カテゴリー「garments & others」の314件の投稿

2019年8月13日 (火)

洋服の着方を知らずしてー

最近,TVで 二つの記者会見を見ました。

① 広島・原爆の日の式典に参列後,飲食店の店員に暴行を加えた疑いで逮捕・送検された埼玉県幸手市の渡辺市長が8日,釈放され,9日 午後,幸手市に戻り 記者会見をしていました。

② 比例代表制で参議院選に当選した 「NHKから国民を守る党」の立花さんが丸山穂高さんを仲間に入れて 記者会見をしていました。

御二人とも 何となく如何わしい雰囲気を漂わせ,大したことは言わないだろうと決めつけて,真面目に話を聞いていませんが,二人とも記者会見を始めるに当たって着席する場面を見てー

① 渡辺市長は 会場に入って テーブル前までは留めてなかった上着のボタンを椅子に座って 留めた。
② 立花さんは ほぼいつも 二つボタンの上着のボタンを二つとも留めており,着席時も留めたまま。

ボタンを留めたまま座る/座れるのは 上着のサイズが合っておらず,大きすぎるからでしょう。
更に,立っている時,歩いているときは 上着のボタンを留め,座るときは ボタンを外すー が洋服の常識的着方です。

立花さんが常に二つのボタンを留めているのは 洋服の着方を知らず,ただ人間なので,裸ではまずいから 大きすぎる上着を被っているだけのように見えます。
NHK勤めが忙しく,洋服の着方を知る機会も,学ぶ機会も,教わる機会も,指導される機会も,何より 知ろうとする気がなかったと推察します。
渡辺市長は 酒を飲むのに忙しすぎてー?

「座るとき ボタンを外す,二つボタンの2番目のボタンはいかなる時も留めない(二つとも留めるように仕立てられた稀有なタイプを除き)」は,「シャツの袖が上着の袖口から 1~2cm 出るように上着とシャツの袖の長さを調節する」(上着の下に半袖シャツは論外)よりも基本の上位です。

Skyfall

ジェームズ・ボンドが スーツを着て格闘をした後,必ず,ずり上がったシャツのカフが上着の袖から出るように整えるシーンがあります。
007映画を観たことがないのでしょう。

洋服の着方を知らなくても 国会議員になれます。
トランプでさえアメリカ大統領になれるので,気にすることはありません。

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2019年7月25日 (木)

最後の “Jack Purcell” ?

コンバースのスニーカー “Jack Purcell” を買いました。スタンダードの ‘White’,‘Canvas’,‘Low top’ のインドネシア製です。

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いつから “Jack Purcell” を履き始めたかはっきりしませんが,学生時代からだと 約50年間,絶えることなく保有していました。
但し,歳をとるに従って履く頻度が低くなったためか,現在まで持っていたのは 1996年頃に買ったと思われる,コンバースが製造を米国内から東南アジアに移す(2001年?)以前の ‘Made in USA’ で 20年モノです。
それ以前の現役時代,常に 新旧2足を維持し,旧は出張で 安全靴不要の現場に行く場合,作業用に履いていました。つなぎの作業服に合います。

最近,この20年モノを家人から 「汚いから買い替えたらー 」と言われ続けて 古希を過ぎて あと20年履くつもりで決心しました。

Dsc_2205Dsc_2207Jack Purcell” は,カナダ人バドミントン世界チャンピオン ‘John Edward "Jack" Purcell’ (1903~1991)が 1935年にデザインし,PF Flyers (the B.F. Goodrich Company)が1935年に売出し,1972に コンバーズ( Converse)が PF Flyers (現在は New Balance)がら, 商標権と共に 買い取りました。

英文 Wikipedia には ‘Converse “Jack Purcell” basketball sneakers are also popular, but more for their vintage fashion appeal than for athletic use.’ (スポーツ用よりも ヴィンテージ・ファッションとしてアピールしている。)

