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2026年3月12日 (木)

イラン,ホルムズ海峡への機雷敷設開始?

もっとも恐れている機雷敷設が開始されているようです。

米海軍は,自国の開戦の責任で,阻止,除去することが務めです。

CNBC’,Mar.10,2026付け
U.S. forces sink 16 Iranian minelayers as reports say Tehran is mining the Strait of Hormuz
「米軍は,報道によると ホルムズ海峡に機雷を敷設しているイランの機雷敷設艦16隻を沈没させた」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。

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Key Points/要点 

米中央軍(U.S. Central Command)は,米軍がイラン船舶数隻を撃沈したと発表した。この中には機雷敷設艦艇16隻も含まれている。

ドナルド・トランプ米大統領は,機雷が除去されなければ 「かつてないレベルの軍事的影響」が生じると警告した。

・たとえ限定的な機雷敷設であっても,世界の海運に混乱をきたし,保険料を急騰させ,ペルシャ湾を事実上封鎖する(blockade)可能性がある。

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米中央軍によると,米軍は火曜日(319日),ホルムズ海峡付近で,機雷敷設艦16隻を含む複数のイラン艦艇を撃沈した。これは,世界のエネルギー供給にとって極めて重要な水路であるホルムズ海峡への機雷敷設をイラン政府が試みているとの報道が続く中,行われた。

米国の発表は,ドナルド・トランプ大統領が,もしイランがホルムズ海峡に機雷を敷設したならば 「直ちに撤去すること!(we want them removed, IMMEDIATELY!)」と投稿したことに次いで行われた。
「何らかの理由で機雷が敷設され,直ちに撤去されなければ,イランへの軍事的影響はかつてないレベルに達するだろう。一方,もし敷設されたものが撤去されれば,それは正しい方向への大きな一歩となるだろう!」とトランプは ‘Truth Social’への投稿で述べた。

その後,米大統領は,活動停止中の機雷敷設艦10隻を撃沈し,「さらに撃沈されるだろう(more to come)」と主張した。

CNNは火曜日,イランがホルムズ海峡への機雷敷設を開始したと報じたが,その規模は大きくはない。CNNが取材した情報筋によると,ここ数日で敷設されたのは「数十個(few dozen)」にとどまっているという。

また,同報道によると,イランは依然として小型船舶と機雷敷設艦の80%以上を維持しており(retains),ホルムズ海峡に数百個の機雷を敷設することが可能であるという。

エネルギー・コンサルティング会社‘Kpler’によると,オマーンとイランの間に位置するホルムズ海峡では,2025年には1日あたり約1,300万バレルの原油が通過すると見込まれ,これは海上原油輸送量全体の約31%に相当する。

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紛争勃発以降,原油価格は急騰し,月曜日には1バレル $120に迫った後,下落した。米国産WTIWest Texas Intermediate)原油は直近で1バレル $83.8,世界の指標であるブレント原油は1バレル $87.9で取引された。

CBSニュースは,イランが機雷敷設の「準備を進めている可能性がある(may be getting ready)」と報じ,イランは23個の機雷を搭載できる小型船舶を用いてホルムズ海峡に機雷を敷設していると報じた。イランの機雷(naval mines)保有量は公表されていないが,同報道によると,長年にわたる推定で 約2,000個から6,000個と言われている。

テキサス州にあるロバート・ストラウス国際安全保障法センター(The Robert Strauss Center for International Security and Law)は,イランがホルムズ海峡の航路において機雷を使用することは「有益(beneficial)」であり,直接的な被害,あるいは抑止力(deterrent)として船舶をイランにとって有利な航路に誘導する効果もあると述べた。

2009年に機密解除された(declassifiedCIAの報告書は,「イランは自国の機雷戦能力の限界を認識しており,少数の機雷や機雷敷設の脅威で船舶の航行を抑止する(deter)戦略を採用しているようだ。」と述べている。

報告書はさらに,イランは機雷を敷設することで保険料(insurance rates)を引き上げ,ペルシャ湾の港に向かう船舶がペルシャ湾に入ることを阻止する可能性があると指摘し,「このような機雷敷設(mining)は封鎖と同等の効果をもたらすだろう。」と付け加えた。

先週,中東における大型石油タンカーの保険料は過去最高水準に上昇し,大手海上戦争リスク保険会社(major marine war risk providers)はペルシャ湾に運航する船舶の保険契約を廃止した。

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トランプは先週,‘Truth Social’への投稿で,米国開発金融公社(the U.S. Development Finance Corporation)に対し,「ペルシャ湾を航行するすべての海上貿易(ALL Maritime Trade),特にエネルギー貿易の財務的安全性(Financial Security)を確保するための政治リスク保険と保証」を提供するよう指示したと述べた。
「必要であれば,米海軍はできる限り速やかにホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛を開始する。と付け加えた。

しかし,ロイター通信の報道によると,米海軍は海運業界からの船舶護衛の要請を「ほぼ毎日(near-daily)」拒否しており,現時点では攻撃リスクが高すぎると述べている。
海軍はリスクの内訳を明らかにしていないが,バーレーンに配備されていたアベンジャー級掃海艇(minesweepers4隻を2025年末に退役させている(decommissioned)。

世界的な海軍情報誌‘Naval News’によると,アベンジャー級(Avenger-class)の後継艦であるインディペンデンス級(Independence-class)沿海域戦闘艦(littoral combat ships)は,「機雷掃海任務(mine countermeasures missions)の要件を満たすのに苦労している。」という。

(転載了)
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機雷(かつての接触型から 現在は感応型)の種類として,船体の磁性を感知する磁気機雷,スクリューの音響を感知する音響機雷,そして水圧を感知する機雷があり,特に磁気機雷に対する触雷を避けるため,第二次大戦後の掃海艇の船体材料は非磁性化が求められるようになり,当初は木造,現在は FRPが主流です。
従って 掃海艇ではない艦艇が その任務に就くことは危険で,ありえません。

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