トランプの10% 関税も 違法
‘ABC News’,May 9, 2026付け
“Trade court says Trump's 10% global tariffs are unlawful”
「国際貿易裁判所は,トランプによる全世界への10%関税は違法であるとの判断を下す」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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The Court of International Trade concluded the administration misread the law.
国際貿易裁判所は,政権が法律を誤って解釈したと結論付けた。
連邦裁判所は木曜日(5月7日),ドナルド・トランプ大統領による全世界への 10%関税措置が違法であるとの判決を下し,司法省は直ちに控訴した(appealed)。
国際貿易裁判所(the Court of International Trade)の判事団(panel of judges)は2対1の多数決で,トランプ政権が包括的な関税措置を正当化するために用いた法律を誤って解釈していたと結論付けた。
今回の判決は,大統領の関税政策が違法と判断された2例目となる。今年初めには,最高裁判所が国際貿易裁判所の判決を支持し,トランプによる最初の関税措置を差し止めていた。
司法省の弁護士は金曜日,国際貿易裁判所に上訴状(notice of appeal)を提出し,昨日の判決に異議を申し立てる意向を示した。
ワシントンD.C.にある連邦巡回控訴裁判所(Court of Appeals for the Federal Circuit)は,国際貿易裁判所からの控訴を取り扱う。問題となっている関税は7月下旬に失効する(expire)予定であり,裁判所がこの問題について意味のある判決を下すのに間に合うかどうかは不透明だ。
木曜日の判決の直接的な影響も不透明である。裁判所は2つの小規模企業とワシントン州に対して差し止め命令(injunction)を出したが,より多くの州が提起した訴えについては,原告適格がないとして棄却した。
争点は「国際収支赤字(balance-of-payments deficits)」という用語の定義に集約される(boiled down)。国際貿易裁判所は、1974年通商法第122条(Section 122 of the Trade Act of 1974)における「国際収支赤字(balance-of-payments deficits)」という用語は「貿易赤字(trade deficit)」と同じであるというトランプ政権の主張を退けた。
「議会が選択した言葉の違いを認識していたことは明らかだ。」と多数派は記した。
裁判官らは,この用語が「多少の混乱を招く」ことを認めつつも,トランプ政権の解釈は誤りであると結論付けた。
「政府は,今日の国際情勢においては,経常収支(current account)が国際収支赤字(balance-of-payments deficit)を特定する適切な指標であると主張している。」と多数意見は述べた。「しかし,政府にとって問題なのは(problematically),そして本判決で述べたように,1974年に議会が決済赤字,流動性赤字,および基礎的収支赤字(settlement, liquidity, and basic balance deficits)を 『国際収支赤字(balance-of-payments deficits)』と定義した点である。」
世界的な10%の関税は2月に発効し,法律上7月下旬に失効する(expire)予定である。
(転載了)
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法の判断を待たずとも,貿易赤字を 関税で補うのは筋が通らないのは明らかでしょう。
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