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新旧を並べると,爪先の ‘smile’ マークと共に ‘Jack Purcell’ の特徴である ヒールラベルの ‘blue tips’ ,通称 「青ひげ」部分が 20年以上履いて摩り減って消え,“Jack Purcell” ロゴ部分も危なくなっていました。
私の持っている,どんな服にも,コットン・スーツにさえ合わせられるスニーカーは この “Jack Purcell” を措いて考えられません。
「ジャンプ・スーツ作業服」から 「コットン・スーツ」までの “Jack Purcell for vintage fashion” です。

Bb 湘南ベルマーレの ‘Spring/Summer 2016 Official Style’ は,Brooks Brothersが提供するコットン・ジャケット/パンツでした。

 そして このときの 彼等の足元はー “Jack Purcell” でした。
 分っているスタイリストでした。
 
 因みに 男性月刊誌 ‘GOETHE’ に 「空前のスニーカーブーム到来!着こなしに差をつける白スニーカー9選」と題する記事がありました(ネット)。
挙げられていたのはー

OFFICINA SLOWEAR’  ¥58,000
VALEXTRA’  ¥86,000
MIPTARGAN’  ¥28,000
JOHN LOBB’ ¥130,000
BRUNELLO CUCINELLI’ ¥110,000
BROOKS BROTHERS RED FLEECE’ ¥13,000
DUNHILL’  ¥67,000
1PIU1UGUALE3’  ¥68,000
RALPH LAUREN PURPLE LABEL’  ¥80,000
知らないブランドが多く,確かに差をつけられる,スニーカーとは思えない立派な値段で,年金生活者は手が出ませんが,差をつけるつもりはありません。
私が買った 白スニーカー “Jack Purcell” はメーカー希望小売価格 ¥6,000(税抜)が 1割引きで ¥5,400 でした。

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2019年7月22日 (月)

シャツの「前立て」の幅,およびそのステッチ幅。

先日 購入した 無印良品の 「オックスフォード半袖シャツ」のデザインが 通常のボタンダウンシャツのデザインと違っている部分があって,少し気になります。

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ボタンダウンシャツの必須デザインの一つ,「前立て」(‘placket’ あるいは ‘panel front’)の幅が狭め,かつ,明らかに ステッチ(‘stitch’)の幅が狭いデザインで,これほど狭い,前立てのステッチを見たことがありません。

 「VAN Jacket」,「無印良品(シャンブレー)」,「UNIQLO」,「鎌倉シャツ(くろすとしゆきデザイン)」と比べてみました。

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寸法を示すと 次のようになります。
                                         前立て幅(mm)   ステッチ幅(mm)
無印良品(オックスフォード)                30                2.5
VAN Jacket(オックフォード)               36                7.0
無印良品(シャンブレー)                     32                6.0
UNIQLO(オックスフォード)                  30                4.5
鎌倉シャツ(くろすとしゆきデザイン)       36                6.0

やはり,前立て幅はそうでもありませんが,ステッチ幅の 2.5mmには 違和感があります。6~7mm が必要でしょう。
これは 些細な(?)ものですが,15年ほど前に始まった 「クールビズ」以降,多くの,それまで 「ボタンダウンシャツ」を作ったことがなかった(?) シャツ・メーカーが 「ボタンダウンシャツ」を(見よう見まねで?)作り始め,多くの首をかしげるデザインの「ボタンダウンシャツ」が生まれました。

例えばー
 ・クレリック(カラーとカフが白,他は色付き)
 ・前立てなし
 ・第一ボタン位置の「ドゥエボットーニ(二つボタン)」,異様に高い襟腰 
 ・色ボタン
 ・ボタンホール および ボタン付けの色糸
 ・色糸によるステッチ
 ・背中のボックス・プリーツなし,サイド・プリーツ

Example 左は,「前立て」はありますが,ほぼ 上の条件を満たしたシャツです。
カラーとカフのエッジへのサテンのパイピングは,「そこまでやる?」のレベルです。

何か 変わったことをしないとデザインした気にならないのかも知れませんが,これを作る人,着る人の勇気(意識,無意識を問わず)には感心するしかありません。

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2019年7月14日 (日)

