“English” と “British” は どう違うか
英和辞典では
“English”
【形容詞】①英語の,英語による ②イギリス(人)の,イングランド(人)の
【名詞】①英語(無冠詞) ②《the ~》イングランド人,英国人
“British”
【形容詞】①イギリスの,英国の ②イギリス[英国]人の ③〔古代の〕ケルト先住民族の
【名詞】①《the ~》イギリス[英]国民 ②イギリス[イングランド]英語 ③〔古代の〕ケルト語
とあります。
これらを混同するのは おそらく 日本語の 「イギリス人」の定義の曖昧さにもよるのでしょうが,‘English Speaker’ に対して その違いが どう説明されるのかー
‘DifferenceBetween.com’ の
“Difference Between English and British” を読んでみました。
下記,拙訳・転載します。
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English vs British
言語と国籍を混同することはよくあることである。特定の国籍は,その国籍が使用する言語と密接に結びついているため,その国籍を表す別の言葉があることを覚えておくのはほとんど不可能である。“English” と “British” は,よく混同される言葉である。
English
“English” は,文脈(context)によって民族名(ethnicity)にも言語名にもなり得る。“English” とは,イングランド(England)を起源とする民族(nation),あるいは中世初期にまで遡る民族集団(ethnic group)を指す。当時,彼らは古英語で ‘Angelcynn’ と呼ばれていた。イングランドのイングランド人(English people)は,イングランドが英国(the United Kingdom)を構成する国々(countries)の一つであるため、イギリス国民(British citizens)である。
イングランド人(the English population)の祖先は,初期の ブリトン人( ‘Britons’ または ‘Brythons’),アングロ・サクソン人(Anglo-Saxons)などのゲルマン民族(Germanic tribes),そしてデーン人(Danes),ノルマン人(Normans)などの集団に由来すると言われている。イングランド人(the English people)は英語(the English language)の起源でもある。それだけでなく,コモンロー制度(the Common Law system),ウェストミンスター制度(the Westminster system),そして今日世界的に有名な数々の(myriad)スポーツの発祥地でもある。
British
“British” とは,英国(the United Kingdom),王室属領(Crown Dependencies),英国海外領土(British nationality)で生まれた人々,およびその子孫の国籍(nationality)を指す。英国国籍法(British nationality law)では,現代の英国国籍(British nationality)は英国国民(British nationals)の子孫からも取得できると規定されている。
英国人(British)であるという概念(notion)は中世後期(the late Middle Ages)から存在していたが,より強い英国人意識(British nationality)が芽生えた(triggered)のは,フランス第一帝政と英国(Britain)の間で繰り広げられたナポレオン戦争(Napoleonic wars)の時代だった。この意識はヴィクトリア朝時代にさらに発展した。しかしながら,“British”(英国人)という概念は,スコットランド(Scots),イングランド(English),ウェールズ(Welsh)の文化といった,より古いアイデンティティの上に重ね合わされた側面(superimposed)も持ち合わせている。
英国人(British people)は,11世紀以前にグレート・ブリテン島(Great Britain)に定住した多様な人々の子孫である。ケルト(Celtic),先史時代(Prehistoric),アングロ・サクソン(Anglo-Saxon),ローマ(Roman)、そして北欧(Norse)の影響がノルマン人(Normans)とともにもたらされ,ウェールズ(Wales),イングランド(England),スコットランド(Scotland)の人々の間の文化的・言語的交流(cultural and linguistic exchange)もこれに寄与した。
今日,“the British”(英国)のアイデンティティは,長年にわたる移民や文化の融合(interblending)によって形成された,多国籍(multi-national)かつ多文化的な(multi-cultural)社会によって成り立っている。
What is the difference between English and British?
“English” と “British” という言葉が密接に関連していることは疑いようがない。しか,これら二つの言葉は多くの点で全く異なるアイデンティティを表しているため,互換的に(interchangeably)使うことはできない。
・“English” とはイングランド(England)の人々を指す。“British” とは,英国(the United Kingdom),王室属領(Crown Dependencies),イギリス海外領土(British Overseas Territories)の住民(the natives),およびその子孫を指す。
・“English” は言語である。“British” は言語ではない。
・すべての “English people” は 英国民(British citizens)である。すべての英国人(British people)が “English”(イングランド人) であるとは限らない。
・“the English” のアイデンティティは中世初期に遡る。“the British” のアイデンティティはより新しく,中世後期に遡る。
・“the English”(イングランド人)は,“the British”(英国人)のアイデンティティが押し付けられていると感じており,今日でも “the English”(イングランド人)の独自性(distinctness)は,より均質化された(homogenized)“British”(英国人)のアイデンティティと葛藤している。
(転載了)
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“British English” は 「英国英語」です。





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