大谷翔平,MLB 300本塁打 達成
大谷は 7月7日,MLB移籍後 300本となる本塁打を打ちました。
MLB公式サイト(MLB.com)は July 8th, 2026付けで 次のように伝えています。
下記 拙訳・転載します。
******************
“Shohei hits another milestone with 300th HR, but there are loftier goals in mind”
「大谷翔平 通算300本塁打の節目に到達,しかし視線はさらに高い目標へ」
ロサンゼルス発 ― 大谷翔平という存在は,まさに別格である(in rarefied air)。キャリアの節目を迎えるたびに,この投打の二刀流スーパースターは,野球界において過去に類を見ない選手であることを証明し続けている。
火曜日(7月7日)の夜,ドジャー・スタジアムで行われたロッキーズ戦(試合は4対3で敗戦)で,大谷は通算300本塁打を達成し,「300本塁打クラブ」の170人目のメンバーとなった。日本人選手としてこの記録に到達したのは彼が初めてであり,すでに2年前には日本人選手としての最多本塁打記録を塗り替えている。
大谷は 既に,投手として510奪三振以上を記録した選手の中で最多の本塁打数を誇っていた。今回の達成により,通算奪三振数は765で,300本塁打達成者の中で最多の奪三振数を記録する選手となった(2位はベーブ・ルースの501奪三振だが,本塁打数ではルースの方が414本多く放っている)。
この記念すべき一発は,ロッキーズの先発投手マイケル・ローレンゼンが投じたシンカーが,ストライクゾーンの真ん中(the heart of the plate)に入ってきたところを捉えたものだった。大谷が放った打球の初速は時速112.2 mph(約180.6 km/h)を計測し,左中間フェンスを越えた瞬間,彼はMLB史上2人目となる「先頭打者本塁打での300本塁打達成」を果たした(1人目は2006年のスティーブ・フィンリー)。
「見事なホームランだった。」とデーブ・ロバーツ監督は語った。「完璧に捉えた当たり(squared up)で,あっという間にスタンドへ飛び込んでいった。通算300本という数字にも,驚くべき速さで到達した。毎日,彼には感嘆させられるよ。」
大谷は,現役のドジャース選手として通算300本塁打を達成した3人目の選手となった。同僚のムーキー・ベッツはつい最近の6月24日(ミネソタでの試合)にこの記録に到達しており,フレディ・フリーマンは2023年に達成している。
‘the Elias Sports Bureau’ によると,大谷が通算300本塁打に到達するまでに要した試合数(打席に立った試合数)は1,101試合で,これはMLB史上5番目の少なさである。彼より少ない試合数で達成したのは,アーロン・ジャッジ(953試合),ラルフ・カイナー(1,086試合),ライアン・ハワード(1,091試合),フアン・ゴンザレス(1,093試合)の4人だけだ。
32歳になったばかりの大谷が,この通算300本塁打という節目に到達するまでにかかった期間は,メジャーリーグでの9シーズンだった。以前から驚異的な(prodigious)パワーの持ち主だったが,ロサンゼルスでの3シーズンで,その力を真に発揮するようになったと言えるだろう。
大谷は,キャリア通算200本塁打を達成した2024年に54本塁打を放ち,翌2025年には自己最多となる55本塁打を記録してその数字を上回った。今年は長打のペースこそ落ちているが,それでもチーム最多の20本塁打を放ち,リードオフ・マンとして十分な長打力を発揮している。
大谷が通算300本塁打を達成する前から,ドジャースは彼がさらに高い境地に達することを思い描いていた。ロバーツ監督も 「我々は常に『500本塁打クラブ』入りについて話している」と語っている。
「彼はつい先日誕生日を迎えたばかりだからね。」とロバーツ監督は言った。「まだ若く,力強さもある。だから,500本塁打という数字も間違いなく彼の将来の射程圏内にあると思う。」
それこそが大谷という選手の特徴である。(That's the thing about Ohtani):彼は一つの偉業(career accolade)を成し遂げたからといって立ち止まることはなく,常に次の目標に向かって突き進むタイプの選手なのである。
*************
“Remarkable facts and figures about Ohtani's 300th home run”
「大谷の通算300号本塁打に関する驚くべき事実とデータ」
過去9年間が証明してきたように,大谷翔平が野球のグラウンドに立つ(sets foot on)日はいつでも,歴史的な出来事が起こる可能性がある。火曜日の夜,ドジャー・スタジアムでまさにそれが現実となった。大谷が先頭打者(in leadoff fashion)ホームランを放ち,キャリア通算300号本塁打を達成したのだ。
彼は,我々がこれまでに目にしてきたどの選手とも異なる存在である。だからこそ,この偉業を正しく理解するための背景となる情報も数多く存在する。