「半袖の白シャツ」の季節となって 一枚追加。

この季節,外出時は ポロシャツか 半袖シャツです。
リタイアした高齢者には,チノパン にも ジーンズにも「白の洗いざらしのオックスフォード・シャツ」が合います。

サラリーマン時代の「ブロードのシャツ」は,リタイア後に着る気がしません。
Brooks Brothers は,ある時から,「ノーアイロン」ではない (半袖の)オックスフォード・シャツがなくなりました。
ノーアイロン・シャツ(但し 綿 100%)は便利だとは思いますが,綿の風合いを消して,ノッペラとして好きになれず,できるだけ 避けようとしていましたが,半袖シャツのほぼ全てが「ノーアイロン」になって已むを得ず買っていました。)

無印良品の「ボタンダウン半袖シャツ(新疆綿洗いざらしオックス) ¥2,990が ディスカウントされるのを見計らって  ¥1,990 で買いました。
今年の ワードローブ購入予算額を既にオーバーしています。

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これで 現在,着るローテーションに入る「半袖白シャツ」は4枚になりました。

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左上から anti-clockwise(米国なら ‘counter-clockwise’ か)にー
ブランド,購入価格(税別),購入年。

  ・無印良品,¥1,990,2019年
  ・VAN Jacket,¥7,800,2013年
  ・鎌倉シャツ,但し「ブロード・プルオーバー」,¥5,900,2015年
  ・Seed Soil,¥6,000,2014年

2014年に リタイアして以来,より安いシャツを買い求めているのが分ります。

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2019年7月 6日 (土)

古いポロシャツを補修して ー 。

夏はポロシャツです。

何年もポロシャツを買っておらず,新しく買うとすると,  Ralph Lauren だと  ¥15,000前後,Brooks Brothers だと  ¥10,000前後するので リタイアした高齢者としては簡単には買えず,20年以上前のポロシャツを今年も着ます。
(先日 買った ブルージーンズ2本を我慢すれば,Ralph Laurenのポロシャツが4枚買えましたが ・・・ )

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Dsc_2128a しかし,一番古いと思われる Brooks Brothers の薄いピンクのポロシャツの裾の切込み部分に破れが目立ちます。

古いのは 構いませんが,破れているのを 高齢者がそのまま着るのは,みすぼらしいので,ここは修理・補強して着ることにしました。

家人に 赤い刺繍糸を使った修理を頼みました。

完成しました。

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昔(今は知らない),Ralph Lauren で,ポロシャツなどのダメッジ部を,濃い色糸で わざと拙い技術としか見えない様に修理した(?)製品を高い値段で売っているのを見ました。
実はそれを 狙ったのですが,きれいにやり過ぎたようです。

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2019年6月 1日 (土)

2ヶ月を経ずして 70歳で 2本目の 「ブルー・ジーンズ」。

リタイア後は ほぼチノパンしか穿いていませんでしたが,4月に,何の気の迷いか,70歳にして 生涯初の ブルー・ジーンズを購入し,それから 2ヶ月を経ずして 2本目を購入しました。年金生活者の本年ワードローブ購入予算を半年でオーバーしました。

4月に,古希過ぎの高齢者として,あまりにベタな,所謂 ジーンズ・メーカーの ‘Revi's’ や ‘Lee’ などを 敢えて外して,初めて買った ‘Brooks Brothers’ のブルー・ジーンズの穿き心地が,ゴワゴワで硬く,動きにくいという予想を覆して 何のストレスもなく,動きやすく,ラインもきれいなので,もう1本 買ってしまいました。 おそらく 生涯 最後の ブルー・ジーンズになりそうです。

製品は 「ストレッチコットン ファイブポケット デニムパンツ Slim Fit」,英語のサイトでは  ‘Supima® Stretch Denim Slim Fit Jeans’ で,素材は 「スーピマコットン:98%,ポリウレタン:2%」の日本製,縫製は米国です。

1本目の色が 「ダークネイビー」(Dark Rinse) だったので,2本目は もう1色の 「ネイビー」(Medium Rinse) としました。

ストレッチ素材で 11oz(自分で 余り布を計測した結果)と Light Weight で,脚の動きに何の抵抗もありません。

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2本を並べて 色の違いー DarkMedium ー を比べてみました。
写真では 差は明確ではないかも知れませんが,実物の Dark Navy は 黒に見えることがあるくらいに濃いNavy です。

