米国民の7割が自国の民主主義に不満
‘Pew Research Center’,June 10, 2026付け
“Americans are more dissatisfied with how their democracy is working than people in other high-income countries”
「米国民は,他の高所得国の人々よりも,自国の民主主義の現状に不満を抱いている」
の見出し調査結果を 下記,拙訳・転載します。
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Around seven-in-ten U.S. adults (69%) say they are dissatisfied with the way democracy is working in their country. This share is higher than in most other high-income countries surveyed by Pew Research Center this spring.
米国の成人の約7割(69%)が,自国の民主主義のあり方に不満を抱いていると回答した。この割合は,ピュー・リサーチ・センターがこの春に調査した他のほとんどの高所得国よりも高い。
民主党支持者および民主党寄りの無党派層の大多数(86%)は,米国の民主主義の現状に不満を抱いている。共和党支持者および共和党寄りの無党派層でも,約半数(51%)が同様の意見を示している。
調査対象となった16ヶ国全体では,成人の54%が自国の民主主義の現状に不満を抱いており,45%が満足していると回答している。
しかし,国によって意見は大きく異なる。例えば,ギリシャでは約4人に3人が自国の民主主義の現状に不満を抱いている一方,スウェーデンではほぼ同程度の割合で満足していると回答している。
調査対象となったほとんどの国では,民主主義のあり方に対する満足度は2025年以降,大きく変化していない。しかし,韓国と日本では満足度が大幅に上昇した一方,オーストラリアと米国では低下した。
韓国:尹錫烈大統領の弾劾後,韓国では2025年と2026年の調査期間の間に大統領選挙が早期に実施され,元野党指導者の李在明が当選した。民主主義のあり方に満足している韓国成人の割合は,2025年の28%から2026年には61%へと1年間で倍増した。これは,調査対象国の中で最大の増加率だった。
日本:石破茂首相は2025年と2026年の調査期間の間に辞任し,高市早苗氏が後任となった。2026年2月,日本での調査実施のわずか数日前に,高市率いる政党は解散総選挙で圧勝した。日本の民主主義に対する満足度は,2025年の24%から2026年には44%に上昇した。
2025年時点では,民主主義の機能に満足している割合は女性よりも男性の方が高かったものの,高市が日本初の女性首相に就任した2026年には男女差は解消された。
オーストラリア:オーストラリアにおける民主主義への満足度は,過去1年間で61%から51%に低下した。同時期に,オーストラリア国民の経済状況に対する見方も大きく悪化し,経済状況を「良い」と評価する人の割合は,2025年の37%から2026年には20%に減少した。
アメリカ合衆国:アメリカ合衆国では,民主主義への満足度は2025年の37%から2026年には30%へとやや低下した。この低下は主に共和党支持者によるものである。 2025年には共和党支持者の10人中6人が民主主義に満足していたのに対し,現在は48%にとどまっている。民主党支持者の民主主義に対する満足度に,大きな変化は見られない。
また,両党の米国人の大多数は,かつて米国の民主主義は他国にとって模範となるものであったが,近年はそうではなくなったと考えており,この見解を持つ米国人は全体の68%に上る。
(転載了)
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具体的に どのような状態を不満に思っているのかを知りたい。
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