way to remove Trump from office?

Mirror’,Jan.17,2026付け
How Donald Trump can be removed from office if he keeps up unhinged behaviour
「ドナルド・トランプが常軌を逸した行動を続けた場合,どのようにして大統領職を解任できるか」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。

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Things are moving fast. All the ways a US President can be removed from office - from the obvious and official methods to the most extreme suggestions
事態は急速に動いている。米国大統領を解任可能なあらゆる方法明白で公的な方法から,最も過激な提案まで

ドナルド・トランプは警告しようとした。2024年の大統領選の選挙戦中,彼はグリーンランドを自分のものにしたいと公言し,あらゆる集会で 「大量国外追放(mass deportations)」という言葉を何十回も繰​​り返した。

彼は2020年の選挙で自分が負けたのではなく,選挙は盗まれたのだと主張し,決して譲らなかった(never backed down)。202116日,彼に代わって暴力的なクーデター(coup d'etat)を起こそう(in a bid to)と米国議会議事堂に押し寄せた数百人の人々を,平和の日(a day of peace)に参加した 「愛国者」 と呼んだ。

そして彼は,たとえ1日だけでも,二期目には独裁者(dictator)のように振る舞うと常に公約していた。誰も上記の言葉を真剣に受け止めなかった。彼らは今,ようやくその考えに至り始めたばかりだ。

2026年の最初の2週間で,彼は既にベネズエラに侵攻した。同国の元独裁者ニコラス・マドゥロをどう評価しようと,これは国際法違反である。しかし,大したことではない(no biggie),なぜなら,彼は今やインタビューで,国際法など気にする必要はない,自分を止められるのは自身の道徳心だけだと語っているからである。

彼はまた,グリーンランドに侵攻すると脅迫し(土曜日には,英国を含む複数の国が軍将校を派遣したことを受けて,10%の関税を課すと公約した),コロンビアへ侵攻すると脅迫し,キューバが少々厄介な状況にあると示唆し,ノーベル平和賞受賞者に罪悪感を抱かせてメダルを譲らせた。彼は,ミネソタ州に不法移民逮捕者の2倍の数のICE(移民税関捜査局)のチンピラ(goons)を送り込み,非武装の米国市民を撃った後も彼らを擁護し,被害者を中傷し(smeared),侵攻に対する抗議活動を鎮圧するために軍を派遣すると脅した。

そして,これらはここ15日間だけのことである。大統領復帰1年目にして,彼は心身の健康状態について深刻な疑問を呈し,プーチンのためにレッド・カーペットを敷き,エル・サルバドルの拷問収容所(torture gulag)に無実の人々を強制送還し,平和的な抗議活動を鎮圧するために軍隊を派遣し,16日の歴史を文字通り書き換えようとし,ホワイト・ハウスの一部を破壊し,今年の中間選挙で不正選挙を繰り返し試みた。さらに,選挙を完全に中止することも公然と示唆している。

彼は繰り返し「3期目」について語り,明らかに違法かつ違憲であるにもかかわらず,どのように実現できるかを考えている。さらに,将来の選挙を中止する口実(pretext)として戦争を利用するという考えを公然と冗談めかして語り,自分は国のためにあまりにも多くのことをしてきたのだから,中間選挙を行うべきではないと不満を述べている。

これらは普通の時代ではない。これは普通の大統領ではない。始まってまだ1年しか経っていないが,どうすれば終結できるのかと問うのは無理からぬことである。その可能性について,以下にご紹介する。

The normal way / 通常の方法

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大統領を解任する通常の方法,特に2期目の場合は,非常に簡単である。あと3年待つだけだ。通常の大統領選挙では,選挙サイクルは任期の半ばあたりから始まり,最終年には各党の候補者を選ぶための予備選挙が始まる。

そして,その後は簡単だ(straightforward) - もし,米国民が1人の候補者を気に入らなければ,別の候補者に投票すればいい。しかし,上で述べたように,彼の場合,通常の大統領選挙ではない。

トランプは,2期目終了後も大統領職にとどまる意向を繰り返し表明している。仮に再出馬が認められなくても,ウラジーミル・プーチン/ドミトリー・メドベージェフのような状況,つまりJDヴァンスが出馬し,当選すればトランプに大統領職を譲るという構図が考えられる。

憲法修正第25条(後述)により,副大統領が法的に大統領職に3期目として昇格できると考える者もいる。憲法では,大統領は2回以上「選出」されることしか禁じられていないからだ。つまり,JDヴァンスは トランプを副大統領として出馬し,当選後,修正第25条を行使して辞任し,トランプを再び大統領にするというわけである。

確かに,待って投票するのは通常のやり方だ。しかし,それは2028年の選挙が実際に行われることを前提としている。この記事の残りの部分では,もしもの場合について考察する。もしトランプが辞任しなかったら?もし前述のような策略(chicanery)を試みたなら? これが 我々が恐れていたよりもさらに異常な大統領だったらどうなるだろうか?