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ポケットの布は  ‘classic oxford stripe’ です。
 ‘manufactured and hand-finished in the United States’ とプリントされています。

購入時に 興味深かったのは Brooks Brothers の店員が “oz(オンス)” に関する知識を持ってなかったことで,ジーンズ専門店でないにしても 生地の厚さを示す単位(ジーンズに限らない)を知っておくのは 洋服屋店員としての基礎知識だと思うのは過剰要求でしょうか。
私が 「このジーンズ生地の余り布を測ると 11oz だったので,お客さんに訊かれたときの参考に ・・・ 」 と告げても ほぼ興味がないようすでした。
客も “oz” を知らす,気にもしないということかも知れません。

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2019年5月10日 (金)

“Golden Fleece” を知ったのは Brooks Brothers 日本上陸の 15年前だった。

リンカーン大統領も着たという‘Brooks Brothers’のブランド・ロゴは 羊一頭の毛皮がリボンでぶら下げられた ‘Golden Fleece’です。

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約50年前(1970年前後)の学生時代に,‘Brooks Brothers’という会社が米国にあって,「ボタンダウン・シャツ」の元祖を販売したということは雑誌で知っていましたが,そのロゴが ‘Golden Fleece’であることは 40年前の1979年に ‘Brooks Brothers’が日本に上陸して青山に本店を設け,その数年後に 広島そごう内に広島店を開くまで,当時 広島に住んでいた私は知らなかったので,‘Brooks Brothers’ の ‘Golden Fleece’を知ったのは 約35年前の35歳の頃です。

しかし,55年前(1964年)の中学3年か高校1年生の頃 観た映画で,ギリシャ神話における ‘Golden Fleece’の存在は知っていました。

1964年日本公開の,特撮監督 レイ・ハリーハウゼン(‘Ray Harryhausen’,1920~2013)による,圧巻の「7体の骸骨剣士と3人の剣士の戦い」の特撮シーンで有名な,ギリシャ神話・冒険特撮映画 「アルゴ探検隊の大冒険」(‘Jason and the Argonauts’,1963)の アルゴ船探検隊の目的が,「神々の贈り物で,国を繁栄させる奇跡の力がある『黄金の羊毛皮』(Golden Fleece)」を手に入れることでした。

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Golden Fleece’は,1本の枯れ木に ボロ布のように 垂れ下がるように 掛けられていた - という 55年前の記憶があります。

Brooks Brothers’の米国ホームページの Magazine のページに このロゴに関する説明があります。

下に 翻訳転載します。

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Meet the Golden Fleece / Is it a pig or is it ram?  It’s a sheep. Our logo explained (「ゴールデン・フリース」を紹介。豚 あるいは ラムか? 羊。我々の ロゴの説明)

卓越性(excellence)の最高の尺度を表す、この古代のシンボルは 1850年に我々のドアの上に描かれ、それ以来、遺産,品質、そして伝説的なサービスを意味してきた。

1850年,ダニエル,ジョン,エリシャ,エドワード・ブルックスの兄弟は,父親の会社であるH.& D.H ブルックス&カンパニー(H.& D..H. Brooks & Co)を Brooks Brothers と変えて,主導的役割を果たした。彼らは会社の商標としてゴールデン・フリースのシンボルを採用した。

リボンに吊り下げられた羊のロゴは,ウール織物で有名なブルゴーニュの,フィリップ・ザ・グッド(Philip the Good)ブルゴーニュ公が 1430年に彼の妻,ポルトガルのイザベラのための絶えることのない贈り物として「金羊毛騎士団」(the Order of the Golden Fleece)を創設した15世紀以来,上質な羊毛の象徴としての役目を果たしてきた。
当時,それはヨーロッパ全土で最も権威のある(prestigious)騎士団(orders)の1つになった。

上質な羊毛の象徴との関連を反映して,「金羊騎士団」の騎士たちは すべてのヨーロッパ騎士団の中で最も盛装で最もカラフルだった。 数年後,ヨーロッパの羊毛商人たちは,大部分が文字が読めなかった民衆に羊毛商品を宣伝する方法としてこのシンボルを採用した。

