ホワイト・ハウスのBallroom建設差し止め命令を トランプ非難
‘AP’,Apr.17,2026付け
“Trump rails against court decision that once again stalls his White House ballroom project”
「トランプ,ホワイト・ハウスのBallroom建設計画を再び頓挫させた裁判所の決定を激しく非難」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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WASHINGTON (AP) — President Donald Trump railed against a federal judge’s decision on Thursday that continues to block above-ground construction of a $400 million White House ballroom, allowing only below-ground work on a bunker and other “national security facilities” at the site.
ワシントン(AP通信)-ドナルド・トランプ大統領は木曜日(4月16日),4億ドルを投じるホワイト・ハウスの宴会場(ballroom)建設計画について,地上部分の建設を差し止め,地下壕やその他の「国家安全保障施設(national security facilities)」の建設のみを許可するという連邦地裁判事(federal judge)の決定を激しく非難した(railed against)。
リチャード・レオン連邦地裁判事(U.S. District Judge Richard Leon)の最新の判決は,ホワイト・ハウス東棟の跡地に建設予定の9万平方フィート(約8400平方メートル)の宴会場に関する以前の判決を明確にするよう求める控訴裁判所(appeals court)の指示を受けて出されたものだ。
トランプはソーシャル・メディア上で,共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領によって判事(bench)に指名されたレオン判事を「トランプ嫌いの判事(Trump Hating)」と呼び,「国家安全保障を損ない(undermine),米国へのこの偉大な贈り物が遅延するか,あるいは建設されないようにするために,あらゆる手段を講じてきた」と非難した。
政権側は,レオン判事の最新の判決についても,コロンビア特別区連邦控訴裁判所(the U.S. Court of Appeals for the District of Columbia Circuit)に再審理を求める旨の通知を提出した。
このプロジェクトに異議を唱えて訴訟を起こした全米歴史保存トラスト(National Trust for Historic Preservation)のキャロル・クイレン会長兼CEOは声明の中で,裁判所の判決を歓迎すると述べた。
レオン判事は,地下のセキュリティ対策工事を地上工事の停止命令の対象外とした。政府側の弁護士は,このプロジェクトにはドローン,弾道ミサイル,生物兵器(biohazards)など,様々な脅威から守るための重要なセキュリティ機能が含まれていると主張している。
レオン判事の今回の判決は,ワシントンD.C.控訴裁判所の3人の判事からなる合議体が,建設停止が国家安全保障に及ぼす可能性のある影響を再検討するよう指示した数日後に出された。
レオン判事は前回の命令で,議会の承認なしに宴会場の地上工事を進めることを禁じていた。また,3月31日には,ホワイト・ハウスの安全とセキュリティを確保するために必要な建設工事は,差し止め命令(injunction)の対象外であるとの判決を下していた。
レオンは,政府が非公開で提出した資料を検討した上で,建設を中止しても国家安全保障を脅かす(jeopardize)ことはないとの結論に至ったと述べた。
レオン判事は3月31日の命令を2週間停止していたが,今回の決定についてもさらに1週間停止した。これにより,政権側は最高裁判所への上訴を求めるための猶予期間を得ることになる。
レオン判事は,計画されている宴会場の地上部分の建設工事(above-ground construction)のみを停止するよう命じたと述べた。ただし,その部分の覆いや安全確保に必要な工事は除く。それ以外の部分については,トランプ政権は宴会場下の掘削工事(excavations),掩蔽壕(bunkers),軍事施設,医療施設の建設を自由に進めることができる。
「被告側は,宴会場建設プロジェクト全体(from tip to tail)が安全保障上の例外規定に該当するため,中断することなく(unabated)進めることができると主張している。」と判事は記した。「しかし,それは私の命令の合理的かつ正しい解釈ではない!」
土曜日,控訴裁判所の判事団は,大統領,その家族,ホワイト・ハウス職員の安全を危険にさらすことなく,プロジェクトのどの部分を停止できるかを判断するのに十分な情報がないと述べた。
レオン判事は,この件の安全保障上の影響を認識しているとしながらも,「国家安全保障は,本来違法な行為を正当化する白紙委任状(blank check)ではない。」と強調した(stressed)。また,「建設管理者という役割を押し付けられる(dragooned)つもりも,その意思もない。」とも述べた。
レオン判事の前回の判決から2日後の4月2日,トランプの宴会場は,ワシントン地域における連邦政府所有地の建設を承認する12名の委員からなる国家首都計画委員会(National Capital Planning Commission)から最終承認を得た。
保存団体は12月,ホワイト・ハウスが999人を収容できるとトランプ氏が述べた宴会場建設のため,イースト・ウィングの解体を完了した1週間後に訴訟を起こした。トランプは,このプロジェクトは民間からの寄付で賄われていると主張しているが,地下壕の建設とセキュリティ強化には公費が使われている。
(転載了)
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