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2020年3月31日 (火)

世界中の人々が 民主主義をどのように見ているかを示す8つの図表

Pew Research Center’,‘FACTANK’  Feb.27, 2020付けで “How people around the world see democracy in 8 charts” (世界中の人々が 民主主義をどのように見ているかを示す8つの図表)の報告がありました。

下記 拙訳・転載します。

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新しいピュー・リサーチ・センターの調査によると,世界中の人々は自国の民主主義に広く不満を抱いており,選出された政治家が選挙民の考えを気にしていない(don’t care)と考えている。世界の意見は,国家がすべての利益のために運営されているかどうかという問題についてさらに分かれているが,人々は一般的に,投票が,政府が自国の物事を運営する方法について発言することに繋がることに同意している。

以下は、新しい調査結果に基づいて,世界中の人々が自国の民主主義の状態をどのように見ているかを示す8つの図表である :

1. 世界的に,人々は民主主義の働きに満足しているよりも不満を感じている。調査対象となった34ヶ国では,満足度が44% であるのに対し,中央値52% は民主主義に不満を抱いている。選出された政治家が,国民がどう思うかを気にしていることに同意するのは 32%だけであり,およそ2倍(64%)が同意してない。国がすべての人々の利益のために運営されているかどうかについては 世論は分かれている(49% が賛成、50% が反対)。ただし,中央値67%は,投票が政府の運営方法について意見を述べることになることに同意しているため,多くは依然として投票プロセスを信頼し,評価している。

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2. 不満は,いくつかの最も確立された民主主義国においてさえ明らかである。英国(69%),米国(59%),フランス(58%) および日本(53%)で,調査された人々の半数以上は,自国での民主主義の仕組みに不満を表明している。ギリシャでは,74%が不満であり,調査したすべての国の中で最も高い割合を占めている。アジア太平洋諸国の人々は最も満足している。この地域の中央値 58%は,自国で民主主義の機能の仕方について満足を表している。

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3. 民主主義への不満は,選出された政治家に対して懐疑的な見方をしている人々の間でより高い。調査対象のほとんどの国では,選挙で選ばれた政治家が普通の人々の意見に関心がないと思う人は,自国での民主主義の仕組みに不満を抱く可能性が高くなる。これはレバノンで特に明らかで,レバノンでは,選挙で選ばれた政治家が気にかけていると思う人の43%と比較して,選挙で選ばれた政治家が 国民の考えを気にかけないと思っている人の77% が民主主義に不満を抱いている。

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4. 西ヨーロッパよりも東ヨーロッパの方が,国家がすべての利益のために運営されていることに同意する可能性が高い。調査対象の東ヨーロッパ4ヶ国(スロバキア(88%),チェコ共和国(79%),ハンガリー(74%),ポーランド(56%)の大多数は,国家はすべての利益のために運営されていると考えている。この見解は,スウェーデン(73%)とオランダ(70%)の2つの西ヨーロッパ国の大多数で共有されている。

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5. 公正な司法と男女平等は,世界で最も民主主義の優先事項と見なされている。調査対象となったすべての国の多数派は,公正な司法が非常に重要であり,ナイジェリアとチュニジアを除くすべての国の半分以上の人々が男女平等についても同様と言っている。宗教の自由はより二極化されている。11ヶ国で1番目または2番目に高い評価優先度だが,他の7つの国では最も低く,ほとんどが東アジアとヨーロッパである。人権団体と野党が自由に活動する能力は最低評価の原則であり,世界の中央値はそれぞれ55% 54%であり,これらの優先順位は非常に重要であると考えている。

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6. 報道の自由の認識されている重要性は,世界中でかなり異なる。自由なメディアへの支持は,ギリシャ,スウェーデン,米国,アルゼンチンで最も高い。しかし,一部の国では,国の政府または州の検閲なしにメディアを運営することが非常に重要であると言う人は半数未満である。ロシアではこれをわずか38%,レバノンでは28%がこの見解を保持しているのみである。

