トランプ,支持率低下と個人的資質への疑い
‘Pew Research Center’,May 1,2026付け
“Trump Loses Grounds on Several Personal Traits as Approval Rating Slips”
「トランプ,支持率低下に伴い 複数の個人的資質で支持を失う」
のタイトル 調査結果を下記,拙訳・転載します。
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Majority of Americans say level of ethics and honesty in government has fallen during Trump’s term
米国民の大多数が,トランプ政権下で政府の倫理観と誠実さが低下したと回答
ドナルド・トランプ大統領に対する米国民の評価は,ここ数ヶ月で着実に低下している。支持率は現在 34%で,2期目に入って最低の水準となっている。また,様々な個人的資質や政策分野においても支持を失っている。
最も急激な低下(steepest declines)が見られるのは,「トランプは約束を守る」と答えた人の割合であり,現在,この評価に当てはまると答えた人は38%で,昨年8月の43%,2024年11月の再選直後の51%から大幅に減少している。
トランプを「頭の回転が速い(mentally sharp)」と評価した人の割合(44%)も,昨年8月の48%から低下している。
一方,トランプを「信念を貫く(stands up for what he believes in)人物」と評価した人は依然として多く,64%が「よく当てはまる」と答えている。しかし,この割合も昨年夏(68%)から低下している。
ピュー・リサーチ・センターが4月20日から26日にかけて米国成人 5,103人を対象に実施した新たな全国調査によると,トランプに対する国民の信頼度は,国家が直面するいくつかの主要課題において低下していることが明らかになった:
・移民政策に関して,トランプが適切な判断を下せると 「非常に信頼している」 または 「ある程度信頼している」と答えた人の割合は,8月の46%,2024年の再選直後の53%から 41%に減少した。
・軍事力を賢明に行使できるとトランプを信頼していると答えた人の割合は,昨夏の46%から 38%に減少した。
経済政策に関してトランプが適切な判断を下せると信頼しているという回答は,この期間でそれほど大きく変化していない。8月には 44%だったが,現在は 42%となっている。経済はトランプ大統領の政策課題の中では最も評価の高いものの一つだが,全体としては信頼している人の割合は低下している。
トランプ大統領の支持率低下は,民主党支持者だけでなく共和党支持者からもほぼ同程度に生じている。それでもなお,共和党支持者は大統領の人柄(personal traits)や政策遂行能力について,概ね肯定的な見方を示している。
共和党支持者および共和党寄りの無党派層には,以下の傾向が見られる:
・トランプの職務遂行を支持する割合は 68%で,1月の 73%から低下した。
・「約束を守る」という表現が,トランプを少なくとも「かなりよく表している」と答えた割合は 70%で,昨年から6ポイント,2024年11月時点から14ポイント低下した。
・トランプが軍事力を賢明に行使すると信頼していると答えた割合は 72%で,昨年から11ポイント低下した。共和党支持者の間では,トランプの外交政策全般に対する信頼度も,この期間に7ポイント低下している。
一方,民主党支持者および民主党寄りの無党派層は,トランプ大統領をほぼ全面的に不支持としており,就任当初からほとんど変化がない。現在,大統領の職務遂行能力を支持する割合はわずか 5% にとどまっている。
How Trump’s 2024 voters evaluate his job performance
トランプ大統領の2024年選挙における支持者は、彼の職務遂行をどのように評価しているのか:
トランプの支持者の大半は依然として彼の職務遂行を支持しているものの,その割合は減少傾向にある。現在,2024年の選挙で彼に投票した有権者で支持するのは78%で,1月の83%,就任初期の95%から低下している。
トランプ大統領の2024年選挙における支持基盤において,就任後数週間は,あらゆる年齢層の成人の10人中9人以上が彼の職務遂行を支持していた。しかし,若年層とヒスパニック系有権者の支持率は,高齢者層と白人有権者に比べて著しく低くなっている:
・35歳未満のトランプ支持者の 57%,35歳から49歳の 70%が支持しているのに対し,50歳以上の支持者は 87%となっている。
・ヒスパニック系トランプ支持者の 66% が大統領を支持しているのに対し,白人トランプ支持者の 81%は支持している。トランプのヒスパニック系有権者からの支持率は,2025年初頭から27ポイント低下した。一方,白人有権者からの支持率は14ポイントの低下にとどまっている。
2024年の大統領選で投票しなかった層においては,トランプ大統領の支持率は大幅に低下している。現在,これらの米国成人のうち,大統領の職務遂行を支持する人は 26%にとどまり,1月の30%,2025年初頭の45%から減少している。
2024年の大統領選でカマラ・ハリスに投票した有権者のほぼ全員(98%)が,トランプ大統領の職務遂行を支持しておらず,この割合は任期中ほとんど変化していない。
Other key findings / その他の主な調査結果
Ethics and honesty in government
政府における倫理と誠実さ
米国民の過半数(56%)が,トランプの任期中に連邦政府の倫理と誠実さの水準が低下したと回答している。
上昇したと回答した人ははるかに少なく(19%),約4分の1(24%)はほぼ横ばいだと回答している。
トランプの2期目の最初の2週間では,47% が倫理と誠実さの水準が低下すると予想し,31% が上昇すると予想していた。
Views among Republicans / 共和党支持者の見解
2025年1月にトランプが就任した直後,共和党支持者の59% がトランプの下で倫理水準が向上すると予想し,11%が低下すると予想していた。
現在,共和党支持者および共和党寄りの支持者の37%がトランプの下で政府の倫理水準が向上したと回答し,23%が低下したと回答している。
民主党支持者および民主党寄りの人々は,トランプ政権下で倫理観と誠実さが低下したと圧倒的多数(88%)が回答している。2025年のトランプの大統領就任を前に,82%がこうした事態を予想していた。
Naming government buildings after Trump
トランプにちなんだ政府機関の命名について
フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチの空港,ケネディ・センター,ワシントンD.C.のその他の政府機関の名称変更に関する報道を受けて,以下のことが明らかになった:
・米国人の50%は,政府機関にトランプの名前を冠することは容認できないと回答している。
・トランプが大統領在任中にこうした命名を行うことを容認できると回答したのはわずか 9%だった。
・トランプの任期終了後であれば,政府機関にトランプの名前を冠することは容認できると回答したのは 21%だった。
Views among Republicans / 共和党支持者の見解
共和党支持者のうち,トランプが大統領在任中に政府機関の建物にトランプの名前を冠することは容認できると答えたのはわずか17%で,退任後であれば容認できると答えたのは 33%だった。
約2割(21%)は全く容認できないと答え,約3割(28%)は判断を保留している。
Views among Democrats / 民主党支持者の見解
民主党支持者の4分の3(77%)は,いかなる場合でも政府機関の建物にトランプの名前を冠することは容認できないと答えている。大統領在任中に容認できると答えたのはわずか 3%で,退任後であれば容認できると答えたのは 11% だった。この問題に関して判断を保留する人の割合は,共和党支持者と比べて民主党支持者の方がはるかに低い(判断を保留しているのはわずか9%)。
(転載了)
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それでも 想像より 支持率が高いようです。
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