Congress / 議会

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大統領を任期途中で解任させる方法は2つある。

最もよく知られているのは弾劾(Impeachment)である。そして トランプはすでに,歴代大統領の中で最も多くの弾劾を受けた(impeached)人物である。

手続きは,おおよそ このようになる: 下院が弾劾訴追案を提出する。下院議員の単純多数決で可決されれば,大統領は弾劾される。

その後,上院が弾劾裁判を開く。これは,大統領がいわゆる「重大な犯罪および軽犯罪(high crimes and misdemeanours)」を犯したかどうかを審理する,本格的な(full-on)法廷形式の裁判である。

有罪判決を下すには,上院で3分の2以上の賛成票が必要である。これまで大統領が有罪判決を受けたことはない。アンドリュー・ジョンソン,ビル・クリントン,ドナルド・トランプ(2度)は,いずれも上院で無罪判決を受けている(acquitted)。

次に,計算を見てみよう。

現在,下院には共和党議員が218人,民主党議員が213人いる。

つまり,民主党は現時点で共和党議員8人に弾劾に賛成票を投じてもらう必要がある。これは大したことではないと思うかもしれない。しかし,これらの議員の多くは共和党支持が強い州出身で,トランプは依然として不可解なほど(inexplicably)人気が​​ある。

たとえ弾劾に賛成票を投じたとしても,上院で3分の2以上の賛成票が必要だ。現在,上院には共和党議員が53人,民主党議員が45人いる。これに無所属の民主党議員2人が加わると100人になる。

つまり,有罪判決に必要な67票を集めるには,民主党は20人の上院議員を説得して大統領に反旗を翻させる必要があるが,率直に言って,それは無理だろう。

次に上下両院を揺るがすチャンスは,11月の中間選挙の時だ。理論上は。

しかし,前述の通り,トランプは既に,テキサス州を皮切りに複数の州で選挙区境界線を 「中間選挙」用に再設定することで,選挙結果を不正に操作する(rig)計画に着手している。
この動きは,トランプ氏の共和党に,下院でさらに5議席の勝利を容易にもたらす可能性が高い。

民主党支持の州,特にカリフォルニア州は,埋め合わせとして選挙区の再編計画を練っている(cooking up)が,それが十分かどうかは不透明だ。

トランプはまた,中間選挙での郵便投票と不在者投票の禁止についても言及(make noises)し始めている。

さらに,次回の国勢調査の数年前に新たな国勢調査を実施し,不法滞在者を集計対象から除外するよう命じた。
不法滞在者は投票権を持たないものの,選挙区の規模を算定する際には,各議席にほぼ同数の議員が配置されるように考慮されている。

最新のクック世論調査レポートの予測では,下院は前代未聞の18議席を共和党から民主党に譲る一方で,上院は依然として共和党の支配下に置かれる可能性が高い。これはトランプの理論的な権力をいくらか弱めることになるだろうが,弾劾手続きを踏襲し、弾劾を成立させることは同様に困難になるだろう。

The Constitution / 憲法

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大統領を解任する2つ目の法的手段は,憲法に基づくものである。

合衆国憲法修正第25条は,大統領が任期満了前に退任する方法を規定している。退任の意思の有無は問わない。
大統領は,修正第25条第1項に基づき辞任し,副大統領に権限を委譲することができる。ニクソンはまさにこの方法を適用した。

彼らは第3条を発動することができる。これは,大統領が書面で職務再開を宣言するまで,権限を副大統領に一時的に移譲するものである - これは、ホワイト・ハウスの ウェスト・ウィングでよく見られる光景である。

4条は,大統領の強制的な罷免(involuntary removal)を認めている。副大統領と閣僚の過半数が,大統領がその職務を遂行できないと同意した場合,彼らは上院仮議長と下院議長に書簡を送り,直ちに大統領代行として職務を遂行することができる。