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7. 宗教の自由は世界中で同様のレベルでは優先されない。調査対象の34ヶ国で,中央値 68%が自国で宗教の自由が重要であると回答しているが,国によって大きな違いがある。日本は宗教の自由が非常に重要であると考える人は最も少なく(18%, もっとも多いのは,ナイジェリアと米国である(それぞれ88%86%)。主にヒンズー教国家であるインドと,主にユダヤ教国家であるイスラエルでは,4分の3以上が,人々が自国で自由に宗教を実践できることが非常に重要であると言っている。調査対象となったほとんどのEU諸国では,約60% が自国で宗教の自由が非常に重要であると言っている。

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8. ヨーロッパの右派ポピュリスト党を支持する人々は,2つの例外を除き,宗教の自由に対する支持を表明していない。ほとんどの場合,右翼のポピュリスト政党を支持するヨーロッパ人は,これらの政党に対する好ましい見解を持たない人々よりも宗教の自由を支持しない。たとえば,スウェーデン民主党を支持する人の30%だけが,人々が自由に宗教を実践できることが非常に重要であると言っているが,スウェーデン民主党に対して不利な見方をしている人の62%は同じことを言っている。しかし,ポーランドとスペインの右派ポピュリスト党に好意的な意見を持っている人は,これらの政党に不利な意見を持っている人よりも宗教の自由を支持する可能性が高い。

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(転載了)
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日本の,「宗教の自由」を重要と考える人が18% という少なさが興味深い。敢えて 自由を唱える必要はない,ということでしょうか。
江戸時代までの「キリスト教禁止令」で迫害されたキリスト教が明治時代になって黙認され,公式に認められた1899年(明治32年)から約120年,4世代で その記憶がなくなったということでしょうか。

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志村けんさんの死去を ワシントン・タイムズ は こう伝えた。

下記,拙訳と共に転載します。

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The Washington Times,March 30, 2020                                  

Popular Japanese comedian dies from the coronavirus
日本の人気コメディアンがコロナウイルスで死亡

TOKYO (AP) - Popular Japanese comedian Ken Shimura, who drew inspiration from the American comedic icon Jerry Lewis, has died from the coronavirus, becoming Japan’s first known celebrity victim of the disease. He was 70.
東京(AP発)-アメリカのコメディアンの偶像,ジェリー・ルイスからインスピレーションを得た,日本の人気コメディアン 志村けんは,コロナウイルスで亡くなり,この病気による,日本で最初の有名人の犠牲者となった。70歳だった。

Shimura, who attracted fans of all generations with his slapstick comedy and funny faces, had been treated at a Tokyo hospital and died on Sunday, according to his agency, Izawa Office.
所属エージェントのイザワオフィスによると,ドタバタ喜劇やおかしな顔であらゆる世代のファンを魅了した志村けんは,東京の病院で治療を受けていて,日曜日に死亡した。

He was diagnosed with pneumonia after contracting the coronavirus. He was hospitalized on March 20 after developing a fever and breathing troubles, and was put on on a ventilator.
彼はコロナウイルスに感染した後に 肺炎と診断された。彼は発熱と呼吸困難を発症した後,320日に入院し,人工呼吸器を装着した。

(転載了)
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「ジェりー・ルイスからインスピレーションを得た」は 初耳でした。

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2020年3月29日 (日)

新型コロナウイルス感染者の世界状況はー

報道によるより前に 世界の感染状況を確認する手段として “JOHNS HOPKINS University & Medicine,Coronavirus Resource Center” のウェブサイトが分り易くて有効です。
各国の感染者,死者,回復者数などが 1時間おきに Updateされています。
精度は不明ですが 傾向など状況は見るのには役立ちます。

Johns-hop

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日本の新型コロナウイルス感染状況に関する N.Y.Times の伝え方。

The New York Times’ ,March 26,2020付けの,見出し “Japan’s Virus Success Has Puzzled the World. Is Its Luck Running Out?” (日本のウイルス(対策)成功は世界を当惑させた。その運が尽きようとしているのか?)の記事に日本の状態に関する記事がありました。

外から日本がどう見えているのか,読んでみました。

以下,拙訳・転載します。

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日本は広範囲には感染テストを実施してない。人々は,以前に集団発生があったクラブでひしめき合ったりさえして,生活をしている。 しかし,今,日本は蔓延する感染(rampant infection)の危険性を警告している。

