トランプに贈るトロフィーが ・・・
‘The Washington Post’,July 13, 2026付け
‘10-foot-tall “Iran War Participation Trophy” on National Mall mocks Trump’
「ナショナル・モールに高さ10フィートの 『イラン戦争参戦トロフィー』が登場,トランプを揶揄」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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The work is the latest installment by a secret group of artists that criticizes the president.
この作品は,大統領を批判する匿名のアーティスト集団による最新の制作物である。
月曜日(7月13日)の朝,ナショナル・モールにあるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑の近くで,ドナルド・トランプ大統領に捧げられた高さ10 ft(約3 m)の金色の「イラン戦争参戦トロフィー」を目にしたゲイル・スターバーは,それをどう受け止めるべきか戸惑った。
「あまりにも馬鹿げた出来事が多すぎて何が本当かわからない状況なので,これも本気のもの(serious)かと思った。」と,夫や愛犬のシーズー犬「ルル」(16歳)と共にフロリダから訪れていたスターバー(77歳)は語った。
このトロフィーが「シークレット・ハンドシェイク(Secret Handshake)」という風刺(satirical)アート・グループによる作品だと知ると,彼女はこの展示の意味を理解できたようだった。
「彼ならこういうものを欲しがるでしょうね。」とスターバーは大統領について述べ,「彼自身がここに来て,これと一緒に写真を撮っていないのに驚いた。」と付け加えた。
スプレーで金色に塗装され,片面に「#1」の文字が浮き彫りにされたこの像は,台座部分に ‘Participant’(参加者)という単語がブロック体で浮き出たデザインになっている。
A large plaque below the trophy reads: “We hereby award President Donald J. Trump this participation trophy for his enthusiastic involvement in the Iran War. While some concern themselves with military strategy, diplomacy, or measurable outcomes, President Trump demonstrated the courage to participate regardless of the final score.”
トロフィーの下にある大きな銘板(plaque)には,次のように記されている:「我々はここに,イラン戦争への熱心な関与を称え,ドナルド・J・トランプ大統領にこの『参加賞トロフィー』を授与する。軍事戦略や外交,あるいは目に見える成果を気にかける者もいる中,トランプ大統領は最終的なスコア(勝敗)にかかわらず参加するという勇気を示したのである。」
The message on the plaque continues: “President Trump joins the ranks of children everywhere who received recognition for simply showing up. We join you in celebrating this remarkable achievement.”
銘板のメッセージはさらにこう続く:「トランプ大統領は,単にその場に顔を出しただけで評価された世界中の子供たちの仲間入りを果たした。我々もまた,この素晴らしい功績を共に祝福するものである。」
署名は「敬意を込めて,‘the Secret Handshake Prize Committee’」となっている。
その近くにあるもう一つの銘板は,来場者に対し,この展示に自分たちのトロフィーを加えてはどうかと呼びかけている。「トランプ大統領に授与するのに,遠すぎる目標も,小さすぎる成果も,あるいは不当な功績などというものも存在しない。」と書かれている。
ホワイトハウスのアンナ・ケリー報道官は電子メールで次のように述べた。「こうした才能のない(untalented)『アーティスト』たちは,自分たちの醜い『芸術』に専念し,外交政策について口を挟むべきではない - 米軍が『エピック・フューリー作戦(Operation Epic Fury)』においてすべての目標を達成したという事実を見れば明らかなように,彼らは外交政策について何も知らないのだから。」
「シークレット・ハンドシェイク(The Secret Handshake)」は,ワシントン・ポスト紙の電話取材に対し,メンバーの身元を特定できる情報の提供を拒否しているものの,これまでにワシントン各地でインスタレーション(展示作品)を設置してきた。
その例としては,トランプとジェフリー・エプスタインが手をつないでいる像や,世界の独裁的指導者たちからトランプに捧げられたという体裁の皮肉を込めた作品,そして2020年大統領選の結果を覆そうとした2021年1月6日の暴徒を嘲笑する意図で,偽の排泄物(fake excrement)を山積み(pile)にしたナンシー・ペロシ元下院議長(民主党,カリフォルニア州選出)の執務机の再現などが挙げられる。
同グループによる過去の作品はすべて,国立公園局から一時的な展示許可(permit for temporary display)を得た上で,連邦議会議事堂の西側から直接見える場所など,ナショナル・モール(国立公園地区)内の主要な地点に設置されてきた。
今回新たに登場した「イラン戦争の戦利品」を模した像は,ナショナル・モールの中でも人通りの少ない場所に設置されている。そこは,朝鮮戦争戦没者記念碑や,現在改修工事中のリンカーン記念館リフレクティング・プール(記念館前の長方形の池)から歩いてすぐの場所である。月曜日には,観光客や来訪者が興味深げにこの像を眺める姿が見られた。その多くは,50 ft(約15 m)ほど離れた場所にある公衆トイレに出入りする際に,この像を目にした人々だった。
スターバーと同様,当初はこの像が何を意味し,何を表しているのか,誰もが確信を持てずにいた。
「素晴らしいと思うよ」と,ミネソタ州ビッグレイク在住のマイク・ウィッパー(70歳)は語った。しかし,この作品が風刺的なものだと気づくと,彼は考えを改めた。
「もっと他にやるべきことがあるだろうに。」と,彼はアーティストたちについて言及した。「ここでこんなものを許可しているなんて驚きだ。」
モーゼス・ツェガウさん(57歳)もまた,この像の意図に戸惑っていた。「この辺りにある他の記念碑と比べると,ずいぶん異質だ。」と,バージニア州在住の彼は言った。「皮肉だと感じる人もいれば,悲しい気持ちになる人もいるかもしれない。」
テネシー州マクミンビル在住のカイル・ベッカー(38)は,この「作品」を額面通りに(at face value)受け止め,大統領が賞を受け取ることに対して異議を唱えた。
「参加しただけでトロフィーがもらえるわけじゃない。」と彼は言った。「戦争を終わらせて初めて,トロフィーがもらえる。ガソリン代が高いのもそのせいだ。」
このトロフィーにユーモアを感じた人々でさえ,どこか不安な気持ちを抱いていた。
「ジョークとしては,もちろん面白いと思う。」と,カリフォルニア州ローダイ在住のジェニファー・ブルーム(56)は語った。「しかし,なんとなく不安にもなる。この政権下では何もかもが常軌を逸していて,不安定だから。ふと目にしたものに対して,『これって本当に現実? 本当にこんなことが起きているの?』と思ってしまう。」
「シークレット・ハンドシェイク(Secret Handshake)」のメンバーの一人は月曜日のインタビューで,トランプが望むなら,このトロフィーの像を彼に譲る用意があると述べた。
「一般の人々から寄贈されたトロフィーと共に,彼に直接手渡す準備はできている。」と彼は語った。
(転載了)
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賞やトロフィーが大好きなトランプさん,さぞかし喜ぶことでしょう。
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