マツダ ‘MX-5 Miata’(ロードスター)の ‘Pure Sport’モデル
‘GEAR PATROL’,June 30,2026付け
“Japan’s Enthusiast Droptop Gets a Tempting Driver’s-Grade Overhaul”
「日本のオープン・カー愛好家を唸らせる,走り重視の魅力的な改良」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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Mazda’s new JDM MX-5 Miata benefits from some choice upgrades that make it especially enticing.
マツダの新型日本仕様(JDM:Japanese Domestic Market) “MX-5 Miata”(ロードスター)は,その魅力を一層高める厳選された改良が施されている。
マツダの第 4 世代 “MX-5 Miata” は,現時点でかなり年数を経ているが(getting pretty long in the tooth),市場に出ている間,停滞(stagnant)していたわけではない。
長年にわたり,自動車メーカーは小さなドロップトップを関連性のあるものに保ち続けてきた。
小規模な改良(incremental updates)や,昨年の「35周年記念車」のような限定モデルの投入など、マツダは精力的に活動を続けている。
最新の “Miata” の魅力の一環として,マツダは 熱心なファンに向けた特別な新型モデル(enthusiast special)が準備中であると発表した。今のところ日本限定だが,今後,米国でもさらに多くのものが登場する可能性がある。
A pure driver’s car / 真のドライバーズ・カー
ここで取り上げるのは,マツダが新色「ジンク・グリーン・メタリック(Zinc Green Metallic)」の発表に続いて公開した ‘PS(Pure Sport)’モデルである。“MX-5” はすでに ドライバーズ・カーとしての確固たる評価を確立しているが,このモデルはハンドリング(そしてルックス)をさらにシャープに磨き上げることを目指している。
そのために,‘MSR Roadster’ から着想を得た選りすぐりのアップグレードが施されている。入念にチューニングされたサスペンションに加え,‘cup cars’(市販車ベースのレース仕様車)と同様の専用 ‘Bilstein dampers’ も採用されている。
さらに,熱心なドライバー向けのモデルという位置づけにふさわしく,“MX-5 PS” には6速マニュアル・トランスミッションのみが設定されている。嬉しいことに,マツダは ‘heel-and-toe assist’機能を追加し,スロットル・レスポンスにも改良を加えた。
制動系にはブレンボ製(Brembo)のベンチレーテッド・ディスクとシルバーの4ピストン・キャリパーを採用し,ブラックのレイズ製スポーク・ホイールやグレーのソフト・トップが,その魅力をさらに引き立てている。これらすべての要素が,新緑(verdant)の色合い(hue)と見事に調和している。
Pipe down (up) / 騒音規制への対応
興味深いことに,日本仕様の “MX-5” は米国で販売されているモデルよりも排気量の小さい1.5リッター4気筒(four-pot)エンジンを搭載しているにもかかわらず,それでもなお,新たな騒音規制の基準値を超えてしまっていた。
その結果,マツダはこのオープン・カーを規制に適合させ続けるために,いくつかの改良を施す必要に迫られた。現在では工場出荷時に静粛性の高いタイヤ(quieter tires)が装着されているほか,大型化されたマフラーや,吸排気系(intake and exhaust system)への新たなレゾネーター(共鳴器)およびリブ(補強用突起)の追加といった変更が加えられている。
そこで,その差を補うために,マツダは ‘induction sound enhancer’ を標準装備として採用する。
特筆すべきは,これが擬似的なエンジン音とは異なり,物理的なチューブを使って吸気音を直接キャビンへと導く仕組みである点である。そのため,音を「再現」するのではなく,あくまで「増幅」させるものとなっている。
Availability and pricing / 展開状況と価格について
現時点では,マツダはこの ‘PS’仕様車を 日本国内市場向けの発表のみを行っている。
しかし,‘Zinc Green Metallic’ というボディ・カラーが米国でも展開されていたことを踏まえると,今後さらなる改良や追加仕様が登場する可能性も考えられる。第5世代モデルの登場や,それに続くEV(電気自動車)化の噂も囁かれているだけに,そろそろ何らかの動きがあっても不思議ではない。

(転載了)
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上述の内容とは関係ありませんがー
米国のスラングで “dead dinosaur juice” という言葉があります。
直訳すれば 「死んだ恐竜のジュース」です。
由来はー 石油が「化石燃料」と呼ばれることと,1930年代の石油会社の恐竜キャラクターのCMが大流行したこと が合わさって,米国などで定着したそうです。
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