東京発 — 喉が少し痛かった30代の看護師が,日本の3番目に大きな都市である大阪にバスで行き,ミュージック・クラブでのポップバンドによる週末のパフォーマンスに参加したとき,日本でのコロナウイルスの感染が確認されたのはわずか数十人だった。2週間も経たないうちに,彼女はウイルスに陽性反応を示し,当局はクラブにいた他の人々に迅速に警告した。市内の他の3つの音楽会場から 急激に感染が増えたため,当局者はコンサート参加者とその密接な関係をテストし,他の人には家にいるように促した。全部で,106件のケースがこれらクラブに関連しており,9人がまだ入院している。

しかし,看護師が陽性反応を示してから1ヶ月も経たないうちに,大阪府知事は集団発生(outbreak)を宣言した。1月中旬に日本で最初のコロナウイルスの症例が確認されて以来,保健当局はウイルスが暴走するのを防ぐために迅速に動いたことが国民を安心させてきた。しかし同時に,日本は,イタリアやニューヨークなどのように厳しく動きを規制することもなく,経済的に壊滅的な封鎖や広範囲にわたる検査さえ実施していないことに,日本は世界の疫学者を困惑させてきた。

困惑は いくらか明確になりそうである。加藤勝信 厚生労働大臣は木曜日,安倍晋三首相に日本が現在蔓延している感染症の高いリスクにある証拠があることを知らせたと述べた。水曜日の夜,日本と国際オリンピック委員会がコロナウイルスのパンデミックのために東京夏季大会(the Tokyo Summer Games)を1年延期することに合意した翌日,小池百合子東京都知事は都民に, 1,400万人近くの都市が「感染爆発の可能性の前の危機的段階」(critical phase before a possible infection explosion)にあると警告した。

今週,東京での感染数が急増し,海外から旅行者が戻ってきた木曜日の47症例の発表を含め,4日連続で感染数が上昇が記録された。ウイルス感染のテスト数が限られているため,さらに多くのウイルス感染が検出されてない恐れがある。小池知事は,東京の人々に家で働き,不必要な外出を避け,週末の間,家にいるように勧告した(implorede)。木曜日には,近隣の4つの県の知事も,緊急の必要以外の目的で週末に外出することを住民に控えるよう要求した。「今,何もせずにいると,状況はさらに悪化するでしょう」と小池知事は 「皆様のご協力をお願いいたします。」と語った。

これまでのところ国民はそのような警告を真剣に受けとってない。

学校は1ヶ月間閉鎖され,政府は大規模なスポーツや文化イベントの中止または延期を要求したが,その他の生活は通常に戻っていた。人々は混雑した地下鉄に乗り,桜を眺めるために公園に集まり,買い物し,飲酒し,食事をし,日本の比較的少数の確認されたコロナウイルスの感染数と死亡者数によって安心してきた(comforted)。

今月初めに感染が発生した,大阪のクラブの1つでも、水曜日に少年バンドのパフォーマンスに参加した40人の若い女性のグループが,換気のない小さなスペースで2時間近くジャンプして手を振っていた。

世界の他の地域が,病院のオーバー・フローおよび死亡の感染スパイラルに陥る中,約12700万人の国である日本は,人口が高齢化しているにもかかわらず,世界で最も遅い進行の死亡率で,1300人の感染者と45人の死者しか報告されてない。

「それは彼らが何か正しいことをしたか-」とワシントン大学メタセンター(MetaCenter)のパンデミック対策とグローバル・ヘルス・セキュリティの共同ディレクターであるピーター・ラビノウィッツ博士(Dr.Peter Rabinowitz)は述べた,「あるいは,彼らは何かをしなかったのか,現在では何とも言えない。」日本は感染の封じ込め(infection containment)の偉業(feat)を成功させているように見えるので、パンデミックが始まったアジアの他の国々とは興味深い対照を示している。中国がそうであったように,日本は都市を封鎖(lockdown)しなかった。 シンガポールを含む,増加しつつある国々のように,現代の監視技術(surveillance technology)を日本は配備してない。また,韓国で病気が蔓延する前に人々を隔離して治療するのに役立つ種類の大規模な(wholesale)検査を採用しなかった。