しかし,この重要な紋章の象徴的な本質(nature)は,中世ヨーロッパのルーツをはるかに超えて,古代ギリシャにまで遡る。

ゴールデン・フリースは その時代,最も切望されていた(coveted)ものの1つであり,それを見つけるように求められた,ジェイソンとアルゴノーツ(the Argonauts)は,それを得るのは 極めて困難で,大きな犠牲も必要なことは分かっていた。ジェイソンの偉業(feasts)は伝説となり,それが卓越性のある標準を表すようになっていたので,フィリップは この重要な騎士団のシンボルとしてゴールデン・フリースを選んだ。

4人のブルックス兄弟が彼らのドアの上にこの羊を描いたとき、彼らは会社がその初期のアイデンティティの基礎となったヨーロッパの伝統を象徴するためのアイコンとした。これらの扉の向こうに,顧客は品質,遺産、そして卓越性を見つけたことだろう。

(転載了)
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現在,フリース(Fleece )と言えば 「ポリエステル(の一種)で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維素材」 が一般的ですが,フリースの原義は,羊一頭から刈り取られた一つながりの羊毛のことです。

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創立200周年を記念する Brooks Brothers ペーパー・バッグ中央のロゴです。

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同じく ペーパー・バッグの全面に配置された  ‘Golden Fleece’ 色々です。何種類あるのか数えようとしましたが,途中で諦めました。

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2019年5月 2日 (木)

ジーンズが 何オンス か,測ってみた。

先日 買った ブルー・ジーンズは Brooks Brothers製 (“Supima® Stretch Denim Slim Fit Jeans”) で,ジーンズの専門ブランドでないためか,製品自体にも 米国のホームページにも 何オンスかを示していません。
薄手で 10~11オンスだと思いますが,自分が穿いているジーンズが 何オンスか知らないのは恥ずかしい(?)ので,残り布(切り放し布)があったので確認のため測ってみました。

日本で布地の厚さを 「オンス(oz)」で言うのは ジーンズくらいですが,米国では ジーンズに限らず 一般的で,どのくらいの厚さの布地か oz で分るようです。
例えば,ヒッチコック監督の映画 「裏窓」(‘Rear Window’,1954)で ジェームズ・スチュアート演じるカメラマン ジェフが,グレース・ケリー演じる リサに,カメラマンの仕事が如何に過酷かを説いて 結婚を回避しようと話すシーンで 下着の厚さ(薄さ?)を オンスで言います -

Jeff : “ ・・・  those high-heels,they'll be great in the jungle and the nylons and those six ounce lingerie...
          「 ・・・ ジャングル向けのハイ・ヒールに 6オンスの下着で ・・・ 」
Lisa : Three!
          「 3オンス!」
Jeff : All right. Three!  They'll make a big hit in Finland just before you freeze to death.
          「分った,3オンス。凍死する直前に フィンランドで大ヒットするだろうよ。」

そして,私は 重さ(単位面積当たり)を計測しました。

まず,短脚故の残り布から 縫い代部を除いたサンプル布を切り出します。
サンプルは誤差を小さくするために できるだけ大きい方が好ましいのですが,とりあえず 片脚分から 2枚 切り出しました。

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この寸法を測ると(厳密な長方形になってないので 長さ,幅のほぼ平均値をとって)-
「15.7cm×9.3cm」 と 「20.4cm×9.3cm」で,2枚の表面積の合計は 335.73㎠ でした。

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重さを 料理用のスケールで量ります。
13.0g を示していますが,計測値は 13.0 と 12.5 をふらつき,このスケールの計測最小単位は 0.5g なので,間をとって 12.75g としました。

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一方,布地のオンス(oz)は 面積 1平方ヤードの布地の重さを oz で示したもので,1oz=28.3495g1yard=91.44cm1yard^2=8,361.27㎠ です。