ここでは,大谷の通算300号達成にまつわる7つのデータ(stats)と事実を紹介する。
1. 大谷は驚異的なスピードでこの記録に到達した。打席に立った試合数で数えると,キャリア通算1,101試合目での300本塁打達成となる。‘the Elias Sports Bureau’ によると,これはMLB史上5番目の少なさである。
大谷より少ない試合数でこの記録に到達したのは,アーロン・ジャッジ(953試合),ラルフ・カイナー(1,086試合),ライアン・ハワード(1,091試合),フアン・ゴンザレス(1,093試合)の4選手だけである。大谷より上位のこれら4選手は,キャリアを通じて投手として一度も登板していない。一方,大谷は投手として114試合に登板しており,そのうち95試合では投球と打撃の両方を行っている。
2. 投球に話を移すと,大谷はすでに 「通算510奪三振以上を記録したMLB史上最多本塁打者」だったが,今回ついに通算300本塁打という節目の数字に到達した。別の視点から見てみよう。現在,通算300本塁打以上を記録している選手は170人いる。
そのうち,投手として少なくとも1つの三振を奪ったことのある選手は8人おり,大谷の765奪三振が最多である。他の選手は以下の通り:ベーブ・ルース(501奪三振/714本塁打),ジミー・フォックス(11奪三振/534本塁打),デーブ・キングマン(4奪三振/442本塁打),ロッキー・コラビト(2奪三振/374本塁打),テッド・ウィリアムズ(1奪三振/521本塁打),ゲーリー・ガエッティ(1奪三振/360本塁打),そしてアンソニー・リゾ(1奪三振/303本塁打)。
3. 大谷が放った通算300本塁打のうち,19本は自身が投手として登板した試合でのものだ。これには,今年5月20日と27日に記録した,投手としての先頭打者本塁打2本も含まれる。2025年のナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦での先頭打者本塁打と合わせ,これらはMLB史上,投手による唯一の先頭打者本塁打となっている。
4. 通算300号本塁打は,自身が登板した試合での一発ではないが,「先頭打者本塁打」という形での達成だった。キャリア通算300号を先頭打者本塁打で飾ったのは,2006年6月14日のスティーブ・フィンリーに次いで,MLB史上2人目の快挙である。また,これは大谷にとってドジャース移籍後25本目の先頭打者本塁打となった。この数字はすでに,ムーキー・ベッツ(32本)とデイビー・ロープス(28本)に次ぐ,ドジャースの球団史上3番目に多い記録である。
5. 今シーズン,ドジャースで通算300本塁打を達成したのは大谷だけではない。ベッツも6月24日に同記録を達成した。‘the Elias Sports Bureau’ によると,同一シーズンに複数の選手が通算300本塁打を達成したチームは,2026年のドジャースで史上14例目となる。ドジャースの球団史上では,2023年の J.D.マルティネスとフレディ・フリーマンに次いで2度目の出来事である。このリストに2度名を連ねている他の球団はカブスのみで,同球団は2010年(デレク・リー,アルフォンソ・ソリアーノ)と1971年(ビリー・ウィリアムズ,ロン・サント)にこれを達成している。
6. 大谷は単に本塁打を打つだけでなく,凄まじい打球を放つ(crushes them)。火曜日に放った一発の打球初速は時速112.2 mph(約180.6 km/h)を記録した。大谷にとって通算300号となるこの本塁打は,打球初速が時速112 mph以上に達した77本目の本塁打でもあった。この数字は,大谷がメジャー・デビューした2018年以降,ジャッジ(81本)に次ぐMLB 2位の多さである。
7. 結局のところ(at the end of the day),「300」という数字は,大谷が次に成し遂げる偉業(feat)への単なる通過点(stepping stone)に過ぎない。注目すべき数字を挙げるなら,今回の本塁打が大谷にとってドジャースでの通算129本目だったという点である。ある一つのチームに加入してから最初の3シーズンで,これ以上の本塁打を放った選手はわずか7人しかいない。その顔ぶれは,マーク・マグワイア(STL:159本),アレックス・ロドリゲス(TEX:156本),ベーブ・ルース(NYY:148本),クリス・デービス(OAK:133本),ロジャー・マリス(NYY:133本),カイル・シュワーバー(PHI:131本),そしてセシル・フィルダー(DET:130本)である。しかも,今シーズンはまだ多くの試合が残されている。
(転載了)
*****************
下図は ドジャーズのサイトからー
| 固定リンク | 1
「ニュース」カテゴリの記事
- トランプ,ホルムズ海峡を米国の領海と宣言する?(2026.08.17)
- ボールルーム建設中断中にー(2026.08.16)
- トランプ,どうしても ケネディー・センターに名前を刻みたい(2026.08.15)
- 大統領は ホワイト・ホウスの所有者ではなく 一時的な入居者にすぎず,勝手に改築するのはまずい。(2026.08.09)



コメント