日本の人口の半分以下の人口の韓国は,365,000人近くの人々に対してテストを実施したが,日本は約25,000人しかテストしてない。 現在,日本には1日に約7,500回のテストを実施する能力があるが,1日の平均は1,200から1,300程度である。国立公衆衛生研究所(the National Institute of Public Health)の健康危機管理部門の部長である斉藤智也博士は,限られた検査は意図的なものであると述べた。

検査を受けた患者は,通常,24日間,発熱やその他の症状を経験した後にテストされ医師が診る。日本の現在の方針は,病院で陽性と判定された人は誰でも入院することであり,そのため,当局者は,重症度の低いケースでは医療リソースの消費を避けたいと考えている。斎藤博士は,感染に対する日本の見かけの抵抗力の一部は,頻繁にする手洗いや握手をする代わりにお辞儀をするなどを含む,文化における一般的な対策から生じている可能性があると述べた。人々はまた,電車や公共スペースでマスクを着用することがはるかに多い。「それは一種の社会距離戦略(social distancing)だ。」と斉藤博士は語った。

しかし,コロンビア大学の疫学者(epidemiologist)であり,中国からのデータに基づいてコロナウイルスの確認された感染毎に510件の未検出の症例を予測した報告の筆頭著者であるジェフリー・シャーマン(Jeffrey Shaman)は、日本のアプローチは「ギャンブル」であると述べた。リスクは,少し手遅れになるまでは,認識できない表面下で物事が進行している可能性があることである。」とシャーマン博士は述べた。

大阪では,今月の厚生労働省のために作成された報告書では,4月上旬までに,市は3,400件近くの感染症を抱える可能性があり,そのうち227件が深刻なものになると予測した。「重症患者への医療処置が困難になる可能性がある」と報告書は述べた。

大阪の吉村洋文知事は水曜日,最も重篤な感染症の患者を収容できる病院の隔離病棟に600床の追加確保に取り組んでいると語った。大阪のりんくう総合医療センター感染症部長の倭(やまと)正也博士は,重症患者の病床を確保するために,症状の軽いコロナウイルス患者が自宅に留まることができるモデルに向かっていると語った。東京では,深刻な感染症の患者を治療するために指定された病床数はわずか100床である。 水曜日に、市当局はさらに600床を確保することを約束した。倭氏は,今週末期間中は自宅にいるようにーという知事の要求は弱すぎて危機を先延ばしにすることはできないかもしれないと語った。「安倍首相が 決定的に東京での封鎖を宣言した方がよい」と倭博士は述べた。 「経済的影響が最優先事項であってはならない。東京は2週間から3週間,ロックダウンすべきと思う。 そうでなければ,東京の医療システムが崩壊する可能性がある。」

安倍政権は今月初め,緊急事態(state of emergency)を宣言する必要があるかどうかを決定するためのタスクフォースを任命した。現在のところ,国民は大きくは動いていない。東京の一部の食料品店の棚は,知事の要請により水曜日の夜に片付けられたが,木曜日は平常通りの営業だったた。

東京中心部の新橋駅近くで,黒のスーツを着た男性が500円(約4.50ドル)のあげそばランチスペシャルを提供するレストランのカウンターで肘と肘が肘を突き合わせてて座っていた。マクドナルドの外に長い列ができており,駅の入口近くに喫煙者が狭い囲い(small pen)の中で込み合っていた。東京西部の新宿御苑では,桜の開花がピークに近づいており,入り口の看板から,ウイルス対策の一環として,ピクニック・ブランケットやアルコール類が禁止されていることがわかった。メガホンを持った警備員が,花の写真を撮っていた人々のグループを巡回して,手を洗うよう警告していた。

公園からさほど遠くない店で,原口和久さん(36)は,‘Nike Air Max’ スニーカーの限定版を購入する機会を得るために長い列に並んでいた。原口氏は,欧米でのウイルスの蔓延については心配していたが,日本の状況についてはそれほど心配していないと語った。「ウィルスは恐ろしいことだが,現時点ではそれほど深刻には感じてない。」と彼は言った。「私が死ぬなら,せめてスニーカーと共に死ぬことになろう。」

(転載了)
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地味ではありますが,日本人に染みついた清潔さを好む,あるいは保つ行動が 感染者数,死者数で他国との差を生んでいるのかも知れません。

因みに 厚生労働省発表の感染者,死者数の Official値(As of 3月27日 12:00)はウェブ・サイトで確認できます。

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見出しに見る「勘違い」(その574)