簡単?いや,違う。その後,上院は3分の2以上の多数決でこの決定を承認しなければならない。副大統領と閣僚の支持を得ていれば多少は楽になるかもしれないが,それでもなお大きなハードルである。

さて… 大統領を弾劾したり,不適格と宣言したりしても,実際にはトランプを追い出せないかもしれない理由を説明しよう …

The line of succession / 継承順位

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大統領が解任されても,選挙は行われない。

革命的な米国人が独立宣言の際に王室を廃止しようと躍起になったのと奇妙なほど似ているが,権力は自動的に継承順位の次の人物に移る。

つまり,トランプが解任されれば,JDヴァンスが大統領に就任する。そして,ヴァンスがトランプをホワイト・ハウスに復帰させる可能性は十分にある。公式に,あるいは舞台裏で物事を操る「顧問」として。

では,J・D・ヴァンスも解任されたらどうなるだろうか? 現状では,権力は下院議長のマイク・ジョンソンに移る。
マイク・ジョンソンはJDヴァンスと同じくらい狂っていて(every bit as mad),トランプに媚びへつらっている(sycophantic)。

彼を解任すれば,今度は共和党員である上院議長代理のチャック・グラスリーが席に着くことになる。

民主党内で浮上している案の一つは,中間選挙が終わるまで待って,下院を奪還し,新議長も民主党員となり,トランプとヴァンスを同時に弾劾するというものだ。

世論の視点から見て,これはいかに危険な考えか,言葉では言い表せない。非暴力的ではあっても,クーデターのあらゆる特徴を帯びているからだ。しかし,11月になって 米国がどのような状況になっているかは誰にも分からない。

これは,こんなことを言っても効果があるかどうか分からないが(for what it's worth),トランプが中間選挙を中止しようとする,あるいは結果を無視するのではないかと人々が考える主な理由の一つと言えるだろう。

The elephant in the Oval Office / 大統領執務室の象

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弾劾と憲法修正第25条が誰にとっても無益であることが明確になった今,誰もまだ口にしようとしないもう一つの 「もしも(what if)」について触れなければならない - しかし,これは現実の可能性として受け入れなければならない。

もし彼が辞任しなかったら?

任期満了後。弾劾され有罪判決を受けたら。憲法修正第25条が発動したら。

もし彼が辞任を拒否したら?有権者,議会,最高裁判所,そして何百年にも及ぶ判例や手続きを睨みつけ,「ノー」 とだけ言ったら?

あるいは,もっと早く弾劾が起こったら?中間選挙で惨敗し,弾劾の可能性に直面した彼と議会の取り巻きたちが,後任の議員就任を拒否したら?

これらは決して実現しない,突飛なアイデアだと我々は考えているだけである。なぜなら,実際に実現したことがないからだ。しかし,2021年まで,退任する大統領が正当な選挙結果を否定し,それが腐敗しており,意図的に不正に操作されたと決めつけたことは一度もなかった。そして,それが誤りであることが証明されたにもかかわらず,何年もそうし続けた。

2021年まで,エリプス広場に立って支持者たちに首都への行進と「地獄のように戦え(fight like hell)」と呼びかけた大統領はいなかった。

1月6日は,現職大統領に触発されたクーデター未遂事件だった。政権の良識ある人々が彼を説得して,ようやく思いとどまらせたのである。

そして,先ほど述べたように,彼の政権には分別のある人物(sensible people)は残っていない。

もし過去が未来への序章だとすれば,トランプの任期の公式な終焉のきっかけが何であれ,彼の大統領職の真の終焉は,彼が通常の秩序を受け入れることを拒否することになるだろう。そして,それが暴力につながる可能性は十分にある。

そして,その考えを最後まで突き詰めていくと,将軍たちが職務を全うし,トランプを武力で排除するのかどうかという,荒唐無稽な疑問に陥る。仮にそうするとしても,彼らの成功はトランプが自ら軍隊を編成しないかどうかにかかっているのだろうか?もし政権内の誰かがICE(移民税関捜査局)の支出と採用を大幅に増やす際に,この点を考慮していないとあなたが思うなら,あなたは注意を払っていなかったと言えるだろう。

(転載了)
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なかなか難しいようです。

Will Americans and the rest of the world have no choice but to endure another three years?

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