これらの値と 先に計測したサンプル・データ: 335.73㎠12.75g を使ってー

W=12.75*8361.27/(28.3495*335.73)=11.2007(oz) が求まりました。

先日 Brooks Brothers で買った,私の 最初で最後のブルー・ジーンズは,ほぼ予想通り, “11oz”  の Light Weight でした。
ブルー・ジーンズとしては 薄手で,非肉体労働者の軟弱者にして初心者,かつ 前期高齢者が穿くものとしては適していると言えます。

因みに,通常,ジーンズは 生地の重さで 次のように分類されます。

 ・12oz 未満 :                  Light Weight
 ・12oz 以上 16oz 未満 :  Mid-Weight
 ・16oz 以上 :                 Heavy Weight

因みに オンス(ounce)を示す記号 ‘oz’ の由来は ラテン語  ‘onze’ です。

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2019年5月 1日 (水)

Belt under or over Leather Patch of Jeans?

先日 70年の人生で初めて入手したブルー・ジーンズのループにベルトを通そうとして,はたと思いました。

ジーンズ用の幅があるベルトを持ってない,ではなく(確かに持ってない) ベルトは 右の腰に付いている  ‘Leather Patch’ の上か,下か?
どちらが正しい穿き方か? ルールが存在するか?

洋服の着方にはルールがあり,それを知って守っておこうという意識が若い頃からあります。

例えばー
ウールのスーツを着た時,白の綿ソックスを履かない,ベルトと靴は同じ色(できれば同じ材質)とする(できれば腕時計のベルトも)ー などはルール以前の常識ですが,ジャケットの袖は シャツが,1cm 程度見える長さとし,ジャケット裏襟から覗くシャツのカラー長さと揃える,座るときは ジャケットのボタンを外す,ダブル・ブレステッドの場合は外さない,ジャケットのラペル幅とシャツのカラーポイント長さとタイの幅はほぼ同じとする,・・・ 。

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ーで,これはどうなるか?
米国のサイトをいくつか調べてみましたー

‘on jeans,does belt go through or over the patch?’
‘Belt under or over leather patch?’
‘Jeans patch:belt through it?’
‘Does the belt go over or under the patch of jeans?’
などの質問に対してー
① over the patch
② under the patch
②’under the patch if the patch is made from a thicker leather
③ whatever is easiest that day
④ never wear a belt
⑤ remove the patch

の 大きく分ければ 5種類の回答があり,多くは 又は で ルールはないようです。

結局,私としては もしくは でいきます。
ほぼシャツをジーンズの中に入れないので ベルト部分は見えません。

他の着用品とのバランスで,くたびれたオジサン・ジーンズ姿にならないように心がけます。

試しに ネットで 「おじさんジーンズ」を検索すると 「40代のメンズファッションでジーパンはどうやって着るべき?」,「『若作り』はだめ? 50代以上のジーンズ着こなしテクニック」などのアドバイスがありますが,70代と断っているのはないようでー ほどほどに参考にして,70年間,それなりに着る物に気を遣ってきた私としては,私流にー 。

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2019年4月24日 (水)

70歳にして 初めての 「ブルー・ジーンズ」

昔は ジーパン,そして ジーンズ,最近は 「デニム」 と呼び方が変わった ブルー・ジーンズを,70歳にして初めて買いました。

約50年前の学生時代に オフ・ホワイトと オリーブ・グリーンのジーンズを穿いていましたが,70年間 ブルー・ジーンズは穿いたことがありませんでした。

日本で初めてジーンズを穿いたと言われる白洲次郎さん(ケンブリッジ大学で学び,終戦後 当時 外務大臣だった吉田茂の懇請で終戦連絡中央事務局の参与となり,私が長年憧れたエピソード:進駐軍との交渉の場で,「君はアメリカ人にしては英語の発音がいい。」と米軍将校を誉めたことや,GHQ要人をして 「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめたことなどと共に,48歳,1950年に撮られた 白Tシャツにブルージーンズ姿の写真で有名。)から 私が大学生だった1970年前後は,20年経っていましたが 偏見がまだあったようで,当時,神戸の短大の先生がブルージーンズを穿いた女子学生に講義を受けさせないと宣言した,あるいは教室から追い出したことが 新聞記事になったことを覚えています。つまり,「労働者の作業着であって 女子学生が穿くものではない。」との考えを持った大学教員がいる時代でした。