「『韓国製診断キットの名称を独島に』 20万人超が請願に賛同」  2020/3/27 聯合ニュース・日本語版
   ‘新型コロナウイルスへの感染の有無を確認する韓国の診断キットに対する輸入の問い合わせが世界各国から相次ぐなか,同診断キットの名称を「独島」にしてほしいとする請願に賛同した国民が20万人を超えた。
  青瓦台(大統領府)ホームページの国民請願掲示板に25日に掲載されたこの請願には27日午後3時30分時点で,20万5203人が賛同した。
  請願者は「韓国が新型コロナウイルスを克服したことを世界各国では模範事例として認識しており,最近では米国のトランプ大統領もわが国に協力を要請した」とし,「診断キットが独島という名称で輸出されれば,独島のステータスを大きく高めることができる」と主張した。
  同請願は,30日以内に20万人以上が賛同するという条件を満たしたため,青瓦台の首席秘書官や関係閣僚が正式に回答することになる。’ との報道です。
   報道機関の羞恥心の無さが伺えます。
   これは 「恥の上塗り」? あるいは 「火事場泥棒」?



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2020年3月28日 (土)

見出しに見る「勘違い」(その573)

「なんと!日本人は『400年以上も前からきれい好きだった』=中国報道」  2020/3/26 Searchina
   ‘新型コロナウイルスの感染者が,日本では中国や欧米のように爆発的に増加していない理由には様々な説があるが,その1つに「日本人のきれい好き」があると言われている。中国メディアの今日頭条は23日,日本人がどれほどきれい好きかについて紹介する記事を掲載した。
  記事は,1600年に日本に漂着したイングランド人のウイリアム・アダムスが,日本が非常に清潔で驚いていたと紹介。400年以上も前の日本人も「きれい好き」だったと指摘し,これは「仏教と神道」の影響が大きいと分析している。
  そのうえで記事は,日本には現在数多くの種類の衛生用品があると紹介。「殺菌,除菌,抗菌」にはそれぞれ違いがあり,例えば,手指の消毒液で「菌を殺す」ことができ,除菌スプレーは「菌を取り除く」効果が期待され,抗菌で「菌の増殖を防ぐ」トイレ用掃除シートなどの製品もある。また,「菌を完全に殺す」滅菌アルコールもあると伝えた。これだけ様々な製品が出ているということは,それだけ日本には需要があるということだろう。
  また,日本人の1日は清潔さと切っても切り離せないと指摘。食事の前にも,ペットに触った時,トイレに行った時,外から帰ってきた時やお金に触った時でさえ「手を洗う」と紹介。毎日必ず風呂に入り,服も取り換えると伝えている。記事は,ここまでくるとやりすぎであり,実際に過度の除菌でかえって子どもの健康を害していると指摘しているが,これは多くの中国人の感じ方を代弁しているのかもしれない。
  とはいえ,日本で新型コロナウイルスの感染者数とその死者数が中国や欧米に比べてかなり抑えられているというのは,やはり衛生に気を配るきれい好きな国民性と関係があるように思える。東京での感染者数も増加してきているが,爆発的な感染拡大は何としても回避したいところだ。’ と書いています。
  米国の新型コロナウイルスの感染者数が,この中国を超えたようです。トイレに 「スタッフは手を洗うこと。」と注意書きがある米国のレストランがあるようです。
  20年ほど前,米国で食べた貝で A型肝炎になって以来 外国の衛生状況には疑いを持っています。

 

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2020年3月27日 (金)

見出しに見る「勘違い」(その572)

