連邦裁・判事,ホワイト・ハウスの “Ballroom” 建設中止を命令
‘CNN’,Mar.31,2026付け
“Judge rules that White House ballroom construction ‘has to stop!’”
「判事,ホワイト・ハウスの舞踏室建設工事を 『中止すべき!』 の判決」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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連邦判事は火曜日(3月31日),ドナルド・トランプ大統領がホワイト・ハウス東棟(East Wing)跡地に建設予定の4億ドル規模の巨大な ‘ballroom’ の工事(any further work)を差し止める命令を下した。
「アメリカ合衆国大統領は,歴代大統領一家のためにホワイト・ハウスを管理する責任を負っている(the steward of)。しかし,彼は所有者ではない!(He is not, however, the owner!)」 とリチャード・レオン判事(Judge Richard Leon)は記した。
ジョージ・W・ブッシュ元大統領が任命した(appointee)レオン判事は,政府が控訴できるよう,判決の執行を2週間延期すると述べた。しかし,「今後14日間に行われる地上工事で,判決に準拠していないものは,本件の判決結果次第では撤去される可能性がある。」と警告した。
トランプ政権は直ちに判事に控訴する意向を伝えた。
レオン判事は判決の中で、問題の核心(crux)は,トランプがこの大胆な建設プロジェクト(the bold construction project)に着手するにあたり,連邦法で義務付けられている議会の承認(approval from lawmakers)を得ていなかった点にあると結論付けた。
「議会が法的認可によってこのプロジェクトを承認(blesses)しない限り,建設は中止しなければならない!(has to stop!)」と判事は述べ,トランプと議会が協力してプロジェクトを承認できる可能性があるという 「朗報」も付け加えた。
元不動産開発業者(real estate developer)であるトランプは,‘ballroom’ のフロア・プランから大理石の選定に至るまで,細部にわたって自ら関与してきた。
「私はとても忙しくて,こんなことに時間を割く余裕はない ― が,戦争やその他の問題にも取り組んでいる。しかし,これは非常に重要なことだ。なぜなら,これはこれから長い間,私たちの生活の一部となるからだ。」と,トランプは日曜夜,エア・フォース・ワン機内で記者団に語り,「世界最高の ‘ballroom’ になると思う。」と付け加えた。
主任建築家のシャローム・バラネス(Shalom Baranes)によると,‘ballroom’ の規模は約89,000平方フィート(約8,300㎡)と見積もられている。これに対し,ホワイト・ハウスの主要建造物である大統領官邸(Executive Mansion)はわずか55,000平方フィート(約5,100㎡)である。
トランプは,このプロジェクトはいかなる監督も受けておらず,厳しい監視を受けることなく進めることができると主張している。彼は,任期満了の数ヶ月前である2028年夏に完成させると約束している。
大統領は,判決直後にソーシャル・メディアに投稿し(fired off a post),訴訟を起こした歴史的建造物保存団体(the historic preservation group)を 「過激左派の狂人集団(Radical Left Group of Lunatics)」と呼んだ。彼は訴訟について,「あまり意味がない(Doesn’t make much sense, does it?)」と大まかに述べた。控訴する予定があるかどうかについては言及しなかった。
Judge says Congress can approve
判事,議会の承認権限を認める
35ページに及ぶ判決文の中で,レオン判事は議会がこのプロジェクトにおいて果たすべき役割を繰り返し強調した。
「大統領はいつでも議会に働きかけ,‘ballroom’ のための明確な承認を得ることができ,また私的資金を用いて建設することもできる。」とレオン判事は記した。「実際,議会は ‘ballroom’ 建設のための予算を計上することも,少なくとも他の資金調達方法を容認することもできる」。
「いずれにせよ,議会は国の財産に対する権限と政府支出に対する監督権限を維持することになる。」と判事は述べた。「そして,国民は政府機関が憲法で定められた役割を果たすことで恩恵を受けるだろう。これは決して悪い結果ではない!」
レオン判事はトランプに不利な判決を下すにあたり,大統領がホワイト・ハウスの「維持管理,修繕」や「改築(alteration)」などに議会の資金を使用する権限を大統領に与える連邦法を不適切に利用し,一方的に(unilaterally)建設を進めたことを正当化したと述べた。
判事は,この法律は「建物の全面的な解体と新築」を認めるものではないと指摘した。
「被告側(defendants)の解釈によれば,ホワイト・ハウスに対する事実上あらゆる変更が 『改築(alteration)』または 『改良(improvement,)』とみなされる可能性がある。」と判事は記した。「実際,ホワイト・ハウスを取り壊してその場所に近代的な超高層ビルを建てることさえ『改良』とみなす人もいるかもしれない」。
この訴訟は昨年,全米最大の歴史的建造物保存団体(the nation’s top historic preservation group)である全米歴史保存トラスト(the National Trust for Historic Preservation)によって提起されたもので,同団体はトランプが議会の承認なしにプロジェクトを強行したことは違法であると主張していた。
‘ballroom’を巡る以前の法廷闘争(legal wrangling)において,レオン判事はグループの主張に納得せず,介入を拒否していた。しかし,今月初めにグループが新たな主張を展開したことで,判事がトランプの行為は合法ではないと判断したことが明らかになった。
CNNは,今後の展開や,議会が最終的にこの計画を承認する法案を採決する可能性について,ホワイト・ハウスとマイク・ジョンソン下院議長の事務所に問い合わせている。
一方,全米歴史保存信託の会長兼CEOであるキャロル・クイレン(Carol Quillen)は,火曜日の判決を「米国民の勝利」と評した。
「レオン判事が本日,政権が法律を遵守し,建設を進めるための明確な許可を得るまで,‘ballroom’ の建設を一切停止するよう命じた判決を歓迎する。」と彼女は述べた。
CNNの電話インタビューで,カリフォルニア州選出のジャレッド・ハフマン下院議員(下院天然資源委員会の民主党筆頭委員。このプロジェクトが最終的に議会に提出された場合,同委員会は一定の管轄権(jurisdiction)を持つことになる)は,今後「非常に積極的に関与していく」と述べた。
「この判決は他に解釈の余地がない:彼らは議会に提出しなければならない。彼らがこれを嫌がっているのは承知しているが,我々は議会でただの飾り物(potted plants)ではない」とハフマン議員は語った。
ホワイト・ハウスは,地上部分(above-grade)の建設は早ければ4月にも開始できると繰り返し述べており,今回の判決は,トランプ支持者で構成された重要な委員会が計画を承認すると見込まれる数日前に下された。
首都圏の連邦政府の建物や用地の計画を監督する国家首都計画委員会(the National Capital Planning Commission)は,木曜日の朝にこの計画に関する最終投票を行う予定だが,何千もの一般からの意見が圧倒的に反対しているにもかかわらず,可決される見込みが広く持たれている。
(転載了)
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工事が中断するだけで 議会承認で続行する可能性が高いようです。
が,“He is not, however, the owner!” と 「物の道理」を示すことは重要です。
“And of course,he is not the owner the planet.”
彼は 気にしないでしょうが ・・・。
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