私が穿かなかったのは 単なる趣味の問題であって,偏見はありませんでした。

リタイア6年目,ほぼ普段着のみで生活をしている身として 懸案の(?)ブルー・ジーンズを穿こうと思い立ち,どれを買おうかと考え,当然  本格的に 泣く子も黙る ‘Levis’(Levi Strauss),あるいは  ‘Lee’,‘Wrangler’ などを考えましたが,ここは少し外して,現役時代 もっとも多くの ‘garment’ を買った ‘Brooks Brothers’ としました。

Brooks Brothers ホームページ(日本版)の「カジュアルパンツ」 41件を値段の高い順にソートすると 一番目に出ました,安くはありません。
ものによっては(vintage を除けば) ‘Revi's 501’ より高価です。
UNIQLO の高い方のジーンズが 6.5本買えるー「これは年金生活者の堕落だ」と内心 呟きつつ 思い切って買いました。

Supima® Stretch Denim Slim Fit Jeans” で,(おそらく)1110oz 程度のJeans としては薄めの生地です。
色は ダークネイビー(dark rinse)と ネイビー(medium rise)のうち ダークネイビー(dark rinse)を選びました。

英文の製品説明によるとー
Denim jeans, made from Supima® cotton with a touch of stretch woven in Japan. Slim fit. Italian washable leather patch at back and classic oxford stripe pocketing. Machine wash. Made in the USA.’ とあります。

スーピマ・コットンを材料とし,日本で織られたデニム生地で作られた米国製で,腰部の革パッチはイタリア製です。
今や 日本製のデニム生地はブランドになっているようです。

履き心地は 高齢者に優しい柔らかさがあって 「良」で, ‘Slim Fit’ ですが,細すぎずラインもきれいです。
裾幅は 19cmで デザート・ブーツを履いても トップに引っかからず,うまく被りそうです。
そして,これが 最初にして,おそらく 最後の ブルー・ジーンズになります。
ただ,学生時代に オフ・ホワイトのジーンズを穿いていた頃は,ウェスト(68~70cm)をピッタリ合わせると,尻周りがパツパツ(?),ピチピチだったのが,今は ウェストを合わせると 尻周りに 余裕がありすぎです,残念!

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参考に 『ジーンズ(jeans)』の定義および概略説明を 英文Wikipediaから 下記に付します。(拙訳御免。)

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ジーンズ(Jeans)は,通常デニムやダンガリーの布で作られたパンツやズボン(trousers)の一種である。

「ジーンズ」(Jeans)という言葉は,1871年に 「リーヴァイ・ストラウス & コーポレイション(Levi StraussCo) と共同で,ヤコブ・W・デイヴィス(Jacob W. Davis)によって発明され,18735月に ヤコブ・W・デイヴィス およびリーヴァイ・ストラウスによって特許を取得された,「ブルー・ジーンズ」と呼ばれる ズボンの特徴あるスタイルを指す。

リーヴァイ・ストラウスが特許を取得したズボンが登場する以前は,ブルー・ジーンズ(blue jeans)は青い色のデニムで作られた様々な衣服(ズボン,オーバーオール,コートを含む)に対して 長い間使用されていた。

「ジーン」(Jean)はまた,綿経糸(cotton warp)とウール緯糸(wool weft)で一般的に作られている(歴史的な)タイプの頑丈な布(「バージニア布」(Virginia cloth)としても知られている)も指す。

ジーン・クロスは,デニムと同じように,完全にコットンの場合もある。もともと カウボーイや鉱山労働者のためにデザインされ,現代のジーンズは10代の若者たち,特に暴走族サブカルチャ(greaser subculture)のメンバーの間で1950年代にポピュラーになった。

ジーンズは,1960年代のヒッピー・サブカルチャーでは 一般的なファッション・アイテムで,1970年代から1980年代にかけてのパンクロックと ヘビーメタルの若者のサブカルチャーでも人気があった。

今日では,特に西洋文化において最も人気のあるタイプのズボンである。 歴史的なブランドには,リーバイス(Levi’s),リー(Lee),ラングラー(Wrangler)などがある。

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