「【コラム】朝鮮が日本の属国? これほど啓蒙された国もないが… 」  2020/3/26 中央日報・日本語版
   ‘・・・
 。朝鮮で数年間滞在して朝鮮の歴史や文化を深く研究した米国の宣教師ホーマー・ハルバートは,西洋人の朝鮮見聞記に多くの問題点があると感じた。西洋人が朝鮮について書いた本も少ないが,それさえも朝鮮に関する正しい事実を伝えていないことを残念に思った。
   ハルバートが1895年に英語の雑誌『The Korea Reposition』に寄稿した、『コリア,あるいはチョソン-静かな朝の国』(英国人サベッジ・ランドー)に対する書評には,彼の観点がよく表れている。朝鮮は真夏にも雪が降る。朝鮮人はアフリカの黒人ほど肌の色が黒い。朝鮮の都城には毎晩,猛獣が入ってくる。朝鮮人は洗濯しながら服を棒でたたく。彼はこのように事実関係を確認せずに書く習慣を叱責した。暑い真夏の真昼にシエスタのように昼寝をする光景を見て,韓国人の怠惰を論じる西洋人の未熟な印象批評も校正対象だった。
   ハルバートが1901年に発刊した英文雑誌『The Korea Review』(韓国評論)は「レビュー」という言葉にふさわしく当時の韓国に関する知識の正誤を問いただす評論活動を積極的に遂行した月刊誌だった。韓国に関する見聞知識だけでなく歴史知識の評論にも注力した近代韓国学の主要発信地だった。例えば壬辰倭乱当時に日本人が朝鮮で農作業をしたおかげで朝鮮ではじめて稲作が始まったという日本側の主張に対し,稲作はすでに西暦紀元が始まる時から存在し,日本には朝鮮から稲作が伝わったと反論した。
    また『The Asiatic Quaterly Review』(季刊アジア評論)に掲載された末松謙澄の韓日関係論も批判した。朝鮮が数世紀にわたり日本に朝貢し,日本の主権を認めた日本の属国だったという主張を論破した。日本が明治維新で帝国を称して中国と同等に朝鮮に優越感を見せたが,雲揚号事件(1875)による江華島条約で日本が帝国を称したからといってそれが朝鮮に対する従属関係を賦課するものでないことを明確に自認したと指摘した。
    ・・・
   ハルバートの『韓国評論』は当時英語で流通していた韓国の見聞知識と歴史知識を積極的にレビューし,校正した。しかし韓国の状況の画期的な変化と,これによる認識の変化がない限り,根本的な限界が存在するしかなかった。これに関連し同誌1906年4月号の記事「A Visit to Seol in 1975」(1975年のソウル訪問記),すなわち1906年時点から約70年後の韓国を想像した未来の小説は意味深長だ。
   速い京釜線急行列車(釜山-大邱-大田-水原-永登浦-南大門区間)。米ニューヨークの豪華なウォルドルフホテルに似たソウルのグランドホテル。ワーグナーのオペラ「パルジファル」を公演する鍾路のオペラ劇場。100万冊以上の本が並ぶ帝国図書館と国立図書館。最も模範的な大学教育で著名な極東最大3大学の帝国大学,ソウル大学,大東大学。酔っ払いが見られず犯罪の話が聞こえない敬けんな宗教文化。自分の職分に忠実で自らを愛して異邦人を歓待する友好的な人たち。もう「物質的な発達はもちろん精神的な発達でこの静かな朝の国の数千万よりもさらに啓蒙された国はなく,さらに進歩的な民族はない」と伝えた。エピローグでだ。
   今年は2020年。過去に想像した未来のその年からさらに45年が過ぎた。韓国はどのような国か。・・・ 新しい韓国と新しい韓国人の自覚はこれにふさわしいグローバル知識を志向する。植民地と冷戦の論理で綴られた古い韓国の知識を革新する新しいハルバートを夢見る。’ とのことです。
   45年前と想像されたエピローグでしたが いまだ そのプロローグにも達してないことが自覚できているようです。

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2020年3月26日 (木)

米国人の対日世論調査結果(外務省の報道発表より)

3月18日,外務省が「令和元年度海外対日世論調査」を発表しました。

令和元年11月,米国,ASEAN,モンゴル,豪州,インド及びアフリカ3ヶ国において対日世論調査を行った結果から米国の調査結果を紹介します。
調査はハリス社に委託して,令和元年11月に行いました。本件調査は,18歳以上の1,015名を対象とした「一般の部」(インターネット調査)と,各界(政官財,学術,マスコミ,宗教,労働関係等)で指導的立場にある200名を対象とした「有識者の部」(電話調査)に分けて実施しています。

結果は次のとおりです。

(1)日米関係について「極めて良好」又は「良好」とする割合は,一般の部で63%(昨年度70%),有識者の部で67%(昨年度69%)となりました。また,対日信頼度については,一般の部では85%(昨年度82%),有識者の部では89%(昨年度90%)が「日本は信頼できる友邦である」と回答しました。

(2)アジアにおける米国の最も重要なパートナーはどの国かとの質問に対しては,一般の部で34%(昨年度31%),有識者の部で42%(昨年度45%)が「日本」と回答し,昨年に続きアジア各国の中では最も高い数字となりました。

(3)日本と米国は,アジア太平洋地域の平和と安全のために緊密に協力すべきと考えるかとの質問に対しては,一般の部で92%(昨年度90%),有識者の部で100%(昨年度99%)が「協力すべき」と回答しました。また,日本は,アジア太平洋地域の平和と安全のために,より積極的な役割を果たしていくべきと考えるかとの質問に対しても,一般の部で69%(昨年度62%),有識者の部で88%(昨年度90%)が「より積極的な役割を果たしていくべき」と回答しました。

(4)日米経済関係をより深化させるために,日本が特に進めるべきと考える政策は何かとの質問に対して(「有識者の部」のみ実施)は,「貿易・投資分野での協力の促進」との回答が最も多く97%,その次に「クリーンエネルギーや高速鉄道などの技術協力などの促進」が90%,さらに「シェールガス等の資源開発での協力」が61%と続きました。

下図は Ⅰ.対日関係,Ⅱ.信頼関係,Ⅲ.アジアにおけるパートナー,Ⅳ.地域における日本の役割 ーをグラフで示しています。

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下図は 「対日信頼度」の推移(一般:1960年から,有識者:1993年から)をグラフで示しています。

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(転載了)
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興味深いのは 有識者の方が 一般に比べて日本に対して positive なことです。
正しく,あるいは深く知れば positive になるということでしょうか・・・。

しかし,国によっては,正しく知れば negative になる場合があるのは 間違いありません。
例えばー
米国の一般市民の中国への信頼度は 8%ですが,専門家集団の調査では中国に対する信頼度は 4%です。

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2020年3月25日 (水)

見出しに見る「勘違い」(その571)

「【コラム】謝ったら負け」  2020/3/22 朝鮮日報・日本語版
   ‘韓国の文在寅大統領が,自分の誤りについて最後に謝罪したのは2018年7月だ。文大統領は「2020年までに最低賃金1万ウォン(現在のレートで約870円)を実現するという目標は事実上困難になった」として「結果的に,大統領選挙の公約を守れなくなったことをおわび申し上げる」と語った。ほかにも守れなかった公約が多数あるという点を考えると,実に突拍子もない謝罪だった。その後は,自分のやったことについてきちんと謝罪した例はほとんどない。でたらめ経済政策で一家の大黒柱が次々と仕事を失っても,借金が雪だるまのように膨れ上がっても,防疫失敗で70人の国民が命を落としても,決して謝罪しなかった。最近,マスク不足問題で文大統領が久々に謝罪したというが,これは事実ではない。文大統領は「マスクを十分に供給できず,不便をおかけしたことについて恐縮に思う」と発言し,閣僚らを叱責した。残念だという意味の「恐縮」は,自分の誤りを認める「謝罪」とは明らかに意味が違う。
  文大統領はなぜ,かくも謝罪を渋るのだろうか。少し前に知人らと同席した際,この件で意見を交わした。ある人は,文大統領は弁護士出身だからそうなんだろう,と言った。・・・
   別の人物は,元大統領らを反面教師にしているのではないか,と言った。2008年の「狂牛病騒動」のとき,当時の李明博大統領は「痛切に反省している」「自分自身を責めた」と繰り返し謝罪したが,デモは鎮まるどころか,むしろ勢いを強めた。タブレットPCについて謝罪しなければ,朴槿恵大統領の運命も今とはまるで違っていただろう。謝罪は手際の良い行動ではないという教訓を,文大統領は前任者らのケースを通して学んだのかもしれない。
  またある人物は,まるで教祖と狂信者のような,文大統領と支持者らの特殊関係に原因を求めた。サイバー宗教の信徒らが教祖を「神の再臨」として受け止めるように,支持者らにとって文大統領は無誤謬の哲人のような存在と認識されている。何か誤りがあれば,それは大統領の誤りではなく,足を引っ張る野党,メディア,親日派,新天地,財閥,検察,既得権勢力のせいだ-という世界観が,「ムンパ」と呼ばれる熱狂的支持者の頭の中に居座っている。大統領自ら誤りを認めないかぎり,支持者らは,いかなる論理を動員してでも大統領を決死擁護する準備ができている。しかし大統領が誤りを認めた瞬間,信者の心の中で疑念が大きくなっていくだろう。それこそ政権の危機だということを,文大統領は知っている。
  さらに別の人物は,大統領が謝罪しない理由を「共感能力不足」に求めた。しばしば状況に合わない言動を見せることがその証拠だという。文大統領は、北朝鮮の地雷で足を失った兵士を訪ね「ジャージャー麵を食べたくないか」と尋ねた。北朝鮮に撃沈された哨戒艦「天安」の遺族を青瓦台(韓国大統領府)に呼び,自分が金正恩と手を握って笑っている写真をプレゼントした。セウォル号沈没事故の当日には昼食,夕食で高級日本料理を楽しみ,新型コロナで最初の死亡者が出た日には,映画『パラサイト』で有名になった「チャパゲティ」を食べながら笑顔で談笑していた。他人の痛みに共感できない人間が,どうして「申し訳ない」という感情を持てるだろうか。
  大統領が謝罪しない理由を,韓国国民はあれこれ推測するだけだ。だが,はっきりしているのは,「誤りがあれば心から許しを求めよ」という基本的な常識が,この政権においてはちりのごとくはかないものになったという事実だ。やるせないことだが,常識が覆される時代を生きていこうと思ったら,親が子に伝える教えもかくのごとく変わることは避けられない。「厚かましくなれ。ダブスタ(二重基準)を基本テクとして身に付け、絶対に謝罪するな。謝ったら負けだ」’ と書いています。
   ミスを認めない大統領が率いる国と 交渉などしようがない。
   韓国民が,早く目を醒まして この厚顔無恥の大統領を引きずりおろすことができるかどうかに韓国の未来がかかっているということのようです。

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2020年3月23日 (月)

“Happiest countries in the world for 2020” で 日本は 54位。

CEOWORLD MAGAZINE’,Mar.11,2020 で “Ranked These are the happiest countries in the world, 2020” が発表されていました。 


以下,拙訳・転載します。

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新しい ‘CEOWORLD magazine lifestile’の調査で,スイスが世界で最も幸福な人々の国となった。
次いで フィンランド(2位),アイスランド(3位),オランダ(4位),カナダ(5位),更に ノールウェー,デンマーク,アイルランド,ドイツ,ベルギーとなり,世界の幸福な国 上位10ヶ国中,9ヶ国がヨーロッパの国だった。

世界で最も幸せな国を見つけるために,世界最高の経済およびビジネスニュースソースの1つであるCEOWORLD誌は,生活の満足度に対する18の主要な指標で世界150ヶ国以上を比較した。

physical health  肉体的健康
illness and disability  病気と障害
sports participation  スポーツ参加

life expectancy  期待寿命

the cost of living  生活コスト

community support  コミュニティ支援

food insecurity  食料不安

income growth  収入増加

poverty rate  貧困率

job satisfaction  仕事満足

career opportunities  キャリア機会

job security  雇用保障

unemployment  失業

weekly work hours  週間労働時間

social community structure  社会コミュニティ構造

government-backed support  政府支援

depression rate鬱病率 

 

このレポートでは,2ヶ月以上にわたって各国で最大6,500人を調査した。これには,3つの主要分野 :「健康と福祉」,「雇用と収入の機会」,そして「市民社会と政府」 -に関する155ヶ国のデータが含まれている。

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上位 50位までを score と共に下表に示します。

Happiest-country-ranking-2020

日本は 54位で G7で 唯一の 50位外です。

因みに 韓国:57位(49.6),ロシア:58位(49.25),香港:74位(48.1),中国:84位(46.15),ブータン:95位(44.75) です。

 

スコアの算出方法,自己申告の有無など詳細は不明ですが,ひょっとすると,自己評価によるランキング?

 

それにしても 主観的評価である幸福の程度に 定量的度数(score)を付けてランキングする(自己申告なら仕方ないがー)のには かなり無理がありそうです。

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